昨日は久しぶりに教材をお願いしている出版者さんとゆっくりお話をする事ができました
とても話のしやすい営業の方で、いろいろ情報をもらっています
今回も豊富な情報を仕入れる事ができました
やはり、私の関心は新教育体制にあります
改訂版の教材の説明を受けながら、その部分にどう対応して作られているのかは
大変興味深かったです、とういのは
当教室がメインで使用している教材はある大手塾と同じ物なので
改訂もおそらくそちらの意見や要望が反映されている可能性があります
確かに改訂された教材は新教育体制に対応するものになっていました
特に英語は 四技能 読む 書く 聞く 話す と幅広く試される試験になるので
大きな違いがあります
一番困る所は 聞く の部分かな? と思っていたのですが
改訂版はその部分もクリアしていましたが、その方法に少し戸惑いました
聞く為には何か機械を用いる必要があります、この改訂版は
今や小学生でも手にしているiPhoneを使うと言う利用の仕方です
ただ、受験生にとって携帯のたぐいはあまり仕様を勧めたくはありません
それに、高校生になるまで持たせないと決めているご家庭もあります
実際、携帯を手にしていれば便利ではありますが、強い誘惑に負けないとも限りません
ただ、iPhoneを手にしている子はその機能を使って聞こうと思えば何時でも聞く事ができるので
場所を選ばない学習が出来るという事になります
それでも受験生に携帯の仕様を勧めるというのはあまり乗り気がしませんが
そうした考えも時代遅れになっていくのでしょうか・・
また、小学生の通塾がこれまでより必要となります
今の子供達は 書く という事に慣れていないのです
特に 自分の意見 という所では弱さが出ます
こうした力の育成には中学からの3年間ではそうそう間に合わなくなるので
低年齢からのしっかりした学習法が必要になるのです
こうした取組みに対して、ご家庭ではまだあまり関心が無いかもしれませんが
事実、対策を迫られている時期なのです
下の問題をご覧ください
これは小学6年生の算数の問題です
実際に中学生、高校生に解いてもらいました
この問題に挑戦してもらったのは10名ほどですが、自力で解けたのは1名でした
高校生は30分以上考えた上にギブアップ
他の中学生も1時間近く考えても答えが出せなかった生徒さんもいます
1名のみなのですが、この問題を解いた生徒さんが考えた時間は10分ほどでした
中学生も高校生も現在の学力で言うと決して学力不足な生徒さん達ではありません
何が言いたいかと言うと
深く物事を考える習慣が必要だという事です
そして、こうした問題を解く力を養うには時間がかかるという事です
こうした問題に取組むとき、仮定を立ててみる必要が出てきますね?
もし、こうなら もし、ああなら もし・・
と考える必要があるのですが、生徒さん達に実際に考えてもらい、かかった時間からも
長期計画のもと、適切な学習法で養う力だという事がわかると思います
先ほど1名のみ、この問題を10分ほどで解いた生徒さんがいると書きました
この生徒さんは小学生の頃から当教室に通ってくれています
そして、現在中学3年生です
おそらくなのですが、この問題は小学生から当教室に通ってくれている生徒さん達は解けるでしょう
実際、この問題を小学生の頃に解いていますから、覚えてはいないでしょうけれど
考え方 は身に付いていると思います
この問題の答えはお子さんと一緒に考えてみて下さい
解答は次の記事に書こうと思います
現在、小学生の授業は学童教室にて行っています
塾とは異なるシステムですから、週2回通ってもらっても10,000円を切りますので
ぜひ気軽に受けてみて下さい
説明会 10月29日 13時より 学童教室にて行います
これからの入試に備えるには小学生からの適切な学習が肝心ですね