2018年 中国
◆おススメ度
★★☆☆☆
◆キャスト
リン・リンチー:ディリラバ
ボー・ハイ:ダン・ルン
チョウ・シンイエン:ジュー・シューダン
モー・ナン:チェン・イーロン
ルー・バオニー:ワン・ルイズー
チェン・モー:チャン・ハオウェイ
◆感想・概要
これも、2年以上前に観たドラマ。「霜花の姫」でダン・ルンにハマっちゃって、その勢いで見たんですが、ダン・ルンの現代ドラマ姿に
慣れなかったってのもありますが、2年経って、内容ほとんど覚えてないのでイマイチだったんだろうなーと。
ただ、ダン・ルンとディリラバのカップルはなかなか良かった。(まーでも、共演の多いディリラバとチャン・ビンビンがリアルにくっつく
ってのも夢ではありますが。)
とりあえず、今回は忘れたからって振り返りで再視聴したりせず覚えている内容だけご紹介。
ヒロインのリン・リンチー(ディリラバ)は、高校生の時に失恋、雨の中泣いているところ露店で花を売っていたボー・ハイ(ダン・ルン)に
売れ残った花束を貰い、それで心が救われたっていう過去がある。(変わり身が早いなってちょっと思ったけど、彼にフラれた直後に、
他の男に一目ぼれするっていう・・・。)
広場でしがない花売りをしていたボー・ハイは、その後フラワーアーティストとして大成し、花屋を何件も展開するフラワープラス社の
CEOとしても有名になっていた。
リン・リンチーは、あれ以来ボー・ハイの熱心なファンになっていた。ボー・ハイに少しでも近づきたくてフラワープラス社のバイトに
何度か応募するも不採用・・・。それでも勉強を続ける毎日。
一方でリンチーは、好夢社の「安眠の腕輪」のモニターを始める。(よくあるデジタル腕時計型の体調管理ツールのようなやつ。)
そして不眠症に悩まされるボー・ハイもまた、勧められて「安眠の腕輪」モニターを始めていた。
そっから二人は夢で出会うようなります。
(そんなことが現実的に可能になる可能性があるかも分かりませんが、その腕輪をした人たちのデータが好夢社のサーバに送られて、
コンピュータが勝手に被験者の夢をマッチングする、みたいなシステム。で、ボー・ハイの夢の中にリンチーが出演しちゃう、っていう
感じのものだったかと。ちょっとしたマトリクスみたいな感じ。)
(夢の中のボー・ハイは中世ヨーロッパ風のお城にいる王子様で、そこで魔物的なものに襲われていて、リンチーがそこに加勢して二人で
魔物に立ち向かうって感じなんですが、この時の王子様衣装なダン・ルンがちょっとマヌケな感じに見えて微妙。)
で、リンチーがちょっとしたトラブルがきっかけでフラワープラス社の採用試験に合格し、そこで働くうちにボー・ハイと出会うことが
できて、そっから色々あって恋人になる・・・って話なんですが、そこの色々あって、って部分が全然思い出せない。
ボー・ハイには、チョウ・シンイエン(ジュー・シューダン)っていう大学時代からの友人で会社を立ち上げた時から一緒に働いている
女性がいるんですが、この人がボー・ハイの心を揺らすリンチーを虐めるエピソードが何個かあったりとか、ボー・ハイには何かの
トラウマ(幼い頃火事にあって火が怖いとか、でもそれって「海棠が色付く頃に」のエピソードだっけ?)があって、うっかりそれを
リンチーが知ってうまいことアシストしてたりとか、リンチーがピンチに陥った時に助けることで克服する、みたいなエピソードが
あった気もするけど、そんなの色んなドラマで似たような話があったせいでほんとにこのドラマだったかどうかうろ覚え・・・。
「安眠の腕輪」で、夢の中で出会うって言うのはほんとに運命的な確率なことなんだけど、結局それがどう回収されたんだったかも、
そもそもちゃんとそこら辺の話が回収されたかどうかすら忘れた。
とにかく、二人が恋人同士になって幸せになりそうってとこに、身近な誰かに裏切られて会社の経営が危うくなって、なんやかんや
あってボー・ハイが失踪。
しばらく経って、ボー・ハイを探してたリンチーがどっかでボー・ハイの仕事の痕跡を見つけ、なんとか再会。けど、結局そこでも
すっとハッピーエンドにならず、最終的にホー・ハイがネットで覆面でやってたオーダーメイドの花屋をちっちゃい実店舗で初めて
それが見つかってプチハッピーエンドで終わるって感じのドラマだったような・・・?
「安眠の腕輪」のモニターで同じ夢を共有するようになるっていうのは面白い発想なのに、二人がリアルで出会って恋する部分が、
色んなドラマからの切り取り再構築みたいな感じでなんか題材をうまく生かし切れてなかったような気も。
夢の共有っていうテーマが一つあるのに、そこに主人公のトラウマ系、初恋の人との再会系、ネットでやり取りしてたヒロインの
心の支えだった覆面花屋のおじさんが主人公だったっていうあしながおじさん的なやつ、最後会社がライバルの攻撃に遭い乗っ取
られて主人公が失脚しちゃう系、そしてラストの主人公失踪後に再会系、って盛り込みすぎだったんじゃないかなーと。
いやー、「霜花の姫」がその世界観からしばらく帰ってこれなくなるほどハマっただけに、ちょっと期待値大きすぎてそんなに
楽しめなかった感がありました。
もしかしたら、「霜花の姫」を見ていないかつダン・ルン好きでもディリラバ好きでもなかった人が見たらもっと面白かったかも?
「永遠の桃花」で悪女役(玄女)だったジュー・シューダン。ここでも悪女役ではありますが、最終的にはボー・ハイを諦めて、もう
一人の幹部の自分を想ってくれてた人とくっついてちょっといい人になる役だったのでちょっとだけ好感度上がります。(こっから
「君は僕の談判官」見るとさらにいい子になってたりします。)
個人的に、最後主人公が失踪する系のドラマがあんまり好きじゃないです。
失踪する意味が良く分からないし、再開しても失踪の意味をちゃんと登場人物が語ってくれるドラマとか少なくてご想像にお任せ
みたいな感じだし。「2度目のロマンス」とかもそうだし、「恋はチーズインザトラップ」なんて帰っても来ないし。
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