2018年 中国
◆おススメ度
★★☆☆☆
◆キャスト
シトゥ・ファン:グオ・ジュンチェン
チェン・チンチン(チン・チェン):スン・イーニン
リン・イーヤン:チャオ・イーチン
ラン・シンヤ:チャン・ムーシェン
クー・ナンシ:マー・リー
ジャン・ファンファン:チョウ・モー
ルー・ジンヤン:ユエン・ハオ
◆感想・あらすじ
うーん、超超々ライトなラブコメドラマです。低予算ドラマっていいますか・・・。
なんか、うすーい感じなんですが、特に障害と言えるほどの障害もないので、安心感だけはあり、さらさらーっと見れます。
期間置いちゃうと、確実に内容忘れちゃう(もう来月には忘れてるかも)っていうようなドラマなので、感想もささーっと書いちゃおうかと。
以下、ストーリーです。
富豪の娘として生まれたチェン・チンチンは、祖父に望まない相手ルー・ジンヤンとの婚約を強制させられますが、好きでもない相手との結婚を拒み、婚約式当日式を
ボイコットして逃げ出します。
一方、男主人公のシトゥ・ファンは、殿下の愛称で親しまれているクールな人気絶大のポップアイドル。母親を亡くした傷が癒えず、父の再婚に反発して父親の結婚式
から逃げ出します。
それぞれ追手がかかった二人は、偶然鉢合わせし、ドラマでよく見る追っ手を撒く「ふいに壁ドンして抱き合う恋人のフリして追っ手をやり過ごす」手法で難を逃れるが、
シトゥ・ファンが壁ドンした際に追いかけてた一人がぶつかって思いがけずキスをしてしまう。
(さらに、シトゥ・ファンは結婚式を女装して抜け出していたためチンチンには変態と思われ、チンチンはそばかすにデカメガネ、カーリーボブヘアでおブス変装している
ため、お互い印象の悪い出会いとなる。)
さらにチンチンは、道行く男性(クー・ナンシ)とぶつかり、バッグを落とした拍子に取り違えてしまうという不幸に見舞われる。(更なる少女マンガでよくあるパターン。
「あったかいロマンス」でも既出です。)
で、色々彷徨った挙句またもチンチンは、シトゥ・ファンに遭遇。チンチンが持っているバッグの中身が親友のクー・ナンシのものだと気づくシトゥ・ファンは、ある
ことを思いつき、チンチンを父親の結婚式会場に連れていく。無事自分のバッグを取り戻すチンチンだったが、そこで父親の結婚式をぶち壊すためにシトゥ・ファンは
チンチンを自分の婚約者だと発表し、みんなの前でキスをする。(これも「シークレット・ハウス」を連想する場面なような・・・。)
(とりあえず、シトゥ・ファンの父は再婚を諦め、式場に来ていた人たちは解散。)
後日、美少女姿に戻ったチンチンは両親が出会った学園の入学手続きに訪れるが、そこにはすでに祖父の追っ手の姿が。困ったチンチンは、またもおブス変装して堂々と
追っ手の前を通り過ぎ、無事に学園に入学。
学園の寮に住むことになったチンチンは、同室の優しい優等生ジャン・ファンファンとすぐに仲良くなり、学園内を色々案内してもらっていると、なんとそこでまたも
シトゥ・ファンに遭遇。
シトゥ・ファンは同じクラスでかつ、たまたま空いていた彼の隣がチンチンの席になってしまう。
第一印象が悪かった二人はお互い嫌いあっていたが、なんだかんだ過ごすうちに友人関係になっていく。
祖父の元を離れたためにカード類が使えなくなってしまったチンチンは、色々なアイディアと手法でお金を稼いでいくが、父親が病気で手術のお金が必要なファンファン
のために即金でまとまったお金が必要になり、あるミュージックビデオの出演オーディションに出ることに。
しかし、おブス変装したチンチンでは書類審査の前に門前払いを食らい、仕方なく変装を解いた素の自身の美少女姿で応募。見事合格するも、それはシトゥ・ファンの
MVへの出演者を募集するシークレットオーディションだった。
※美少女バージョン
変装を解いたチンチン(チン・チェン)を見て、素直に褒めて友人になるシトゥ・ファン。
そうやって、だんだんと嘘に嘘を重ね、シトゥ・ファンとの関係性が複雑になっていくチンチン。そして、だんだんとシトゥ・ファンの本当の姿を知り惹かれあっていく
二人。
シトゥ・ファンに自分の真実を話そうと決意した矢先に、ラン・シンヤの策略によって嘘がバレてしまうチンチンだったが・・・。
◇◇
チンチンの実は富豪の娘なのにそれを隠して、さらに本当の姿を偽っておブスメイクをして学園に通っている、さらに恋の相手がアイドル、っていうだけでけっこうもう
いっぱいいっぱいな設定な感じなのに、そこにさらにチンチンの父親の失踪の謎とか、シトゥ・ファンの幼馴染で初恋相手を不慮の事故で亡くしてしまい、親友だった
リン・イーヤンと確執ができてしまっているだとかの設定がちょっと広げすぎな気がして、結果やや薄い作りになっちゃってる気がします。
シトゥ・ファンの幼馴染で、不慮の事故で亡くなった彼女の妹、ラン・シンヤが、めちゃめちゃ腹黒な女なんだけども、なぜかその道徳心的なところを誰も咎めないし
注意しないっていうのがもやもやします。(まぁ、中国ドラマ全般そうでもあるんだけども。)なぜ、めっちゃ悪いことしてるのに許されるんだろうな・・・っていう。
チンチンの元婚約者ルー・ジンヤンが、物語終盤でチンチンを諦め切れずになんか策略を練って再登場してきそうな雰囲気だったのに、なんかそこは回収されずに終わった
気がする。そして、このルー・ジンヤン役のユエン・ハオ、すごく最近どっかで見たなと思ったら、「もっともステキなこと」でテレビ番組制作会社の代表やってた方
でした。「運命の桃花」でも、青瑶(ヒロインの師姉で幼馴染)の弟役で出てたっぽいんですが・・・印象ないな。。。(人参だか大根みたいな植物の子を拾ってくる子
だよね?)
なんかヒロインも主人公もどーっかで見たことある感じなんですが、どこだろうって調べたら、ヒロインのスン・イーニンちゃんは「寵妃の秘密」で侍女の役やってた子
でした。
主人公のグオ・ジュンチェン君は、「太子妃狂想曲<ラプソディ>」で、アラン・ユー側の側近だった子?かも。グー・ジアチェンをもうちょい幼く可愛くした感じです。
シトゥ・ファンの元親友のリン・イーヤン(チャオ・イーチン)は、「待って、私の青春」でもちょっと似た雰囲気の役をやってますが、そっちは主演です。
チンチンはお金持ちの家に生まれて、子供の頃から英才教育を受けかつ数々の才能もある子なので、テコンドーの師範だったりピアノやバレエもできたり、さらにマンガ
まで描けるっていう多才っぷりが要所要所で発揮されてそこがちょっと見ていて気持ちが良かったりします。
(ラン・シンヤの策略にまざまざとハマらないってところが。)
最近の中国ドラマって、なんか日本のご機嫌取りしてるような気がするんだけど気のせい?単純にただただ日本のマンガが中国で流行ってるだけ?
このドラマでも色々出てきました。
バスケのシーンで、「僕は銘徳学園の流川楓と呼ばれているんだ」って言ってたり、「お前は名探偵コナンか」とか、アラレちゃんまで・・・。
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