角川映画供給、邦題「ずっとあなたを愛している」(IL YA LONGTEMPS QUE JE T'AIME)という仏語の映画をレンタルDVDで観た。フィリップ・クローデル監督、自分の子供を殺した罪で、15年服役していた女医の姉を、長い間交流のなかった妹が引き取り、妹の家族や友人たちに支えられて、自立して行く女性のお話。世間の殺人犯に対しての偏見や、服役中にボケてしまった母への対応など、複雑な心理描写が続き、姉妹の信頼関係が回復して行くうち、子供を死なせてしまった事実がわかる。普段の生活の中に、幸せが潜んでいることを、再認識させてくれる映画だった。
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