東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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暗記する力を養う

2013-07-09 09:00:00 | 学習全般

受験生でなくても、日々の学習をより定着させたいと考えていらっしゃるご家庭は多いですよね

 

教科ごとに勉強のコツはあるものの

学力、知識を養うという総合観点から考えると何を強化すべきかが見えてきませんか?

 

 

だいぶ前になりますが

数学は暗記教科の一つであるという事に触れました

社会や理科と同じ、暗記する力を以外にも必要とされる教科です

 

文系・理数系と分かれて大学受験を考える事になる訳ですが

“暗記”する力が学力向上には必要不可欠な力です

 

「社会は得意ですけど、数学は全くなんですよ」

などの意見もよく聞きますが、それは「苦手意識」なだけであって

どの教科も基礎学力の部分

分かりやすく言えば学校のテストで言えば80点くらいでしょうか

それくらいの点数は暗記力でまかなえる

と考えています。

 

中学の定期考査には、基礎、応用と大きく振り分けられ

さらに、知識問題とか思考問題などに細かく振り分けられていますが

その大元になる力は暗記です

 

では、暗記力をどうやって高めていけばいいのか?

 

市販の記憶力を高める教材もありますが

私はもっと身近でお金のかからない方法が良いと思うんです

一言に暗記といっても様々で

ある先生は「数学は手で解く物」と仰いました。

ある先生は「英語はリスニングとシャドーイング」と仰います。

数学は手で解くもの・・・

私たちは会話をする際に文法を考えて話している訳ではありませんよね

それと同じで意識しなくても使いこなせるまで解いて解いて解いて・・・

手が覚えるまで解く・・・解く・・・・

手がお喋りしているかのごとく問題を解く!

英語もそうです

聞いて、聞いて、聞いて、口にして、口にして、口にして、書いて・・書いて・・・

同じ事を繰り返す、繰り返す、繰り返す・・

日々の学習にそれを意識するだけでも変ってくるでしょう

 

暗記が習慣になっていない場合、なかなかスムーズに覚えられません

こんな方法が有効だと思うのですがどうでしょう?

「詩を暗記する」

「百人一首を暗唱する」

これを繰り返す事で、脳は暗記する領域を広げます

もうひとつ

「字をゆっくり丁寧に書く事」

字を書く際に、意識してゆっくり書いてみてください。

あれ?これで良かったんだっけ?

ここは止めるんだっけ?はらうんだっけ?

と、一つの漢字を注意深く見る癖がつきませんか?

細部に至るまでしっかり書く事は集中力を高め脳の働きを活性化するのではないかと

感じます。

 

お子さんの勉強の仕方が「暗記力強化」になっているかと

気にして見てみると、この夏の伸び幅も変わってきますよ。

そうした分野も意識して当教室では生徒さん達のご指導に力を入れています。