浦和に凱旋した「つむじ」の絶品鶏魚介麺
JR埼京線・中浦和駅そばの「麺処 つむじ」へ。元々は北浦和駅そばで「旋(つむじ)」と漢字の屋号で営業し人気を博していたが、2015年に火災をおこし閉店。その後、東京都大田区の首都高羽田ランプそばに移転するも、すぐに閉店。翌2016年に屋号を平仮名の「つむじ」と改め、浦和に復活を遂げた歴史がある。
北浦和時代から味は折り紙つき。レギュラーのメニューは醤油・塩の2種の「らーめん」に加え、つけ麺、まぜそば、辛まぜそばを用意。また、限定メニューも提供していて、2019年7月~8月はガゴメ昆布を使った「昆布水つけ麺」だそうだ。今回は醤油ダレの「らーめん」を、全部入りにあたる特製でオーダーした。
茶濁したスープは鶏ガラやモミジを大量に使った鶏白湯に鰹出汁を加えたもの。粘度はさほど高くはないが、濃厚な鶏の旨味をしっかりと堪能できる。その一方、鰹も負けじと存在感を主張する。このハーモニーは麺はゴワっとした中太麺。固めの茹で上がりで歯ごたえがあり、ボリュームも満点。スープとの相性も良い。
トッピングには、まず厚切りのバラチャーシューが2枚。これが若干甘めの味付けで、塩味のあるスープの中で抜群の存在感を発揮する。ほか、臭みのない材木メンマ、黄身がトロトロの味玉とも手ぬかりはない。最後はスープに卓上の「激辛高菜漬け」を投入し、サッパリと完食。次回は「つけ麺」も試してみたいところだ。
<店舗データ>
【店名】 麺処つむじ
【住所】 埼玉県さいたま市南区鹿手袋1-3-18
【最寄】 JR埼京線「中浦和駅」徒歩1分