食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

世界のビール第3回

2019-04-24 07:08:56 | 日記

世界のビール第3回~  昨日、神田神保町のタンゴ喫茶「ミロンガ」にて、編集者様と全体構成についての確認をしました。 写真は、注文したベルギービールのギロチン。 読んで字のごとく、度数は9度と、ビールでは高め。 色は、明るいゴールドで、名前から想像する赤色ではありません。 口に入れると、まず甘みが感じられ、次第に苦みに占領されてゆきます。 フルーティーな香りの外郭には、スパイスのような香りも混じっております。(スパイスが入っているのかはわかりません) ところで、知っている人にはベタな話ですが~~ 古来フランスでは、斬首刑の方法として、斧やなたが使用されていました。一度で受刑者の息を止めることができず、何度も何度も振り落とす。目を覆う惨状でした。 フランス革命時に、ギヨタン博士という死刑廃止論者が登場します。彼は内科医にして国会議員。「死刑制度を存続させざるをえないなら、せめて、苦痛を伴わない人道的な方法に改良するべきだ」と主張します。そこで、発明されたのが、彼の名からとった、ギロチン。 この、ギロチンですが、フランスでは長らく使用されており、廃止されたのが、1981年といいますから、最近といえば最近ですね。 あしからず。

 


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