東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

算数工作教室を始め、基礎基本を理解する学習を中心に補習から進学までをサポートしています。

小学生の集中力

2013-05-11 07:46:53 | 学習全般

2年前、小学校入学と同時に通塾を始められた生徒さん達がいます。

 

1年生から塾!?

ちょっとビックリされますか?

 

あれから2年が過ぎ、今は3年生・・我が子のように成長に目を細めるこの頃です

昨日はそんなある生徒さんFちゃんの振替授業がありました

お稽古ごとにも忙しいので2時間連続の授業となりました

 

普通考えれば小学3年生、2時間の授業に集中力がもつのか?

と不安になりますよね。

私も正直不安なところもあったのですが、見事にそれは

大人の勝手な物差しだったと思いました。

 

2時間と言う事で、通常は取らない時間で休憩をはさみましたが

授業中は一生懸命考えて予め予定してあった課題をすべてこなし逆に時間に余裕が出来たので

小テストまで進める事ができました。

内容は盛りだくさんでした♪

・形の問題

・長さの問題

・掛け算

・割り算

・大きな数の計算

・時計の計算

これらを2時間かけて学習しました

形の問題は当時なかなか理解できず、筆箱や消しゴムを使って

何度も辺と面と頂点の数を数えました(懐かしい)

時計の問題はかなかな難しく1年生の頃から大の苦手でしたが

筆算で計算できるまでになりました(^◇^)

 

時計の筆算で理解が難しいのは

例えば

7時間から1時間45分を引く時に

7時間の1時間を分に直し6時間60分として計算します

時間なので60分とするのですが、元々の分の計算は繰り下がりの時に60では無く

普通に10を繰り下げれば良いのが60繰り下げたくなってしまうんですね

わかりにくいですね・・

 

 6時間60分

-1時間45分 

 5時間15分

普通に60-45すればいいのですが、時計の計算だから60繰り下げ?

と迷う訳です。

時間を分に直したから60なのですが、なかなか理解に苦労するかもしれません

 

長さの問題では

「これがcmじゃ長いから・・・mmだね」とか「これはmでしょ」

と物の長さを表す時、どの単位を使えばいいのかをよく覚えてくれていました。

 

学年の違いはあっても、その時に理解できるレベルの難易度で言えば

簡単ではありません、一生懸命考えて2時間過ごす経験

これから先の学年になって衰える事はありません。

1年生から習慣付けてきた賜物だと昨日はつくづく感心しました。

 

もう一つ感心したのは文章問題に対して拒否感が無い事です。

計算問題に偏りがちな低学年ですが、常に文章を読んで立式する事を

習慣としてきましたので、文章問題を見ても同じように取り組めるんですよね。

正しく立式し、計算できるようになってからスピードを付けて行けば

ただ計算が早いよりも、よっぽど有利です。

訓練でこれだけの量を脳を酷使しながら過ごせるようになるのですから

子どもって凄いですよね(*^_^*)

集中力も養われながら過ごしてきた2年間。本当に良い流れが作れていると嬉しく思いました。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。