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テレビっ子のひとり突っ込み

『夢幻の桃花~三生三世枕上書~』感想・概要紹介①

2022-09-12 23:54:50 | 中国ドラマ


2018年 中国

◆おススメ度
★★★★☆

◆キャスト
白鳳九:ディリラバ
東華帝君:ガオ・ウェイグァン
姬蘅(きこう):リウ・ユエフェイ
燕魔君・燕池悟:リウ・ルイリン
折顔:バロン・チェン
蘇陌葉:ディラン・クォ
葉青緹:シュー・シャオイン
重霖(ちょうりん)東華帝君の侍従:ファン・ジーシン
連宋:リー・ドンホン
司命星君:ローレンス・ワン
白真:ホアン・ジュンジエ
玄魔君・聶初寅(じょうしょいん):ダイ・シャンユー
成玉:ユエン・ユーシュエン
知鶴(ちかく):ワン・イーフェイ
赤魔君・煦暘(くよう):ジン・ザーハオ


◆感想・概要紹介

主演のガオ・ウェイグァンの顔が苦手で、夜華も出てこないしばらく続きを見るのをためらっていましたが、
ミステリー IN 上海 Miss Sの探偵ファイル」でガオ・ウェイグァン耐性ができて続きを視聴。

この桃花シリーズ、1作目の「永遠の桃花」にめっちゃハマっちゃったので、夜華と白浅も出てこない続編てどう
なのかなーって思ってたけど、意外と面白かった。

ただ、リピート視聴するほどでもないし、やっぱり苦手意識を克服したとて、ガオ・ウェイグァンにはハマりは
しない・・・。

(ちなみに、夜華は名前だけ、白浅(ヤン・ミー)はほんのちょーっとだけ出演してます。「運命の桃花」は、世界
観だけ一緒でほぼほぼ別物でしたが、そっちもそっちでわりと面白かった。)


ちなみにこのドラマは「永遠の桃花」でもサブストーリー的に出てきてた、白浅の姪でお転婆娘の白鳳九(ディリラバ)
が、東華帝君(ガオ・ウェイグァン)に、コッソリ出かけた先で危ない目に遭って、危ういところを助けられてその
恩返しをするっていう話の部分にスポットを当てた物語。
(一目惚れをこじらせた、言い訳の「恩返し」という名のストーカーだったりしますが。)

「永遠の桃花」では、夜華と白浅が色々やってる間にそのサブストーリーが進行してましたが、そのお話は一旦なかった
ことになってて、すでに夜華と白浅の結婚は決まっていてその式を待つ間の期間に出会うっていう、「永遠の桃花」と
繋がってるようで、完全にはつながっていないお話です。



今回の三世は、いつもの神仙界と人間界、そしてもう一つ、「阿蘭若の夢」っていう誰かが作り出した夢の中って
いうもの。


◇◇(簡単にストーリー紹介)

まずは前提として、絶対悪として出てくる魔尊、緲落(びょうらく)と東華帝君の歴史に残る激しい戦いがあり、その
結果、緲落(びょうらく)は東華帝君に封印され、天地に平和がもたらされます。

しかし、その封印も長い年月と東華帝君の心身の状態や、魔尊に肩入れする魔君の存在によってちょっとずつ均衡が
崩れてきちゃったりします。



そんな中、魔族の禁足地に迷い込んだ白鳳九(はくほうきゅう)は、妖獣に襲われ危ういところを歴史の教科書でしか
見たことのなかった憧れの東華帝君に助けられます。(ただし、誰を助けたのか東華帝君は知らないし興味がない。)

一方的に盛り上がっちゃった白鳳九(はくほうきゅう)は、どうにかして何らかの形で恩返しをしたいと、天界の友人
司命星君(しめいせいくん)に無理に頼み込んで、東華帝君の住む宮殿の侍女となります。
(この辺の司命星君や成玉との前作で繋がった友人関係はなぜかこの作品でも生きてる設定っぽい。)

しかし同じ宮殿に住む、白鳳九と同様東華帝君に想いを寄せている知鶴(ちかく)に悉く邪魔をされ理不尽な扱いを
受け、なかなか東華帝君に近づけないでいます。(知鶴は、物語に登場する最初の悪女で、両親が東華帝君の師匠
だったということで、現在東華帝君が面倒を引き受けている神仙っていう設定。白鳳九は、知鶴に嫌がらせされつつ
も、まともに相手にはしておらずこれから修行を積んでちゃんといい神仙になって欲しいと思ってたりします。)

その後、東華帝君に一方的にライバル心を燃やす魔君の一人である燕池悟(えんちご)の登場により、白水山(魔境の
一つ?)に閉じ込められた東華帝君を救出しようと、自分もそこに向かう白鳳九。

そこで、白水山に入るためにと毛皮マニアの側面を持つ聶初寅にダマされて九尾狐の毛皮をだまし取られた挙句、
しばらく人の姿に戻れず、赤毛の狐の姿で暮らすことに。

しかし、人の言葉を理解する赤毛の狐を気に入った東華帝君は、狐を天界に持ち帰り愛玩動物として溺愛して側に
おきます。(この期間、とっても幸せでいい感じに見えますが、青丘の姫である白鳳九にとっては、けっこうプライド
が傷つく日々でもあったよう。)



そしてそんな中、実は東華帝君は魔族の禁足地で白鳳九を助けるために魔界の妖獣を傷つけた代わりに、赤魔君・
煦暘(くよう)から、後で要求を受け入れてもらうという約束を交わさせられていて、その要求として煦暘(くよう)の
妹である姬蘅(きこう)との婚姻を突き付けられます。

これは、魔尊不在の中で現状魔界のトップである赤魔君・煦暘(くよう)の天界と良好な関係を保ち、現在のバランス
を維持したいとの考えからの政略結婚の申し出でしたが、肝心の姬蘅(きこう)に至っては、自分をずーっと側で
守ってくれている側近の閩酥(びんそ)に恋をしていて、陰で東華帝君に婚儀のドタバタの中で自分を逃がしてくれる
ようお願いします。(けど実は閩酥(びんそ)が女であることに姬蘅(きこう)は気づいてなかったり、閩酥(びんそ)は
閩酥で彼女の兄、煦暘(くよう)に恋してたりってちょっとぐちゃぐちゃ。)



けれども、そんなことは露知らず、東華帝君と姬蘅(きこう)の婚約を知ってショックを受ける白鳳九。

婚約者として東華帝君のもとにやってきた姬蘅(きこう)をよく思わない白鳳九。ある日、連宋が東華帝君のもとに
持ち込んだ武器の設計図について、欠点の指摘を書き込んでいると、そこに姬蘅がやってきます。と、さらに後から
やってきた東華帝君が、設計図を見て、姬蘅が欠点の指摘と改善の設計を書き込んだと勘違い。

さらにそれをハッキリと訂正せずに自分の手柄にしてしまった姬蘅に腹を立た白鳳九は、思わず姬蘅をひっかいて
けがを負わせてしまいます。
それを見た東華帝君は、白鳳九扮する赤毛の狐にお仕置きとして、書斎から追い出してしまいます。

傷心のまま狐の姿で彷徨う白鳳九は、姬蘅の騎獣・雪獅を可愛がる東華帝君を見て落ち込みます。
さらに、雪獅にもバカにされ、なぶられた挙句、池に落とされてしまう白鳳九。

たまたま池で釣りをしていた司命星君は、大物がかかったと喜んだのもつかの間、釣り上げたのはボロボロな体に
なった白鳳九の狐で・・・。





(長くなってきたのでここまで。次回に続く。)



主演の二人はもちろん、連宋役のリー・ドンホンや司命星君役のローレンス・ワンも「永遠の桃花」から引き続き
同じ役で出演してるんですが・・・

前作では、崑崙虚でヤン・ミーと師弟関係にあった子欄役やってたリウ・ルイリンが今回は燕池悟っていう魔族の
役。180度違う役になったなー、なんて思ってたらなんと!双子っていう設定でびっくり・・・。





(え、でも、燕池悟は魔族なんだよね?子欄も実は魔族だったの・・・?っていう疑問はちょっと残りますが。。)


あとは、サブボス的な聶初寅(じょうしょいん)。彼も、このイラつく顔、誰だっけーって思ってたら、「贅婿」で
ライバル店の烏啓豪役やってた方でした。ダイ・シャンユー。「妄想カレシは夢殿下!?」にも男主人公の叔父役
で出てましたが、全部見終わってないのでどういう役どころかまだ分からず。他の作品が悪役だったので、なんか
彼が出てくるとそれだけで警戒しちゃいます・・・。



他にもここぞとばかりに色々なキャストが出てます。(なんか「シン・ゴジラ」を思い出しました。)
また続きでご紹介します。


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6 コメント

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Unknown (まかろん)
2022-09-13 04:30:11
misoさん、今日は〜。
ドラマは日本のもどこのも観ていないのですが、
いやぁすんごくごっちゃごちゃですね、人間模様😊
(あ、神仙模様、というべきでしょうか)

ごっちゃごちゃだけど、神話の話なので、
すごく楽しく解説を拝読しました💖

狐に変身ってことは、ヒロインなのに
この女優さん、出番ずっとない…ってことなのでしょうか。

そう思うとちょっと笑えますね。
(ナレーションとかで声くらいは出るのかな?)

中国、と聞くと今のご時世では
政治的・人道的にすんごく残念な国ですが、

こういう神話とか王朝みたいな大きな話がカッコイイ国ですよね。

白鳳九がどうなったのか、気になります!
またの記事を楽しみにしています。
どうぞ穏やかな週をお過ごしください😊
返信する
Unknown (chorus-kazeアッコ)
2022-09-13 09:01:45
おはようございます。
中国ファンタジー時代劇「永遠の桃花三生三世」に
メチャクチャハマったので
ディリラバとガオ・ウェイガンの話は
先のドラマでもあまり興味がなかったから
この枕上書というタイトルも、何だか好きじゃなくて
はなから見る気なかったですね。
私は正直、ディリラバのお顔があまり好きではないです。
今観ている「長歌行」で主演ですが、相手役の
ウー・レイにはまってるので観てますけどね💦
ごちゃごちゃ、って何となく想像できます〜。
ドラマ紹介して下さって、益々観ないなと思いました(笑)
返信する
>まかろんさん (miso)
2022-09-13 23:22:20
こんばんは。
コメントありがとうございます☆ミ

>狐に変身ってことは、ヒロインなのに
>この女優さん、出番ずっとない…ってことなのでしょうか。
なんかそこは、まかろんさんの想像するナレーションというか狐のつぶやきの時に、
狐の中に閉じ込められてる感を出した演出でちょいちょい出演してましたね。

ちなみに、中国ドラマ、特に時代劇はけっこう吹き替え(日本語ではなく中国語自体が)だったりするので
ナレーションも声優さんがやってたりします。
昔の言葉の言い回しが難しかったり、中国は広すぎてみんながみんなちゃんとした標準語を使える
って言うわけではないからなんですかねー。

>またの記事を楽しみにしています。
ありがとうございます。励みになります。
返信する
>chorus-kaze(アッコ)さん (miso)
2022-09-13 23:31:49
こんばんは~。コメントありがとうございます☆

>この枕上書というタイトルも、何だか好きじゃなくて
>はなから見る気なかったですね。
私もあんまり食指が動かなくて見てなかったんですが、
アッコさんと逆にディリラバが好きで、「プラチナの恋人たち」を見てる流れで
続きを待っている間に、こっちを一気見しちゃいました。
「長歌行」も気になってるんですが、WOWWOWまでは手を出せていなくて
まだみれてません・・・。
この作品も、色々な役者さん出てますよねー。

>ドラマ紹介して下さって、益々観ないなと思いました(笑)
逆に、見なくていいって判断材料になれたなら良かったです(笑)
返信する
Unknown (chorus-kazeアッコ)
2022-09-14 00:54:16
misoさん、またまたお邪魔します〜
ディリラバもヤンヤンもそれほどと思ってましたが
今丁度「プラチナの恋人」観出してます。
ちょっと観ただけですが、少しずつ興味が出てきて
観続けようと思ってます。
いつも楽しい記事で、次回も楽しみにしています。
返信する
>chorus-kaze(アッコ)さん (miso)
2022-09-15 02:21:23
「プラチナの恋人たち」、まだ途中ですがハマっちゃってます。
ヤン・ヤンはまたゲームが得意な秀才役。
一回「永遠の桃花」の映画版で失敗しちゃったのでゲーム絡みの役しか来なくなっちゃったんですかねー。。

>いつも楽しい記事で、次回も楽しみにしています。
暖かいコメント、ほんとありがとうございます!
返信する

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