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テレビっ子のひとり突っ込み

『女医明妃伝~雪の日の誓い~』あらすじ・感想(ネタバレ注意)①

2021-08-07 22:46:09 | 中国ドラマ
        

2016年 中国

◆おススメ度
★★★★☆

◆キャスト
・允賢:リウ・シーシー
・祁鎮:ウォレス・フォ
・祁鈺:ホアン・シュアン
・銭皇后:リー・チョンユアン
・汪美麟:ジン・チェン


宮廷女若㬢のリウ・シーシー主演のドラマです。

リウ・シーシーが出てるドラマっていう意識で見たら、あれ?ホアン・シュアンが出てる、って思ってたらしばらくしてあれ?ウォレス・フォも出てる、
ってなって、そしたらその皇后役で「お昼12時のシンデレラ」でシャンシャン(「花千骨」でウォレス・フォの弟子で恋人のチャオ・リーイン)に意地悪する
リー・シュー役やってたリー・チョンユアンが出てる、ってなって、そしてついでにその皇后のお付きの女官役で下積み時代(?)のフー・ビンチンまで。

    

それから、「私のキライな翻訳官」に出てたハオ・ジャー役の人が、オイラトで一緒に捕虜になった明兵、候光役で出てます。ホアン・シュアンと同じ
事務所とかでバーター出演なんだろうか?

あとは、「風中の縁」に出てた人もけっこう出てます。宇東陽とか、王道士とか、祁鈺の側近とか。ヤン・ミー組みたいに、リウ・シーシー組、みたいな
人たちがいるのかな?

ちなみに、主要人物の名前の漢字の日本語読みが難しくて覚えられない上に、中国語だと読み方が違うみたいで結局最後までフワっとした感じでした。
特に、祁鎮と祁鈺とか、名前だけ出てても見分けがつかないし。


◆感想・あらすじ(ネタバレ注意!) ①

女性の地位が低かった時代に、女であるにも関わらず、周りの理解ある人に恵まれ、その能力を生かして女医として生きた女性のお話です。

ドラマ長くって、あらすじ書く気力がない・・・。
でも、全体的に見た後にけっこう達成感のある、面白かったー、って思える作品ではありました。


内容をラブストーリーに重点をおいて紹介。
(ほんとは「宮廷女官チャングムの誓い」みたいな、ヒロインが色んな困難に直面しながらも、努力とこれまで培ってきた医術、そして持ち前の機転と人望
を武器にちょっとずつ医者としての人生の階段を上っていくっていう女医に重点をおいたサクセスストーリーだったりします。)

リウ・シーシー扮するヒロインの允賢は、祖父の代まで代々医者の家系だったんですが、允賢の子供の頃のある事件がきっかけで、廃業させられちゃいます。
でも、允賢は医術の勉強が好きで、祖母からコッソリ医術に関することを教えてもらっていました。

ある時、ある貴族の家で開かれた宴に父親の代理で贈り物を届けにいった允賢は、偶然毒に侵された男(祁鈺)に出会い、助けます。後日、允賢が困っている
ところに偶然祁鈺(ホアン・シュアン)が居合わせ、二度目の出会いをします。

また、一方である寺院に出かけた允賢は、そこで祁鎮(ウォレス・フォ)とも出会います。粗暴な祁鎮とストレートな物言いをする允賢、二人はお互い
悪い印象を持ちます。

ここで通常のラブストーリーでは、第一印象のよくなかった祁鎮と允賢が恋仲になり、同じくヒロインに恋した優しいだけの祁鈺みたいな男性は噛ませ犬
として片想いでフラれちゃったりする訳ですが、このドラマでは、先に出会った祁鈺の方とヒロインとが恋仲になっちゃいます。
(ただ、正直、主演感のあるウォレス・フォの方にいつ、心変わりするかちょっとドキドキはしますが・・・。)

          

祁鎮が恋心を伝えようとした時にはもう手遅れ。まぁ、そもそも、祁鎮てば実は皇帝で、祁鈺はその義弟、そして祁鎮にはそこそこ家庭円満な王妃もいたり
しますし・・・。祁鈺に允賢を紹介されて驚く祁鎮ですが、しかたなく義弟と允賢を見守ることに。

祁鎮と允賢も何度も出会いを重ね、距離は近づいていくんですが、残念ながら早々に奥さんがいることがバレている祁鎮は允賢にとって完全に恋愛対象外
なのでした。

そして、祁鈺は允賢に婚姻を申し込み、允賢も戸惑いながらも受け入れます。
               
允賢の家族にもなんとか許しを貰いますが、祁鈺の母親は大反対。
自分が皇帝の母親になりたい欲求がめちゃめちゃ強い祁鈺の母親は、祁鈺を皇位に付けようと何度も裏で画策しますが、義兄を慕う祁鈺にとって、面倒で
禍でしかない。けれど、息子が自分の思い通りにならないと、すぐに仮病を使って祁鈺を苦しめます。
祁鈺を帝位に付けるために有利な美麟と結婚させたい母親や、美麟の父親、そして皇太后たちの陰謀により、允賢の家族は危険に見舞われます。それを
助けるために祁鈺は、美麟の結婚を願い出てしまいます。

自分と愛を誓った祁鈺が、他の女と結婚することを知った允賢はショックを受けますが、話はそれだけで終わらず、自分と結婚することになってもなお、
祁鈺の心には允賢しかいないことを知った美麟は、允賢の家族や皇后(祁鎮の妻)たちの安全と引き換えに自決することを迫られます。

毒蛇に噛まれて仮死状態になった允賢は、皇后や師匠たちの助力があり、無事助け出されます。ただ、美麟を騙すためには祁鈺にも本当のことは告げられず、
允賢が亡くなったとショックを受けた祁鈺は、倒れて意識を失います。

一方で、皇太后やら大臣たちやらの嫌がらせもあって、外交に失敗した祁鎮は、自らオイラト(多分今のモンゴルとかそっちの方?)討伐へと出征します。

また、允賢は、允賢を助けた師匠である太医より、これも修行だと言われ、男装して行軍に軍医として同行します。

行軍途中に兵士たちの間で風邪が流行り、薬を配れない事情から、允賢の機転で生姜湯を作ってみんなに配ることで乗り切ります。兵士の見回りをしていた
祁鎮は、人だかりを見つけて見に来ると、そこに允賢を見つけ、喜びます。

そうしてオイラトに向かう一行ですが、一緒に同行していた悪役の重鎮の人のせいもあって、討伐どころかオイラトの捕虜になってしまいます。
そこで、オイラトの皇族と結婚させられそうになったり、殺されそうになったり、色々あるわけですが、なんとか逃走して逃げ延びます。
祁鎮と允賢も途中、盛り上がりそうになりますが、でもやっぱり心の中には祁鈺がいる允賢。結局祁鎮とは何もなく、王都へと帰ります。

一方、祁鎮がオイラトで捕虜になったことで、周りからなんやかんや言われて、あくまでも臨時だと自分に言い聞かせて、新帝として即位してしまう祁鈺。
そうこうしているうちに、オイラトが北京城に攻めてくることに。

翌日に出征をすることになり、色々な不安を抱えながらも、月を見ながら允賢を想う祁鈺。
しかし、そこに美麟が現れ、明日からの不安などを吐露し、祁鈺を誘惑。情にほだされた祁鈺は、とうとう美麟と床を共にしてしまいます。(ここがけっこう
見ていてツライところです。)

(長くなったので、一旦ここで前半終了。後半へ続く。)



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