東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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入試英語に強くなる

2015-12-02 09:00:00 | 英語編

英語力を鍛える為に留学をお考えになるご家庭は多いと思います

実際、英語力と言う狭い範囲で考えれば英語圏で暮らす事で「英会話」には強くなります

教科としての英語ではなく、言葉として英語に親しむ事は

日本で単語の勉強をするより遥かにスピーディーで効率が良いでしょう

しかし、残念ながら入試英語に強くなれるかと言えばYesとは言い切れません

当教室の生徒さん達も短期留学を複数名が経験していますが

結果的に良かったのかは疑問が残ります

 

英会話と入試英語の違いは明確です

日本語で言えば教科としての国語が苦手な生徒さんが多いですが

それと同じですね

言葉の成り立ちやルールを守る事が苦手という事です

何かで読んだのですが、英語は日本語より単純で厳密なルールがあります

それは英語が多国籍の方がわかりやすいようにとか、使いやすいようにという配慮があるからだと

書かれていました

また、英語の感情表現は全て受動ですがこれは「神様から与えて頂くからだ」と言う発想からによるものだと

言う話は随分前に記事に書きましたね

 

入試英語を学ぶ上で英会話と入試英語は別物だという認識をしていたら

英語が苦手だから留学して得意になろうという発想はあまり的を得ていないという事に気がつくのではないでしょうか

 

中学生の英語では苦手になる原因は殆どが「単語を覚えていない」事と「文法が理解できていない」という2点が中心

になって来ると思います

身近な単語から簡単な文章を作って行くのが始めの過程ですが、単語を覚えていない事で

それが複数形になったりした時にはすでにお手上げになっている

原型を覚えていないのに複数形にしたり活用するのは困難でしょう

また、代名詞を覚えていないなら殆どの文章で読解できない状態になり、その部分を明確にしないまま先に進めても

「やっても出来ない」という結果になり、そもそも意味を理解しながら読む事ができませんね

日本語でも一つの文の中に主語が二つも三つもあるわけありませんが、同じようにbe動詞が幾つもある事に疑問を持たない

という状態になる事も珍しくないんです

この状態で学年が進んでしまえば完全に英語が苦手、出来ない・・と自他共に認める事になります

中学生はまず単語を正しく覚える事、そして文法をマスターする事が英語を理解してテストで得点を取るには必要な事です

英語が全く理解できない・・と当教室を訪れる生徒さんが半年や1年後には「得意だよ」と自分の口から出るのは

英語テストで得点できる方法で学習している結果だと思います

 

では高校生はと言うと

中学で学ぶべき事をしっかり学べているなら、「文系をマスター」し、「熟語を増やして行く事」を始めに行い

それが出来るようになってから次のステップです

文章をSVOCにしっかり理解しながらわける事が出来るようになるには時間がかかるでしょう

単語だけ覚えていても熟語としての意味を理解していなければ読解は出来ないでしょう

英会話ではその部分がないので得点できないわけです

itが示している文を答えるには感ではなく知識でなくては入試英語には通用しないんですね

 

では講師陣がお勧めする高校生の英語の学習法ですが

まずはSVOCをしっかりマスターする事、そして音読をしてどこで区切るのかを習得する事

などがあります

実際、授業ではSVOCを書き込みながら黙読をしますが、そこが本当に正しく書き込めるようになるには

時間がかかります

短い分からそれは始まり、入試が迫っている頃には1000字を超す文章で正確に理解できなくてはなりません

長い時間が必要だという事ですね

 

中学の時に正しく単語を覚え、高校ではそれを活用できなくてはなりません

英語は単元事に区切る事の出来ない教科ですから、「休憩」はありません

どこで躓いても、それを克服しながら進めなくては結局のところ成果はありません

入試英語に強くなるには王道の学習法があり、道筋があるという事

 

教科としての英語に自信を持てる学習をしましょう!

新高校1年生(内部進学生含む)募集中です

冬期講習から入試に強くなる英語を始めましょう!!

 

 

 


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