先週より面談をさせて頂いています
天候も悪いなか足を運んでいただき申し訳なく思いますが、各ご家庭とこうして
お話しする貴重な時間を頂き感謝しています
今回お話するなかで、テーマになってるのが
「部活動と勉強のバランス」についてです
文武両道という言葉がありますし、学力に優秀な生徒さんがスポーツにおいても
活躍されている事例は多く存在しています
しかし、それほど簡単ではないのが現実です
当教室の国立大学へ進学した講師陣はまさに「文武両道」を極めた
類い稀な能力を持った少数派の人たちです
当教室で高校受験期を過ごし、大学に向けて通塾している生徒さん達の8割は
学校での部活動に参加していません
高校受験期に「文武両道」の厳しさを知り、大学受験に向けては「勉強を優先」
させる事にしたからです
しかし中学生はなかなかそうはいきません
小学校の頃、中学生なったら何部に入ろうか?
と、ワクワクしていた事でしょう
小学校には無いものの一つにこうした部活動があり、子ども達は部活動に憧れも持っていますし
実際、部活動を通して学ぶコミュニケーションや協調性は必要だと思います
ただ、親として忘れてならないのは「子どもの仕事は勉強」だという事
本業の勉強を疎かにしてまで部活動に偏り、志望校を諦める結果になったり
不本意な進学をする事が本当にお子さんの為になるでしょうか?
お子さんには将来が見えていません
進学が人生においてどのような「分岐点」になるのか
進学の違いが自分にどう影響するのか
それらを知っているのは親御さんであり、私たち大人です
成績が振るわない場合、それでも部活動を優先させる事が賢明とは私は思いません
だからといって部活動を辞めさせると言う手段も良くはないでしょう
一番大切な事は「バランスをとる事」です
やりたい事だけをやって過ごしたという経験はその後の人生にはマイナスです
時には我慢し、嫌だと思う事とも向き合うという経験が社会に出てから非常に大切だという事は
大人なら誰しも経験している事です
何かを得る為には何かを犠牲にする必要性が出てくるのが人生だという事
わかってはいるけれど・・・となってしまうのが親だという事もわかっていますが
本当にお子さんに幸せな人生を送って欲しいと願うなら
「バランスをとる」訓練をするチャンスだと考えて、部活動と勉強を平行させていく為の忍耐と努力を
お子さんに経験させていく必要があると思いませんか?
今日も冷たい雨が降っていますが、張り切っていきましょうね!
親御さんも頑張りましょう!!私も頑張ります(^^)
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