東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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受験生の夏休み~生活編~

2013-07-13 13:07:53 | 高校受験・大学受験

猛暑が続き、熱中症に警戒しつつ

それでも、体にはだるさや疲れが溜まってきていますね

こうした状況の中でも、ベストコンディションで勉強に励む努力を

受験学年さん達はしなくてはなりません

 

学校のない夏休み

生活管理は本人とご家庭の大きな課題になります

今日は夏の生活について触れてみようと思います。

 

一番親御さんをイライラさせるのは携帯の存在でしょう

小学6年生ならまだそこまでネット環境が充実している事は稀だと思いますが

中学3年生はLINEを始めとするネット環境がかなり充実していますから

iphoneやスマートフォンを親に預けたとしてもネット環境から遠ざけたとは言いにくいですよね

今時のゲーム機や音楽機器もそうですからね。

 

ここで注意したいのは無理やり取り上げるのではなく、本人納得の上でお母さんやお父さんに通信機器を預ける

という事です。

「うちの子は使用頻度は低いから大丈夫」

なんて思っていませんか?

お子さんの使用頻度は低くても・・つまり自分からメールをしなくても

お友達から来る事は多いですよ。

一通のメールで集中力を途切れさせるなんて、もったいないですよね!

親御さんにもご理解いただきたいのですが

受験は戦いです。第三者との戦いもありますが、自分との戦いでもあります。

当教室の受験生皆さんには話しましたが、外部との完全な断絶、シャットアウトする必要がある。

孤独との戦いをこの夏実践する事!

 

観たいTV、やりたい遊び・・それらを最低限に抑え勉強に集中するのが受験生の夏です。

 

さて、見守る側は何をすべきでしょう?

私自信そうでしたし、多くのご家庭でもそうだと思うのですが

お子さんへの接し方は本当に悩まされますよね。

あくまで私の考え方なので、それが正しいとか正しくないとかの話では無いので

ご了承くださいね。

 

今までのようにお友達と過ごす事の殆どなない夏休みです

ここから入試に向けて過ごしていく中で

生活面が気になる事も多々あると思いますよ

 

部屋を散らかしっぱなし・・

お手伝いもせず・・

電気すら消さない・・

靴も放り出して・・

と、普段少し気になっていた生活面がクローズアップされるものです

これはお子さんの性格によりますが

お手伝いをする事で気分転換になるお子さんと

勉強以外は好きな事に浸り気分転換したいお子さんとに別れると思うんです

 

私の経験の中ではどちらもいました

気がつくと皿洗いなどしていて「どうした!?」と思う事もありましたし

部屋の中が足の踏み場もないくらい、教科書と洋服が散乱していて、それでも平気

 

気分転換にお手伝い・・一見羨ましく見えますが

善し悪しです。

しまいには「お手伝いはいいから、自分の事をして頂戴」と言いたくなります。

 

受験生にとって一番の仕事は勉強ですから

生活面でだらしない部分が目についても、この時期だけは・・・と目をつむってあげた方が

良い場合が多い気がします。

これは高校受験より、中学受験に多くみられる傾向だと思いますが

小学6年生、まだまだ器用ではありませんから

一つの事に集中する為には、他の事が疎かになるのは仕方のない事

と、親御さんが一歩大きな気持ちでお世話する方が円滑になると感じます。

 

テストでミスの少ないお子さんの傾向は

生活面がとてもしっかりしている場合が多いというのは随分前に書きました。

これは私個人の意見ではなく、多くの先生方が認識していらっやるところです。

電気の消し忘れや、扉の開け閉めを忘れない、出したものは元の場所へ・・

靴をきちんと揃えたり、消しゴムのカスをひとまとめにして床に落とさない・・・など

一つ一つの事に気を配り、何事にも丁寧に取り組む姿勢が習慣になっている事が

テストにも表れるのだという事です。

ですが、そうしてこなかった生徒さんが、受験期になって

そうした習慣をつけようと努力したからと言って、テストで急にミスがなくなる訳ありません。

むしろ負担でしょうね。

 

受験生はこの夏から追い込まれていきます。

精神的にも現実的にも追い込まれます。

生活面の細かな事は、受験が終わってからでも間に合いますから

ここから受験が終わるまでは

身の回りの事は、親御さんがぐっと我慢してお世話してあげてもいいと思いますよ。

どのお子さんも、そうした事に心の中では感謝していますし

だからこそ、志望校合格に向けて励めるのだと感じます。

 

今日は長くなりました。

最後までお付き合い有難うございます。

 

今年の夏も、受験生さん達を筆頭に当教室は一緒に頑張る教室として

熱く過ごしていきますので、ご協力よろしくお願いします。