食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

アブダビ

2010-12-09 05:59:39 | 日記
 中東に、アブダビという国がある。あまり聞き慣れない名前だが、アラブ首長国連邦の一つである。


 そこに、世界最大の室内テーマパーク「 フェラーリワールド 」がオープンした。


 時速200kmを超える世界最速のジェットコースターを始め、自動車メーカー、フェラーリならではの乗り物をテーマとした幾つものアトラクションが観光客の注目を集めそうである。


 高級リゾートホテルやブランド店満載のショッピングモールが並ぶドバイに比べ、アブダビは地味な印象が強かったが、最近は、件のテーマパークを筆頭に、観光への取り組みを強化している。


 ルーブル美術館の分館、F1サーキット、ホテル、などがすでに完成しているようだ。


 中東における観光業は、石油依存型経済から脱却し、産業を多角化するための大きな柱の一つであると考えられるが、世界遺産のような歴史的価値のある文化史跡に乏しいアブダビにおいては、観光客の関心を集めるための「 呼び物 」が不可欠であると思う。


 「 フェラーリワールド 」は、まさに、アブダビ、いや中東観光業の金看板となるであろう。


 入間市にも、「 ジョンソンタウン 」という、大方の市民も知らない素敵な地区がある。 まさに宝の持ち腐れである。これを再開発して、大々的にマスコミ宣伝しない手はない。


 地域活性、活気ある街づくり、とは内輪の商人の馴れ合いを意味するのではない。


 外からの勢いを引き込めるような雰囲気をつくっていかないと。。。。。