冬期講習最後の日に中学生さん達は塾内テストを実施ました
いつもそうなのですが、季節講習で短期間に集中したあとはやはり結果も上がっています
特に中3生さん達は日曜日を除き毎日塾で自習と授業
大みそかも元旦もいつもと変わらずに過ごしました
入試まであと約1ヵ月となった受験生さん達
学校が始まった事でせっかく定着し始めていた生活リズムも学習習慣も崩れ始めています
不安を抱えている生徒さん達と休憩時間にする会話も
入試に関して、自習に関して・・・が多く
いよいよ、その日が近づいている事を実感しています
入試までに得点力をつけられる教科、分野と、その逆に今はこだわらない方が良い学習は
お子さんのここまでの学力や得意分野で別れてきますが
多くのお子さんにとって、「記述問題」が高得点の邪魔になっている事は間違いないでしょう
しかし、今記述にこだわって本当に良いのかは、お子さんの性格や今の学力により異なります
計算問題や暗記問題、抜き出し問題等と比べると少し違う力が必要なのが記述問題です
語彙力が無くては得点しにくくなっているのも痛感します
生徒さん達との会話のなかにも、語彙力不足にる問題は出てきますし
実際問題を解いている時にも出てきます
語彙力が不足している場合、自分の意見や考えを決まった文字数の中にまとめる問題で
多くなるトラブルは「指定された文字数に収まらない」という事がよくあります
逆に400字など、作文用紙一枚を使っても、一つの内容しか書けていない事も多いです
考えた事、気が付いた事、伝えたい事・・・
それらは素晴らしいのに、字にする時点で全く違うものになっているのが現状です
残り1ヵ月で補うにはとても向いている分野とは言えません
そえぞれのお子さんのこれまでの取り組みにもよりますが、模試などで全く加点されていないなら
そこにこだわるのは危険でしょう
これから受験生になる学年のお子さんたちにはまだ時間がありますが
やはり、先にしておきたい事は山積みです
語彙力と記述力をつけるには、低学年・・幼少期の頃から
沢山の本を読み、まず語彙力をつける事、そして定期的に作文を書いて自分の気持ちを
字にする事、字を使って自分を表現する力を養っていく事でしょうね
そして、この分野において学校を頼りにしていても駄目だと言う事がわかります
学校ではやらなくてはいけない他の学習が優先されていますから
なおざりにされがちな分野とも言えるでしょう
この点についても3月15日の講演会でお話しする予定です
今年度の受験生さん達にとっては最後の1ヵ月です
焦点を絞り、充実した時間を送ってほしいです
さぁ、もうひと踏ん張り!頑張りましょう!!