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肥宝館 -貧すれば丼する-

【栃木 小山】 煮干し中華蕎麦 山崎「特製 濃厚煮干し蕎麦(1200円)」

小山でセメント系を啜るなら「山崎」へ

JR小山駅の東口から歩いて7分ほど。県道339号=汽車ポッポ通り沿いにある飲食店街・小山東屋台村の一角で2016年6月から営業する人気店「煮干し中華蕎麦 山崎」へ。この屋台村には他に創作和食や中華、タンメンの店も入居しているが夜営業ばかり。そんな中、今回訪れた「山崎」は唯一、昼営業のみの店なのでご注意を。

店内はカウンター6席のみと狭い上、表から店内が少し覗きにくい構造に。そのため入口の左上にランプがあり、消灯時は空席無しなので外で待機。点灯時は入店可となる。そして食券を買うのは入店してから。麺メニューは、動物系+煮干+魚介の「濃厚」、煮干+魚介の濃厚スープ「極」と2種の中華蕎麦を提供。

ご主人によると「濃厚」の方が、やや出る率が高いそうだ。また、味付きの替玉「和え玉」も用意している。そして、普通の「和え玉」は11番、生卵付の「生和え玉」は12番、味玉付の「味和え玉」は13番とナンバリングされていて、オーダー時はこの番号をコールすると共に、食券をカウンター上に出すルールになっている。

今回は「濃厚煮干し蕎麦」を特製(1200円)でオーダーした。着丼までは2分ほど。スープは動物系と煮干しを合わせた、いわゆるセメント系。ビターで煮干しのインパクトたっぷりだが、しっかり下処理を施してあるようで嫌な臭みやエグみは皆無だ。少々塩味が強く喉が渇く感はあるが、煮干しファンも納得の味わいである。

そこに、菅野製麺所製の低加水でザクっとした歯触りの細ストレート麺を合わせている。やはりセメント系には、このタイプの麺が合う。チャーシューは鶏胸肉が2枚と、脂がトロっと美味しい豚肩ロース肉が2枚、ホロホロのバラ肉が1枚。いずれも良い味だ。そして、鶏卵の味玉の代わりにウズラの卵が3つ乗っている。

ほかトッピングは刻み玉ネギ、海苔3枚、小口ネギ、煮干し粉。和え玉は連食中につきご遠慮。しかしPOPに「当店のメニューは和え玉を食べて1作品と考えています」と書かれている中、注文をしないプレッシャーは結構エグい。次回は是非とも。なおTwitter閲覧者のみ注文可能な限定麺もあるので、煮干しファンは調べてから行くべし。

<店舗データ>

【店名】 煮干し中華蕎麦 山崎
【住所】 栃木県小山市駅東通り2-34-9
【最寄】 JR東北本線「小山駅」東口徒歩7分

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