2020年に大きく形を変える大学入試ですが
それを待たずに、高校入試、中学入試ではすでに変動が始まりました
大枠としては、数学より国語が難しくなり
特に記述での回答を求められる問題が増えたことが印象的のようです
ですが、来年も今年と同じか?というと
私は違うと思っています
記述式の回答を求めるのは、今後当たり前の出題傾向となりますが
それにより、他の教科が軟化するとは考えにくく
徐々に難易度を上げていく傾向であると思います
逆に減るのは知識、暗記に頼る問題でしょう
社会に至っては何を削るかが検討されている最中ですし
暗記量が膨大になった歴史教科はそのボリュームが抑えられるのかもしれません
時代背景を念頭に考えると、英語はより実用的に習得する必要があるのは歴然です
小学生から英語を始めるというのも道理にかなっているでしょう
問題は、そうした学習をしてこなかった世代が
試験的に試されるということになったので、早急な対策をしなくてはなりませんが
そのことにまだ気がついていない生徒さんも多く
対策が遅れていることだと思っています
英語の学習が単なる教科という概念から離れていないことで
「英語で考える」という習慣がありません
更に言えば、自分の意見を求められるような形式のテストには
全く慣れていないわけですから
生徒さんたちにとっては非常に難易度の高い問題と映るでしょう
当教室では、対策として英語授業に「スピーチ」と名付けた授業を行います
様々なテーマを提供するために、TEDを鑑賞しそのテーマについて
それぞれの意見を出し合います
意見が出揃ったところで、今の考えを英文でまとめ発表します
月に1回程度、ネイティヴティーチャーや英語を専門にしている先生を招き
一つのテーマに沿ったプレゼンを行います
ただ文法や単語を習うだけでなく、互いに英語で会話し
文章を書き、発表する
英語検定なども、2次試験を突破しにくくなる2級レベル以上の実力をつけ
同時に思考力、論理力を養うことが狙いです
「あなたの意見を書きなさい」と言われても
ほとんどの生徒さんが、「考えたこともない分野だし・・」と言います
平和な日本では、教科書で学習することが当たり前ですから
教科書に書いていないことを質問されることに弱く
文化的にも自己主張することも少ないですから、いきなり自分の意見
と言われても、何も考えられないというのが普通でしょう
なので、様々なテーマを元に毎週考え、文章に教科書以外の経験値を
あげる学習をすることで、大きな対策ができると考えています
現在は高校生のみの授業となっています
小学生は日本語でこうしたスピーチの授業を行っています
この春から、皆さんも始めませんか?
ご参加おまちしております!