今週も引き続き、私立大学一般入試を受けている当教室の受験せいさん達は
試験後に自習したり、質問を用意して来たりと復習に余念がありません
医学部受験は既にほぼ終了という感じですが
早慶はこれからですから、まだまだ気を緩める訳にはいきませんね
そんな受験生を横目に、来年受験を控えている生徒さん達への指導は始まっています
先日も書きました塾内テストでは、初めて受験に挑戦する生徒さん達に向けて
入試テストを受けるという事の概念と言いますか、これまでとは違うものに挑戦するんだと言う
意識を持ってもらえるように促しています
今回の塾内テストは新中学3年生ですが
中学受験をした内部進学生は参加していません
全生徒さん参加の塾内テストは3月始めに実施します
こちらは業者テストですので、合否判定と偏差値、全国順位等が数値化され
また、弱点となった教科の詳細も明記されますね
6月から始まるvもぎに備えて行きたい所です
私の考えなのですが、こうしたスタートで順調に滑り出す事が大切だと思っています
初めての会場模試でショックを受けてしまうと
”会場模試が苦手”となってしまい、入試に臆病になってしまう事もあります
実際、今回の入試に近い形でのテストでは
学校のテストとは比較にならない点数を見て、ショックを受けていた生徒さんもいました
学校では得意だと思っていた教科
それが、入試には通用しない事を初めて感じた瞬間です
学校では80点以下の数字なんて見なかった教科でも
入試問題では50点ほどになる事もありますし、今回のテストでは国語で30点ほどしか取れなかった
生徒さんは本当に落ち込んでいました
学校のテストと入試対策問題、そして日々行う小テスト
この3つは生徒さんにとっては同じテストかもしれません
しかし、学習して行く中でそれらは、それぞれが異なった意味を持っているという事に気がつかなくてはなりません
何の為のテストか?そこにどんな意味があるのか?・・という事です
そう考えるとおのずと目標点が見えてきますね
学校のテストは、どれだけ真剣に授業に参加しているか?
先生の話を真剣に聞き、ノートに書き込み、宿題から学び取る
という事が出来ているかを確認する為のテストでしょう
教科書以上の難易度の問題は出ないのが普通です
なので
目標点は100点を目指す事もできます
小テストは何の為にあるのかと言えば、これも確認の為と学習にメリハリをつける為だと思います
暗記する力を養い、習慣付ける事で学力の基盤が強化されます
小テストの目標点としてはやはり100点をとる気持ちで学習する事が
その学習法を最も有効化する事になるでしょう
しかし、入試対策問題は違います
入試対策問題では100点を目指す気持ちもわかりますが、100点をとろうとしては失敗します
実際の入試でも100点をとろうとしては失敗します
100点を取ろうとするのではなく、結果が100点になったというなら良いのです
実際、当教室では高校入試で100点を取った生徒さんがいました
しかし、その生徒さんも結果を聞いて初めて満点だったと知ったくらいです
日々の積み重ねが高得点になるのですが、入試とその他のテストでは持っている性質が異なるという事
それを親御さんもそうですが、お子さん自身が知っているかいないかで違いが出てきます
入試は志望校のボーダーをクリアする事を目標にすれば、各自の目標点は出て来るでしょう
そして、その他のテストでは100点を目指して学習するという事です
言うのは簡単ですが、実行するのは難しいですね
だからこそ、私たちがサポートしています!
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