東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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小学生の本音と建前

2013-10-17 01:33:41 | 学習全般

あっという間に形を変える雲・・子供のようです

思い出してみてください

自分が小学生だった頃・・・・

勉強、好きでしたか?嫌いでしたか?

 

ひと昔前だと

小学生の頃はやんちゃな男の子はランドセルを放り投げ友達との待ち合わせ場所に

走っていくのが普通の光景

女の子も誰かの家に集まってお喋りして・・・・

実際、勉強が好きだったか?嫌いだったか?

よほど印象に残る出来事でもない限り覚えていないと思いませんか?

少なくとも、今のように塾やお稽古事で多忙な小学生は多くはありませんでした

もっともそうして過ごした世代の子供は今いい歳になっていますけど・・

 

小学生にとっては遊ぶ事も仕事の一つでしょう

コミュニケーション能力や人格の形成の土台として

他人との関わり方を学ぶ時期でもありますよね、勉強以外にも学ぶことの多い小学生は

時代とともにその生活スタイルを変えているわけです

 

私は基本的に小学生さんには中学受験をお勧めしてます

公立中学が悪いとは言いませんが、“入試”のない進学となる為

学習意欲がわかず、意識を持った学習習慣も身につかないまま中学生になってしまう生徒さんが多い事が

高校受験で失敗する要因の一つだと考えているからです

子供は順応性が大人より高く柔軟です、遊びたい盛りの子を勉強で縛るのは気が引けると

と言った場合はその程度やバランスを考えてみてください

実際、私立中学に進学しなかったとしても基礎となる土台を学び、テストではそれなりの点数を

取れるようになると、自然と勉強が嫌ではなくなっていきますよね

やればやっただけその効果を目に見て感じ取れるのが小学生です

中学になるとやってもやっても思うように伸びず悩んでいるうちに嫌いになっていってしまいます

 

当教室の小学生さんたちは「勉強が好きとまでは言わないでしょうが嫌いとも言わないでしょう」

小学生にとってまだまだ先の長い学生生活が待っています

その事はお子さん達自信が知っていますから勉強が必要である事も理解しています

 

建前では「やりたくない、好きじゃない・・・」と言うかもしれませんが

本音では「出来るようになりたい」と思っているのだと

日々お子さんたちを見て思います。

 

ここで一つ・・親御さんが高学歴でお子さんと良い関係を築いていたとしても

親御さんが直接学習指導に当たるのはあまり良い事だとは思いません。

勉強は褒めて伸ばしたいところですが、間違いを直していく作業がどうしても必要です

また、なかなか理解できない時、お子さんにとっては大好きな親御さんに

かっこ悪いところを見られる訳ですから、だんだん素直になれなくなってしまうでしょう。

 

小学生は「好き」になる事が一番大切だと思います。

お子さんが勉強を好きになる為に何ができるか?ぜひ検討してみてくださいね。

 

 


受験生の悩み

2013-10-14 12:03:44 | 受験生さんへ

この時期受験生さん達には否が応でも焦りが出始めます

悩みは様々ですが、ここまで順調に伸びてきた生徒さんも“停滞”に悩んでいたりするものです

特に、伸びてきていた生徒さんにとって、ここからは本当に偏差値の1が大きくなります

60を超えてきた生徒さん達です

58から60に伸ばすより62から64に伸ばす方が大変なんです

跳び箱(懐かしい)に例えてみると段差が激しい・・・と思ってください

お子さんの力でその段差をここまで軽く飛び越えられて来たとしても

いよいよ、なかなかスムーズに飛び越えられない高さになってきたんです

 

「何をすればいいかわからないんです」

そう生徒さんから相談されるのも毎年この記事です

それまでは単元学習がありましたから学習する内容が明確だったのに対し

今は総復習と応用の演習を重ねる時期です

各教科での「何をすればいいか」ではなく

やらなくてはいけない事が多すぎて、どれをどの程度すればいいかがわからない・・

どの順番に、どれをどのくらい・・・

という事なのです。

不安が大きければ大きいほど自習に来ている時間も長く

私や講師が頼られている事を実感します

 

教室には沢山の演習問題集が用意してあります

得意だと思っていた単元も違う演習問題集では出来なかったりする!

そうしながらその単元に本当の意味で強くなっていく・・という作業は

授業の中でしていてはもったいないんです。

違う問題集で出来なかった事を自分で必死に考え、自分の力で解く事が

入試に向けた最後の学習法です。

 

もう一歩、力を伸ばしたい生徒さん達にとって

何をどうする事が適格なのか・・・

一人ひとりそのポイントも違います。なので一人一人にアドバイスをしています。

それが実行できれば間違いなく伸びます!!

アドバイス通りにしているのに全く伸びないという生徒さんはいません。

ただ、そこには取り組む姿勢や集中力の問題もある事は事実です。

 

集中力を高い状態で維持する事はとても難しく自分でコントロールするには

年齢的にもまだ弱い部分が沢山あります。

静かに机に向かっていても集中力の波は絶えず変動しているのが普通です

「8時間頑張りました」としたとしても

本当に良い集中力を発揮できたのは8時間そのままであるわけがありません

実際は半分にも満たない事がある訳ですから

「時間」で学習したと思ってしまう事に落とし穴があります!

 

「こんなにやったのに、まだ出来るようにならない」

と落ち込む生徒さんも「こんなに」は実は「まだそれだけ」の事が多いですよ!

会話のなかで私は意外と厳しくそう言い放ちます

その時、素直な生徒さんは「そうか」となるのですが

そうでない生徒さんは「塾長は意地悪だ」となります

その結果がどうなるかは皆さんお分かりですよね。

 

生徒さんたちはよく私の事を「恐い」といいます

でもそれは厳しくていつも怒鳴っていて・・・というスパルタの意味では無く

“見透かされている”という意味で「恐い」のだと思います。

塾内生の皆さんはきっとこの文章を読んで頷いているでしょ?

その顔が目に浮かぶようですよ(^_^;)

 

さぁ、一つ一つクリアして前進しましょう!

今日も頑張ろうね!!


小学生の個別塾

2013-10-11 10:04:54 | 学習全般

新指導が始まり、やっと落ち着いてきた感じもします

小学生で習う学習が充実し、その知識が中学で非常に有効になっています

 

そういった意味では中学受験は難易度が上がったと考えるのが普通でしょう。

例えば同じ難易度の問題でも

設問内容が若干違うとか、問題に使われる文章が少し違うとかといった感じでしょうか

(都立の高校受験問題は明らかに難易度があがりました)

中学受験の場合問題は各中学で作成されていますから、都立高校受験と同じに考える事は出来ませんが

ベースとなる小学生の教科書の難易度が上がった事は少なからず影響するでしょう

 

近年の小学生さんたちはみなさん忙しいですね

受験生でなくても公園で遊ぶ暇のないお子さんが沢山いらっしゃいます

実は私も昔はそうしてしまう親の一人でした

そろばん・空手・スイミング・野球・・・・

開いている日は1日もありませんでした

そうして過ごしてしまった事を今は少し後悔しています

自由な時間を奪ってしまった上に中学での学習について行く十分な基礎学力を

養わなかったことで、高校受験に向けてはかなりの苦労となりました

集団塾、個別塾、家庭教師、習いごとからこの3つにシフトし

中学では部活と生徒会役員。

違う意味で遊ぶ時間はありませんでしたよ。

そうした生活の変化に対応できるならまだいいですが、出来ない子どもだって当然います

小学生の頃の生活習慣は長く引きずります

受験期になったから、中学生になったから・・と突然勉強を始めても

基礎学力を補うのに精一杯で、希望する進学への道は想像以上に険しくなり

受験に失敗してしまうと、人間失格のレッテルを張られたような錯覚に陥り

人生そのものに影響を及ぼしかねません

 

「受験するわけでもないのに個別塾に小学生の頃から通わせるなんて考えてもみなかった」

というご家庭は少しずつですが減ってきています

週に1回、個別指導をちゃんと受けて基礎学力の定着をしているだけで

その後の受験や進路が大きく変わってくる事は間違いありません!

 

そうは言っても小学生の補習を得意とする個別指導塾はそう多くは無いと思います。

小学生の基礎を子供に理解してもらうのは意外と難しいからです

 

PRになってしまいますが、当教室は

小学生、中学生、中学受験生、高校受験生、高校補習とそれぞれ担当できる講師がおります

小学生の指導には特に「好きになる」というスパイスが必要ですから

子育て経験のある講師がやはり有効ですね。

塾選びで難しいのはこの「好きになる」スパイスがその塾にあるかですね

 

毎年、大手塾さんから転塾されて生徒さんが複数名いらっしゃいます

小学生の頃に、もう少し・・週1回でも塾に通ってくれていたら全く違ったのに・・と

いつも思うんです。

 

脱ゆとりになり、小学生の過ごし方も変わってきています。

まだ塾を検討されていないご家庭も、少し視野に入れてみてはいかがでしょう?

中学受験生との学力の差があまりにも激しく、心配になってしまう私からでした。

 


人として成長する

2013-10-09 11:26:16 | 学習全般

今日は強風に注意が必要ですね。

 

全く私事で恐縮なのですが、最近歯科に通っています。

が、通い始めた近場の歯科で、本当に嫌な思いをしたので、今はお茶の水まで通っています。

様々な分野で「先生」と呼ばれる立場の人があるまじき行為をすると

その業界全体のイメージが悪くなりますよね。マスコミに取り上げられる事さえあります。

私達大人でも、他人に対する好き嫌いはあるものですから

成長期の子供たちが「あの先生は嫌い」「あの先生苦手」となる事があるのも

いた仕方のないことではありますよね。

こちらが先生のフォローに入っても、「嫌い、苦手」という感情はなかなかおさえられません

その感情は、そのままその教科を嫌いにさせる事もありますから

放っておいては危険です。

 

 

私はこの年になって、やっと人として丸くなってきた・・と自分でも思うのですが

世の中、20代そこそこで「先生」と呼ばれる立場の方も多くいらっしゃいます

こと、子供たちと直接接する教育業界では

教える側の忍耐力が特に試されるように思います。

さらに、当教室のような個別指導では生徒さんとの距離が近い分影響は大きいです

個別指導の講師を10年以上続けていらっしゃる当教室の講師は

複数の他塾との違いが特に人間性にあると仰っていました

当教室では国立、早慶の講師が指導しています。そこに生徒さん達からの

信頼と、憧れが混ざって相乗効果を生み出しているんですね。

 

こうした環境の中で教育を受ける事が私は理想だと思っています。

勉強が好き!というお子さんは稀でしょう

でも、人間性にも学力にも優れた講師が傍にいてくれる事で

得意な教科が生まれ、人間性まで磨かれていきます。

 

最初の話に戻りますが、高学歴を積み、人様から先生と呼ばれる立場になっても

腰の低い、人間性に優れた人に成長しなくては、本当の意味での成功は無いのではないかと思っています。

「実るほど、頭を垂れる稲穂かな」

桃季もの言わざれども下自ら蹊を成す」

 

志望校合格とともに、人として成長し一歩を歩みだす事

私の考える良い塾とはそういう場所です

 

今日も一緒に頑張りましょう!!

 

 

 


志望校が決まらない?

2013-10-08 12:13:38 | 受験生さんへ

10月最初の会場模試を終えて、偏差値の推移が気になるところです。

いよいよ志望校を絞ってそこへ向けての意欲を持って、学習をしていくわけですが

この段階まで目標とする志望校が決まらない・・・という生徒さんも少数ですがいるのも事実です

志望校は決まっていても、一度も足を運んだ事が無いという生徒さんも中にはいるのではないですか?

 

第一志望校、第二志望校、併願校くらいはしっかり見に行って、説明会にも参加し

できれば個別相談もして、その学校の求める学力、人間性などを把握しておかなくては

後で後悔する事になります

大学進学を見据えているご家庭にとってはこの高校選びは大学入試に影響しますから

お子さんの志望動機をよくお聞きになり、本当にそれで良いのかを吟味してみる必要があります

「規制が緩いから」「やりたい部活動があるから」と安易に決めていい物ではないですね

そこに入学してから何をして、何処を目指したいのか?それが大切です!!

 

また、これから追い込み学習に入るにしても、リアルに志望校がある生徒さんと

何となく・・・な生徒さんでは歴然とした差が出てきます。

第一志望校に恋焦がれるくらいの強い気持が辛い受験期を乗り越えられる最大の武器となります

しかし、そうして挑んでも、全員が合格できるはずはありません。

入試当日に、体調が悪くなったり、緊張から力を出し切れないことだってあるんです。

「うちの子は大丈夫です」

と言いきれるなら、それでも良いかと思いますが、そうではないご家庭の場合は

やはり3つの高校を選んでおく必要があると考えます

 

第一志望校受験の前に1校には実際受験して受かっておく事が有効です

第一志望校ではないからと言って緊張せずに受けられる生徒さんは少ないですから

本番の試験を体験しておき、その空気を味わっておく・・そして合格をとっておく!

この高校は第一志望校が万が一だった時、通っても良いと思える高校でなくてはいけません

学校によっては都立の発表まで入学手続きを待ってくれますから、そうした学校を選ぶ事も一つです

 

やみくもにここの高校を併願校にしよう!と計画を立てても

よくよく調べてみないと併願できるかはわかりませんから注意が必要です

 

お子さんは今は学習に専念すべき時です

なので親御さんがそうした情報を集め全ての条件に当てはまる高校を探し出して

第二志望校、併願校をピックアップしてあげて、それを基にお子さんと話し合う事が賢明だと思います

 

目標を明確にする事、その先を見越す事!!

それが受験生のご家庭に今必要なことですね

 

さぁ、今日も一緒に頑張りましょう!!