HIKOの趣味三昧な日々

趣味の音楽やスポーツについて、日々の気付きとともに書きつづっていきます

映画 「この世界の片隅に」

2016年11月27日 22時05分47秒 | 映画
今日は家内と娘と一緒に、テラスモール湘南の映画館に「この世界の片隅に」を観にいって来ました。
以前から原作者のこうの史代さんの漫画が大好きで、この作品の原作は彼女の最高傑作だと思っていましたので、アニメ化されたと聞いて、是非観たいと思っていました。
内容はネタバレしてはいけないので控えますが、今の日本人が皆是非観るべき映画だと思います。
主役のすずさんの声の吹き替えののんさん(能年玲奈さん)が素朴で、とても役に合っていて、良かったです。
感動と笑いがいいバランスで織り交ぜられていて、観終わってからも、じわじわと感動が湧き出てきます。
「君の名は」も良かったですが、さらに良かった。おすすめ!
私の今年のベストワンです。

YES 来日公演 @ 渋谷オーチャードホール

2016年11月22日 23時30分14秒 | 音楽
イエス来日公演2日目@渋谷Bunkamura オーチャードホールに参戦してきました。
名盤『ドラマ』』『イエスソングス』『海洋地形学の物語』からのセレクションということで、私の好きな曲も多そうなので、とても楽しみにしていました。

冒頭、オンワードの曲とともに今年6月に惜しくも亡くなったクリス・スクワイア氏に捧げる映像が流れ、会場全体がしんみりとしつつも追悼の暖かい拍手に包まれる中、メンバーが登場しました。
なによりもうれしかったのは、今年69歳になるスティーブ・ハウ大先生が元気に演奏する姿を生で見られたことです。初めから最後のアンコールまで、年齢を感じさせず元気いっぱいでギターを弾いてくれていて、本当に感動しました。
そして、今年腰の手術をしたと聞いていたので心配していたアラン・ホワイト氏(67歳)も、第2部の途中までは代演のドラマーに任せていたものの、「なるほどここで出てくるか」という最高の見せどころで元気にドラム・セットについてくれて、迫力満点、ずっしり重たいドラム・サウンドを聴かせてくれて、安心しました。
クリス・スクワイアの後任としてベースを弾くビリー・シャーウッド氏(51歳)は、クリス・スクワイアの音色と奏法をきちんと継承してくれていて、これぞイエス・サウンドという感じでほっとしました。
ジェフ・ダウンズ氏(64歳)は、さすがの安定感で、自らの在籍した「ドラマ」時代の曲はもちろん、リック・ウェイクマン時代の曲も完璧にこなしてくれていました。
ボーカルのジョン・ディヴィソン君(45歳)は、ジョン・アンダーソン氏をさらになめらかにした感じの声で、まったく違和感なく、トレヴァー・ホーンの「ドラマ」の曲ともよくマッチしていました。若手(?)らしく、ステージを元気に盛り上げてくれていました。
アラン氏の代役のジェイ・シェレン氏(若そうに見えましたが、55歳)も、実はプログレ界では結構ベテランのようで、覇気がありつつ安定したドラミングで、ビリー氏と鉄壁のリズム・セクションを構築していました。今回のステージの成功の影には、リズム・セクションの2人の貢献が大ですね。

しかし、「危機」「究極」と同じくらい大好きな「海洋地形学・・・」の曲をまさか生で聴ける日がくるとは思っていなかったので、大感激でした。他の曲も全盛期とほぼ同じテンポで完璧に再現してくれたので、会場も大盛り上がりで、本当に感動しました。

それにしても、こうして名前とともに年齢を書くと、改めてこのバンドの歴史の重みを感じますね。まるでプログレ界の笑点メンバーみたいです。ハウ氏を見ていると歌丸さんとかぶって仕方ないし・・・・。いつまでも元気でいてほしいです。

<SET LIST>
第一部
 Machine Messiah
 White Car
 Tempus Fugit
 ~アルバム『ドラマ』より
 I’ve Seen All Good People
 Perpetual Change
 And You And I ~同志
 Heart Of Sunrise ~燃える朝焼け
 ~アルバム『イエスソングス』より
第二部
 The Revealing Science of God ~神の啓示
 Leaves Of Green ※スティーヴ・ハウ ギターソロ
 Ritual ~儀式
 ~アルバム『海洋地形学の物語』より
アンコール
 Roundabout
 Starship Trooper

<PerSonnel>
 Steve Howe - guitar, vocals
 Geoff Downes - keyboards, vocals
 Jon Davison - vocals, acoustic guitar, percussion
 Billy Sherwood - bass, vocals
 Alan White - drums
 Jay Schellen - drums

発表会 + 先生ライブ

2016年11月19日 22時01分14秒 | サックス
朝から本降りの雨の土曜日、サックスクラスとオルガン・キーボードクラスの合同発表会 + 先生トリオのライブでした。
違う分野の楽器との初めての交流は、なかなか刺激的で、得るものがたくさんありました。
個人的には演奏は反省点も多くありましたが、クラスとしての演奏は、とても良くまとまっていたと思います。
曲目は、クレオパトラの夢 と テイク・ファイブです。
先生トリオの演奏も素晴らしかった!
写真は先生トリオ にラッパー乱入の図。

映画 「THE BEATLES EIGHT DAYS A WEEK」

2016年11月18日 23時45分18秒 | 映画
週末の仕事帰りに、今日が最終日とのことなので、伊勢佐木町のレトロな映画館にTHE BEATLESのEIGHT DAYS A WEEK THE TOURING YEARS を観に行きました。
彼らの活動期間の前半期、世界中をコンサートツアーで飛び回っていた時代の貴重なライブ映像と、インタビューや当時の社会情勢のニュース映像などを取り混ぜて、ビートルズのメンバーたちが一体どんな境遇におかれ、何を考えていたかを明らかにした映画です。
彼らがなぜ後期からコンサート活動を一切中止して、レコーディングに専念するようになったのか、それは決して気まぐれではなく必然性があったことが、この映画を観て、実によくわかりました。
いい映画でした。観て良かったです。
たまたま「発声可能上映」の回でしたので、一部の熱狂的なファンの方は最前列に陣取り、演奏中の映像の場面ではサイリウムを振りながら画面に声援を送ったり、手拍子をしたりしていました。
なかなか珍しい体験で、おもしろかった!
当時の演奏の映像や音声は、最新の技術でリマスタリングされていて、とても迫力があり、かつ聴きやすいものでした。
最終日に行けて良かったです。