土曜の夜~ 酔いながら、「週刊ポスト」に目を通すと、「 三島由紀夫 Vs 東大全共闘」が飛び込んできました。 常々思うのですが~~~ 三島が追及し続けたテーマが、「 天皇を中心とする、日本の歴史と伝統と文化、日本の伝統美」であることに異論はないのですが、三島の文章はあまりにもロジカル過ぎ(頭が良すぎるからでしょう)、実は、日本語で日本を描写するには(風景、日常、作法 etc )非常に不的確に思えます。 三島の小説から、日本を感じることはなく、むしろ、西洋的なシンメトリーさに溺れさせられるのです。 谷崎潤一郎や川端康成の文章から、日本の機微に触れることはできますが、三島からその感覚を投射されることはありません。 三島の言葉、文章が非常にロジカルである証拠に、論理的な言語である英語に訳すと、他の日本人作家の追随を許さず非常にクリアーになるようです。 結論として、酔いながら、何が言いたいのかですが~ 日本語は情緒的な言語であり、英語のように論理的な構築をなしていない。 であるが故に、三島由紀夫は頭が良すぎるあまり、文章の構築が非常に論理的で、あいまいな、漠然とした、日本を日本語で表現するのは難しく、むしろ、西洋的な作家である。 事実!! もし、三島由紀夫ファンの方で、彼の小説から日本美・日本情緒を感じられる方がいらしたら、申しつけ願いたい。 いないと思います。 現在、ほどよく酔っております故、そのまま床に就きます~~あしからず。
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