小学生・中学生とのディベート授業
地球環境を考えるテーマが続き、生徒さんたちの一辺倒なものの見方を
もっと広げて欲しいと考えていました
様々な教材を探し、環境テーマ特に今欲しいと思う問題を選ぶのが私の役目
それらを目にしてから、どう考えどう話し合うかは生徒さんたちに主導権をもたせています
地球環境というと、発電やエネルギーに目が行きやすいので
今日はフードマイレージという視点から地球環境を考えました
この現実に対して、グループに分かれ意見をぶつけます
日本がどれだけ輸入に頼っているかはこれまでの学習でよく理解していましたが
それによってどれだけ環境に影響が出ているか?は考えて来ませんでした
輸入に頼ることをやめたほうが良い という意見と 仕方ない、このまま輸入を続けよう
という意見対立でそれぞれ話し合ってもらいました
しかし、全員が輸入に頼らないで日本の食品を食べようという意見を根底に持っているので
輸入賛成意見がどうしても弱くなってしまいました
そこで、私が輸入賛成派となって意見をぶつけると、みんな考え込んでしまいます
つまり、まだ根拠が弱く主張に自信がないということです
反対に輸入反対意見を私が話すと、みんな納得の表情・・
まだまだ流されやすいですね
宿題だったダムのメリット・デメリットもそれぞれしっかり考えて来たり
地球環境についてこれまで以上に考えた1ヶ月ほどでした
考えるということに以前よりは慣れて来たようです
環境問題もまだ続けたいのですが、そろそろ心情に向けても始めて行きたいと考えています
400字程度の作文も様になって来ました
これから細部にも気を配れる書き方を意識できるように、まだまだ書くという課題も続きます
1年後、生徒さんたちが何を考えどんな意見を見せてくれるのかとても楽しみです!!