今日は数多くのラーメン店が軒を連ねることから「ラーメン街道」と呼ばれる県道6号=市川浦安線沿いの人気店に。東京メトロ東西線・浦安駅から北へ歩いて8分ほど。東京ベイ・浦安市川医療センターそばにある「麺屋 真星」だ。ラーメンフリークだったご主人の安田真人氏は、サラリーマンの傍ら本八幡「魂麺」で修業。
そして高校の同級生・知念宏真氏と共に開店資金をクラウドファウンディングで募り、念願かなって2019年12月に「真星」をオープンしたのだそう。お二人の名前に共通して「真」の文字が入っていることが屋号の由来だろうか。男性はもちろん、女性客が一人でも利用しやすく、美味しい店を目指しているという。
オープン当初は大山鶏ベースの「あっさり」「こっさり」「こってり」の3種のラーメンを軸に営業していたが、試行錯誤の末、2020年9月にメニューを刷新。現在は鶏100%の「濃厚鶏白湯らーめん」と、鶏清湯+魚介出汁の「淡麗鶏魚介らーめん」が主力である。また、まぜそばや期間限定メニューもラインナップしている。
この日の限定メニューは「焼き飛魚塩らーめん」とのこと。限定麺はTwitterで毎回告知されているので、気になる方はチェック後に訪問するのが良いだろう。また奥久慈卵のTKG、チャーシュー丼、タマゴ明太マヨご飯、炙りチーズご飯など飯モノも充実。今回は、1400円と超強気の値段だが「濃厚鶏白湯らーめん」の塩を特製を注文した。
大山鶏を使った鶏100%の白湯はサラっとした飲み口だが旨みは十分。塩ダレと相まって円やかな味わいに。塩は五島灘の塩、赤穂の天塩、島マース、瀬戸内藻塩をブレンドするコダワリようだ。そこに合わせる麺は、店入口脇の製麺スペースで打った中太麺。モッチリした食感でコシもあり、スープとの相性も良く旨い。
チャーシューは大判の豚肩ロースが2枚と、厚切りで皮付きの鶏チャーシューが2枚。いずれも絶品だ。ほか、黄身ネットリの味玉、胡麻油香るメンマ、笹切ネギ、三つ葉。そして丼央に乗るトリュフペーストをスープに溶けば、また別の表情に。最後は卓上の昆布酢を少し入れサッパリと完食。次回は淡麗鶏魚介を啜ってみたい。
<店舗データ>
【店名】 麺屋 真星(しんせい)
【住所】 千葉県浦安市北栄2-19-26
【最寄】 東京メトロ東西線「浦安駅」東口徒歩8分