土浦市内屈指の鶏白湯の人気店
国道354号線＝土浦バイパス沿い、永国交差点そばにある市内屈指の人気店「特級鶏蕎麦 龍介」へ。ご主人の浅野明仁氏は、つくばを中心に茨城県内に展開する「活龍」での修業を経て、2012年8月に鶏白湯魚介の店「特級鶏蕎麦 龍介」を創業した。土日ともなれば駐車場は満車、2～30人の行列が出来ることもある人気ぶりだ。
店内はカウンター席とボックス席が混在。行列時は先に食券を買ってから並ぶシステムなのでご注意を。ラーメンは濃厚系の「純とりそば」を主軸に、鶏清湯のあっさり系「醤油そば」「塩そば」も提供。また、つけ蕎麦は「辛つけ」「海老つけ」も用意しているほか、肉まぜそば、台湾まぜそばもラインナップ。餃子や飯モノも用意している。
今回は「特級純とりそば(1080円)」をオーダーした。トロみがあるポタージュのようなスープは、鶏の旨味を凝縮した白湯。もちろん嫌な臭みは皆無だ。カエシは控えめで、素材の甘みや旨味を前面に押し出している。鶏油の香りも良い。そこに合わせるのは自家製の中太ストレート麺。モチっとした食感でスープとの相性も良い。
チャーシューはしっとり柔らかな鶏胸肉が2枚。上からペッパー、更に濃厚なチーズがかけられ旨い。つみれは軟骨と紫蘇が入って良いアクセントに。ほか、出汁がきいた黄身がトロリと流れ出す味玉、穂先メンマ、玉ネギ、銀杏切りの白ネギ、青ネギが乗る。完成度の高い一杯、あっという間に完食してしまった。
味も良いのだが、スタッフの活気や商品の勧め方から商売上手の成功者という印象を受けた。なお、夏場は恒例の「STRAWBERRY SHAVE＝いちごけずり(500円)」も販売しているので帰路にどうぞ。界隈には「土浦麺処龍乃舞」「茨城豚そば 特龍」「特級中華蕎麦 洋介」といったブランドも展開しているので、回ってみるとするか。
<店舗データ>
【店名】 特級鶏蕎麦 龍介
【住所】 茨城県土浦市永国778
【最寄】 JR常磐線「土浦駅」徒歩35分(3.0km)
