食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

イスタンブール

2009-09-08 08:11:16 | 日記
 1978年、キャンディーズの解散コンサートが後楽園球場で行われた年、


 庄野真代の「飛んでイスタンブール」が流行した。



 イスタンブールという言葉は、歴史の枢軸に身を投じてきたトルコの大都市であることを理解していない小学生の僕にも、何となくエキゾチックに響いた。



 当時は、ドッジ・ライン 1ドル 360円の単一為替レートから、変動為替に切り代わって 7年目。    

 海外旅行のイメージが、ハワイやグアムばかりでなく、遠方なる異郷への旅として浸透し始めていた。



         

            イスタンブール



 栄華を極めたローマ帝国も、衰退し、東西に分裂する。


 東ローマ帝国は、首都をコンスタンティノーブルとし、そこの旧名がビザンティウムであったことから、 ビザンツ帝国と呼ばれるようになる。


 
 やがて、オスマントルコが登場し、ビザンツ帝国も、この大帝国により滅ぼされてしまう。


 コンスタンティノーブルは、以後、イスタンブールと改名され、オスマン帝国の首都となった。。。。。




      
           世界三大料理


     フランス料理       中華料理     トルコ料理



  トルコ料理はバラエティにとんでいる。


  ピラフはトルコが発祥


  ひき肉料理も大凡、トルコ発として過言ではない



  ロール・キャベツ      


  お弁当の定番、ピーマンでひき肉を包んだ料理


  これらの祖形はトルコに存在していた。。。。。



 道路沿いに小さなワゴン車を停めて、衆目の中、シシュ・ケバブ や ドネル・ケバブを商っているトルコ人を拝見すると、 その重厚で輝かしい歴史に思わず敬礼したくなる。  

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1 コメント

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Unknown (ライター)
2009-09-08 08:14:27
 現在、イスタンブールではなく、イスタンブルと呼ばれてますが、 語感から、あえてイスタンブールとしました。
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