二郎系×もんじゃのハイブリッドまぜそば
東武スカイツリーライン・草加駅の東口から歩いて5分ほど。草加市役所の南西側で2022年6月25日から営業する「まぜそばさなじ 草加本店」へ。コチラは北千住にある人気店「つけめん さなだ」の2号店。たっぷり、楽しい、超ジャンクをコンセプトに、二郎系×もんじゃを掛け合わせたハイブリッドまぜそばを提供している。
実は店舗の公式SNSでは2024年春に草加から足立区竹ノ塚に移店すると発表しているが、閉店してしまう前に草加の店舗へ滑り込みで訪問した。店内はカウンター6席と4人掛けテーブル2卓の計14席。この日はスタッフが1人で店を切り盛りしており、入店時に提供まで相当時間がかかると確認があり、了承の上で着席した。
麺メニューは「まぜそば」と「ラーメン」の2軸だが、とにかく「まぜそば」は種類が豊富だ。ベースとなるのは「さなじまぜそば」で、ほか牛すじ、明太チーズ、インド、釜玉、ネギ、辛、かぶり豚、無料トッピング使用不可の「シンプルまぜそば」など多岐に渡る。一方でラーメンは「さなじラーメン」一択とシンプルだ。
そして注文時にチャーシューの枚数を普通(1枚)、マシ(2枚)、マシマシ(3枚)から選べるほか、味付けちょいアブラとタマネギ、更にラーメンは生姜の有無も指定できる。チャーシューがバラとレアから選べるのも嬉しいところ。有料トッピングには生卵、韓国のり、油、しゃぶ餅、ジャンクアブラ、アブラ卵、チーズ、ウズラなど。
このほか無料トッピングとしてベビースター、オニオンガーリック、天かす、魚粉、ゴマ、生七味などを4種類まで各2匙ずつセルフで盛り付け可能なうえ、マヨネーズ、ラー油、レモン果汁なども無料で使い放題だ。今回は「さなじまぜそば(1050円)」を「レアチャーシューマシマシ(3枚)、アブラ、タマネギ」でコールし注文した。
予告はあったが着席から着丼までは50分ほど。途中でUber配達員が頻繁に品物を取りに来ていたので、目に見えない先客が多かったようだ。浅草開化楼製の平打ちでワシワシした食感の太麺の上に、薄切りでレアな肩ロースチャーシュー、千切りのキャベツ、モヤシ、胡椒、アブラ、タマネギがトッピングされている。
まずは丼底のタレに全体を浸すべく天地返しを。そして早い段階で無料トッピングのベビースター、オニオンガーリック、天かす、魚粉、さらにマヨネーズを少しずつ加え、味の変化を楽しみながら食べ進める。タレは醤油ベースだが、ベビースターやキャベツ、マヨが良い仕事をしてくれ、確かに「もんじゃ」を感じる味わいだ。
ただチャーシューはレアを選択すると薄切りなのでちょっと物足りないか。次回はバラ肉を選ぶことにしよう。最後は昆布出汁の割りスープを加えて完食した。トッピングやコールの情報が渋滞していてわかりづらいが、一度ルールを飲み込んでしまえば難しくはない。ジャンキーな「まぜそば」を欲した際はぜひお試しを。
<店舗データ>
【店名】 まぜそばさなじ 草加本店
【住所】 埼玉県草加市高砂1-12-43
【最寄】 東武スカイツリー線「草加駅」東口徒歩5分
★2024年3月9日「さなじファイナル」にリニューアル
★看板メニューは「炙り明太チーズまぜそば」