2020年 中国
◆おススメ度
★★★☆☆
◆キャスト
シュー・イーレン:リャン・ジェイ
ファン・ジーヨウ:シン・ユンライ
リー・ジョー:リウ・ハイクアン
ホー・ユーウェン:ルオ・チウユン
グー・ボー:ウー・ジーフォン
シア・ディー:チェン・シーミン
ファン・シーユー:ワン・ションディー
◆感想・概要紹介
う、うーん・・・。
これも、見てるときは面白いんだけど、見終わったら秒で内容忘れちゃう系ドラマかも。
ちょっとここに来て、私の中での「"シンデレラ"の邦題付くドラマにハズレなし」神話が崩れたかも。
まー、めっちゃつまんない、って訳でも完全に駄作、って訳でもないんですけどね。
そんなに心に響く系のドラマではなかったです。
あらすじ・概要紹介(ネタバレあり)
主人公は中学生くらいの時のある出来事がきっかけで、嘘がつけなくなった愛想笑いもできない設計事務所社長。
対してヒロインは、生きていくためには多少の嘘も平気で吐くタイプの女性。
ある昼上がり、シュー・イーレンはホテルのラウンジで彼とのひと時を満喫中イーレンに甘い言葉を囁く彼。一方、
その隣の座席にはファン・ジーヨウと向かい合って座る女性。女性が何を言ったかは分からないけれど、(おそらく
今日の私、どう?的な感じ?)悉くその女性の服装やメイクの欠点を指摘し、怒った女性にテーブルのお冷をぶっかけ
られてしまうファン・ジーヨウ。
イーレンと恋人である彼がエレベーターに乗ると、閉まる寸前のドアをこじ開けて同じエレベーターに乗り合わせる
ジーヨウ。
と、イーレンの彼に電話がかかってきます。
ルームメイトからだと言って電話に出る彼ですが、フランス語で話しているその会話は完全に好きな女性に対する
内容。(最後ジュテームって言っちゃってるけど、フランス語分からなくてもそのフレーズくらい知ってたりするん
じゃ・・・。)
ジーヨウは彼女がいる前で堂々と電話をする彼を睨みつけると、フランス語で彼を批判した後に、イーレンにその
内容を告げ口。
結局、それがきっかけでイーレンは彼と別れることに。
イーレンは建築系会社の社長秘書で、彼女が振られて傷つき一人涙していると壁紙見本が欲しいと社長から催促の
電話が。イーレンが急いで戻ると、なんとそこには会社の取引先相手としてジーヨウが。
うちの秘書だと紹介する社長。自宅の水道管が破裂して今戻ったところだと。(そこまでの個人的情報、伝えなくて
もよくない?)その言葉にピクっと来てしまったジーヨウ。
そんな一大事に彼氏とあってる暇が?と。そして、御社の社員は不誠実だ、そんな不誠実な社員がいる会社を信用
できないので契約は白紙に戻すと。
それがきっかけで、今度は会社をクビになってしまうイーレン。
会社の荷物を整理して自宅に戻ると、本当に水道管が破裂したようで部屋の中が水浸し。イーレンは大家さんに
めっちゃ責められます。(コレ、トイレから水が溢れているとかって借主が責任追わなきゃいけないものなんだろう
か??)
踏んだり蹴ったりのイーレンですが、親友とご飯を食べて少し前向きな気持ちになり、翌日"ファンユエン設計事務所"
の面接を受けますが、そこはジーヨウが社長を務める設計事務所で、イーレンはその場で不採用となってしまいます。
(ここまでを見ると、嘘を吐けない男っていうより、嘘つきを正して咎めずにはいられない人、って感じでなんか
違和感・・・。)
しかし、社長のアシスタントが次々に辞め、後任がなかなか決まらないことに業を煮やした事務所の共同経営者で
あるホー・ユーウェン部長が不採用となった応募の中からイーレンの履歴書を選び、独断でイーレンを採用して
しまいます。
そうして、なんだかんだ天敵であるジーヨウのアシスタントになってしまったイーレン。
彼女は社長に嘘を吐いたらクビだと宣告されますが、ホー・ユーウェンには遠回しに嘘の吐けないジーヨウに代わり
商談の場等でフォロー(社長の代わりにやんわり嘘を交えた会話をするなりしろ的な)するよう申し付けられます。
で、まーイーレンがうまく立ち回って事なきを得たり、逆に嘘がジーヨウにバレてクビ寸前まで行ったり、イーレン
の同僚のミスによってイーレンが重大な失敗をしでかしたかのような騒ぎになったりと、なんだかんだありますが、
それらをひとつずつ乗り越え、二人の間にちょっとずつお互いの信頼関係と愛情が芽生えていきます。
ジーヨウが嘘をつけなくなったきっかけが、親友の父親と敵対する側の顧問弁護士だったジーヨウの父が、ジーヨウと
ジーヨウの親友であったリー・ジョーを利用してリー・ジョーの父親側の証拠を手に入れ隠滅し、リー・ジョーの父親
を陥れた過去があったっていう。そのことにより、リー・ジョーの父親はありもしない罪を被せられ刑事責任を問われ、
母親が自殺、父親も正気を失い、リー・ジョーは何もかもを失います。ジーヨウは、それを根に持つリー・ジョーに
嫌がらせを受けたりしますが、幼かったながらもその出来事に責任を感じ、甘んじて受け入れたり。
イーレンはイーレンで、彼女も幼い頃に両親を亡くし、叔父の家族に育てられたっていう複雑な家庭環境にあったり
します。
両親がいないイーレンを可哀そうに思って可愛がる叔父と、父親が贔屓しようとするイーレンに嫉妬しいじめる従姉
と、イーレンを疎ましく思う義理の叔母。
そんな家庭環境で育ったイーレンは欲しいものも欲しいと言えず、従姉の失敗をいつもイーレンのせいにされ、
それでもなんとか家族仲を保つため、自分の最低限の生活を保障するために多少の嘘は仕方ないと真実を飲み込んで
生きてきたっていうイーレン。
そうやってお互いを知っていき、嘘に対する考えがちょっとずつ変わってくるジーヨウ。そして二人はジーヨウの
妹のアシストもあって、晴れて恋人同士に。
(日本のドラマでは見かけないけど中国ドラマでよく見かける彼女に当たる日差しを遮るシーン。じゃー、カーテン閉めたら?)
しかし、(登場した時からそうなるだろうとは思っていたけど)イーレンを最初に採用したホー・ユーウェンが、
ジーヨウがイーレンを好きになってしまったことを知ると、ものすごい悪女に変わり、イーレンを陥れにかかります。
さらに、そこに従姉まで絡んできて、イーレンに更なる試練が・・・。
それとは別に、有名な設計士、そしてジーヨウの師匠であるホー・ユーウェンの父親は、その昔美術館のコンペで
ジーヨウの設計を自分のものとして発表したという過去があり、その確執が最終的に浮き彫りになって対決したり。
なんか、ヒロインと主人公の家族仲っていうのがもう複雑な感情が絡み合って重い・・・っていう、むしろなんか
そっちが印象に残ったドラマでした。
俺様、っていうほどではないけどツンデレ社長役のシン・ユンライが、ヒロインとラブラブになった後もけっこう
その無表情さが崩れないところがなんか新しい感じでした。
中国ドラマでよく見る、イケメンがヒロインの鼻のカーブに沿って人差し指を鍵状に曲げてシュッてするやつ(コレ
壁ドン的ななんかネーミングないの?)が、なんか手馴れてなくて下手くそなんだけど、それがちょっとぎこちなく
てよかった。
逆にリャン・ジェイの演技が途中からちょっと暗くて覇気がない感じで・・・1話目じゃ、ジーヨウに激怒して発車
したジーヨウの車の前に飛び出してジーヨウに畳みかけるように怒って苦情をいうようなシーンがあったにも関わ
らず、義理の叔母や従姉になにも言い返せない場面が続いてイライラしました。
なんか、「寵妃の秘密」の曲檀児になったときの演技見てるみたいで、それしかできないのこの人、的な・・・。
なんか、うっかり課金して観ちゃったんですが、課金すると見てるときは面白く感じちゃうんですよねー。多分、
「それなりの対価を払ってるんだから、面白いに違いない」っていう心理が働いちゃうのかと。(同じように高い
食べ物がおいしく感じたり、高い薬が効くような気がしたり、っていうのがあるらしいです。)
でも、課金してまで見るドラマではなかったかなーと思います。
確かに(笑)
バイ・ルーは「愛しい僕のラッキーガール」の序盤以外は
基本「招揺」の時と似たようなキャラが多いですよね・・。
「オオカミ君主とひつじ女王」は少し見かけたんですが
レオ・ローがちょっと痩せすぎ、自分の好みでなく
バイ・ルーはあの喋り方が「ひつじ」には見えない(笑)
途中でやめましたが、調べたら
キャストにライリー出てましたね〜。
話数がだいぶ進んでるけど、また覗いてみます(笑)
>ツンデレのシン・ユンライって
>「宮廷の茗薇」に出ていた男優さんですよね。
そうですそうです!私はこっちを見てからシン・ユンライの別作品を求めて「宮廷の茗薇」見ましたが、
2番手でちょっとがっかりしました。(まぁ、すぐ気が変わりましたが(笑))
>Netflixで「もっともステキなこと」を随分前に観て
>ライリーのツンデレにハマり、久々に2回目また
あのライリーいいですよね!!
私もそれでライリーにハマっちゃいました。
「オオカミ君主ととひつじ女王」にもサブキャストで出てますが、
けっこう笑うキャラでちょっとびっくりしました。
でもそっちのライリーも可愛いかったです。
これ、無料の1話観ましたが、課金で見るところまでは
行きませんでした。
ツンデレのシン・ユンライって
「宮廷の茗薇」に出ていた男優さんですよね。
こちらの記事を読ませて頂いて
課金せずに良かった!と思いました(笑)
話飛びますが
Netflixで「もっともステキなこと」を随分前に観て
ライリーのツンデレにハマり、久々に2回目また
最後まで観ました^ ^
彼は、最初からツンツンしていますが
途中からヒロインに興味を持ったんだろうけど
ずっと口数少なくて、ドラマの最後まで寡黙。
それほど親切でもない。
でも、彼女に誰かが意地悪すると、その相手には
さりげなく、ポーカーフェースで攻撃して
彼女を援護するところが観ていて嬉しくなります。
チャオ・ルースーのお惚けキャラクター良いですね〜。
このキャラクターが、二人の関係性をとても温かく
ドラマをステキにしてますね。
観る方がどういう感想かはわかりませんが
私は最後までキュンキュンしました(笑)