2019年 中国
◆おススメ度
★★★★☆
※そんなにテーマが重くないので軽い気持ちで見れます。
◆キャスト
雷蕾/春花:チャオ・ルースー
上官秋月:リー・ホンイー
蕭白:ウー・ジュンユー
秦流風:リウ・イートン
◆あらすじ・感想
ちょうど1年くらい前に観たドラマ。
確か、「絶世令嬢~お嬢様はイケメンがお好き!?」の流れで観た気がします。
ライトなドラマではありますが、「絶世令嬢~お嬢様はイケメンがお好き!?」と同様、時間があれば何回かに分けてちゃんとあらすじを書いて
みたいってドラマです。
ヒロインのチャオ・ルースー以外はみんな初見さんでした。
チャオ・ルースーは、「シンデレラシェフ~萌妻食神~」と「華麗なる皇帝陛下」に出てた、美人さんというよりは愛嬌をウリに頑張ってる系の
女優さんです。(慣れると可愛く見えてくるタイプと言いますか。けど、最近見た「花の都に虎われて」では顎がとがって美人系になってた気も。)
蕭白役のウー・ジュンユー、なんとなく既視感あるなーって思ってたんだけど、あったかいロマンスの主人公リン・イーに似てるからでした。
現代ドラマの服装と時代劇風古装の違いかと思ったんですが、残念ながら全くの別人でした。
上官秋月役のリー・ホンイーは、角度によって堂本光一に似てる気がする。(年齢はだいぶ若いんだけども。)
全体的に、キャストが若手メインなので、きっと日本で言う深夜帯にやってるような比較的製作費が安めのライトなドラマなのかと。
ドラマガイドの解説で、「愛を知らないヒロインが・・・」、「真実の愛に憧れるヒロインが・・・」、っていう出だしで紹介されてるせいか、
「霜花の姫」の前半の錦覓のような、人の心が全く分からないヒロインがだんだんと人の感情を取り戻していくっていうようなちょっと面倒な
ストーリーを想像してなかなか見る気が起きなかった。
けどチャオ・ルースーを知って、彼女がヒロインだったらそんな感じではないのかなとちょっと冒頭だけ見てみたら、「恋がしたいの!」って
感じのミーハーなヒロインだったので、安心して見始めることに。
冒頭は、よくあるナレーションで時代背景の解説から入ってるなと思いきや、どうやらヒロイン雷蕾が契約した恋愛体験マシンの取り扱い説明
だったみたい。
この2169年の部分、あっという間に終わってメインの物語に入っていくので、なんとなくマトリックス的な装置に眠ってた印象だったけど、
改めて感想書くために見返したら、ヒロインが「永遠の命を手放す」って言った時から、VR装置外してタイムマシンンに入ったのね。
なんか、話の中で「システムの時代設定どうなってんのよ!」っていうシーンがあったので、てっきりゲームの中とか、架空の物語の中に意識が
とんでるだけなんだと思ってたので、最後まじで夢オチかとドキドキしちゃったけども。
「タイムスリップ会社を通じて過去にさかのぼる」っていうこのドラマの解説をちゃんと読んで改めて見ないと理解できてなかった。
どーでもいいけど、2169年って言ってるけど、ヒロインがミッキーっぽいTシャツを着ている。ミッキーは何年経っても永遠に愛されるキャラっ
てことか。
ざーっくり概要紹介。
ヒロインは、人々が恋愛っていう感情を捨て去った近未来の世界に生まれたっていう設定(多分)。
けれども、小説かマンガかドラマかは分からないけど、お話としては知っている恋愛感情っていうのを自分も体験してみたくて、そういうのを
疑似体験できるVR的なものを取り扱うトリップ会社に依頼。
で、そこで疑似体験では嫌だってことで、本気で愛のあったっていう時代(?)にタイムスリップ的な転生をしちゃいます。
ヒロインが転生した時代は、武林界の人々が争う戦国の世。
その世界でヒロイン雷蕾(チャオ・ルースー)は、春花として目覚める。
雷蕾が、転生前にシステムの解説に言われた「最初に目にした男性が運命の相手です」の言葉を思い出し、目覚めて最初に目に入った武林界の
正派、蕭白(ウー・ジュンユー)を運命の相手だと思い込み、運よく彼に引き取られたことをきっかけに、何かと蕭白に近づこうとする。
最初に目にした男性が蕭白=(イコール)運命の相手、未来の夫だと信じて疑わない春花は、鳳鳴山荘でも蕭白のことを親し気に「白(シャオバイ)」
と呼び、何かと追いかけまわすが、つれない態度の蕭白。
しかし、そのことをよく思わない鳳鳴山荘のNo.2的な女子からの嫌がらせで、何もできない女子には過酷な労働を課せられる。
仕方なくその言いつけのために鳳鳴山荘の裏山に出かけた春花は、竹林の中で蛇に襲われ白衣のイケメンに助けられる。
それは、正派と敵対している上官秋月(リー・ホンイー)だった。
彼は、記憶のない春花に自分の名前との繋がりと体に花の蕾に似た痣があることを言い当て、妹だと思い込ませることに成功。(もちろん嘘。)
その後、ちょくちょく彼女に会いに来ては兄弟とは思えない、思わせぶりな態度で春花をどきどきさせる。
上官秋月と、秘密の交流を続けていくうちに、兄であるはずの彼を少しづつ異性として意識し始める春花。しかし、蕭白を運命の相手だと信じて
いる春花は、自分の気持ちになかなか気づくことができない。
(実は、春花がはっきりと覚醒する前に夢うつつで白い霞の向こうに鳳凰の簪と長い髪の後姿の人を見ていて、それが上官秋月だったんだけど、
そのことを春花はなかなか思い出せない。)
さらに、春花を疎ましく思っていた蕭白は、春花が火事で亡くなったとばかり思っていた初恋相手で婚約者だった小蕾だったことを知り、春花に
求婚。春花は素直に喜ぶが、それを知った上官秋月は激怒し・・・。
そーんな感じで二人のイケメンの間で揺れ動く春花ですが、この世界には、長生果という不老不死とされる実があると信じられていて、人々は
その実を巡って争いを繰り広げ、春花もその争いに巻き込まれ、色々攫われて危ない目に遭い、危険なところを何度も上官秋月に救われたりして
します。
(そうこうしているうちに、上官秋月の過去や身の上、苦悩を知って段々好きになっちゃうわけですが。)
人にとって不老不死は本当に必要でそれを手に入れることが幸せなのか、本当の正義とは何か、本との愛は・・・
っていうテーマを重くならない程度にちゃんと面白く書き上げているドラマで、なかなか面白かったです。
ヒロインが最初に目覚めて、蕭白に出会うシーン。
蕭白役のウー・ジュンユーが全然タイプじゃなかったので、えっ!?この人がヒロインが恋する運命の相手なの?
とちょっとがっかり感とこの先全話見れるかなとちょっと不安を感じてしまいました。なので、鳳鳴山荘行って、シャオバイを追いかけまわして
いる春花見続けるのがちょっと面倒になってそこでストップして2ヶ月くらい空いたんだけど、「絶世令嬢」み終わってからかなー、また気になって
見始めたら上官秋月が出てきてちょっとほっとしました。
んで、改めてオープニング映像とか、ドラマガイドの写真とか見てたら上官秋月との絡みばっかだし、なんだちゃんとこっちだったー、ってな具合
で安心して見進めることができました。
あ、でも蕭白役のウー・ジュンユー。このドラマの髪型的なビジュアルが好きじゃなかっただけみたいで、けっこうイケメンさんです。
この感想観たので絶対観ます。
チャオ・ルースー観てると愛嬌があって可愛いですよね!
花の都の時は私も可愛いなあって思いながら観てました!
ちなみにあの作品、花不棄色強いですよね。
けっこうサクサク見れるのでオススメなドラマです。
チャオ・ルースーはほんと、イケメン俳優との共演数が今怒涛の勢いで増えていて
すごいなって思います。
作品重ねるごとにキレイになってきてますよねー。