東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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英語教育の低年齢化にあるメリット・デメリット

2016-12-06 12:17:42 | 学習全般

今日はこちらの記事から英語教育について書きたいと思います

お時間のある方はぜひご覧ください

 

英語はこれまでの教育スタイルを変え 読む・書く・聞く・話す の四技能教育へ

という話は最近話題になっていますよね

英語検定も筆記が導入されましたし、文法だけでは対応できない力を試そうとしています

しかし、今日ご紹介した記事にもあるように

日本語を理解することより優先されるのか?

という所に私も不安があります

言葉を学ぶという事は、その国を理解する事

と話す先生もいらっしゃいますよね、その通りだと共感します

英語を学ぶなら、英語圏の文化や歴史・習慣などを知りながら学ぶ事が必要だと思うのです

 

世界の中で、日本語は難しいと言われていますが、生まれ育った子が日本語を使えない事はありません

でも、正しく理解する事はとても難しいですね

受験期、特にこの時期になって足を引っ張るのはやはり毎年国語なのです

その反面、英語を脳内で変換せずに理解するには、小学校に上がる前に英語に触れる習慣が必要と言う研究も

あるようで、矛盾しているようにも見えます

この矛盾に付いて私が思うのは、バランスの問題だと言う所です

 

英語が小学校で教科となり、英語で挨拶や会話だけでなく作文まで書くようになるかもしれません

その一方で日本語を学ぶ必要もあるのですから、簡単に言ってしまえば

小学校に上がる前からの計画的な学習が必要だという事でしょう

現在の保育施設等には学力育成の義務はありませんが、子どもの脳が一番物事を吸収するのは

小学校に上がる前とされています

つまり、乳児のときから計画生を持ってバランスよく教育することで、国語とか英語とかと

教科別に捉える必要はなくなる と考えられるように思います

もちろん、学校に上がってからは教科と言う括りを意識し学んでいくわけですが

日本語が優先、英語が優先と言う捉え方をする必要はすくなくとも薄れていくのではないでしょうか

 

教育界の大きな変化は塾にも直結しています

来年から使う英語教材はQRコードが付き、各自が音声による問題を聞きながら学習すると言うシステムに変わりました

また、ワンウェイ授業からアクティブ・ラーニング授業への切り替えも必要でしょう

暗記力で乗り越える為の学習は2番手・3番手となり、根拠を持って意見を言える事、その為に必要な思考力の育成に

重点が置かれると言うのは、非常に難しい領域だと思っています

つまり幼少期によくあるフラッシュカード等に代表される暗記力の強化といった学習法は

時代遅れと言われる時代が来たという事でしょう

もちろん、それらが必要なくなる訳ではありませんが、より優先される力の方が遥かに難易度が高いと言えます

 

全てにおいて言える事ですが、バランスよく行う、バランス良く学ぶ事が

これからの時代に一番必要な事です

アジア先進国の中でもトップで学習時間が少ないのは日本だと言う事実も忘れてはいけませんね

受験期になってから後悔しない為には、幼少期からの計画性のある学習を始めて欲しいと思います


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