水曜日の夜は、古事語り部座と松村さん、サキタハヂメさんとの音楽合わせ2回目が行われた。本番仕様で通し稽古が進んで行く。この緊張感と熱量がもうすぐ終わってしまうのかと思うと、祭りの後の寂しさが込み上げてくる。皆と集中できるこの一瞬一瞬を大切にして、本番の日を迎えたい。
火曜日は郡山城ホール休館日のため、「ちゃもり」のお稽古もお休み、土、日、月と連日稽古の疲れを癒やすことが少しできた。家にいてもどこかから「ちゃもり」の音楽が聞こえてくるような錯覚におそわれ、テレビを観ていても、ゲームをしていてもどこか魂を持って行かれているようで、知らぬ間に居眠りをしている、きっと体が疲れているのだろうなと自覚する一日だった。
歌劇「ちゃもり」も最終段階に入り、月曜日の夜は、7時20分から通し稽古が行われた。各自失敗するところは自覚しているだろうからと、松村さんからは、もうダメ出しがなく(9時半には退館しなければならないことも加味されているが)本番前の緊張がたかまる。できないままでこの劇を終えてしまうのは悔しいので、最後のあがき、不具合は極力なくしていきたい。
日曜日は、朝9時50分集合、夜の9時まで郡山城ホール(大ホール)を使って「ちゃもり」のお稽古。午前中は、昨日のダメ出し部分を重点的に、午後松村さんがいらっしゃってからは、架橋工事のシーンを1時間ほど見直してから、和尚さん(松村さん)抜きの通し稽古が3時半から5時半ぐらいまで続いた。松村さんに観てもらうのは、最後の全体稽古。本当はもっと完成していなければならないのだが、いっぱい注意をうけて、不安な本番前の緊張感。寝不足な毎日、9月は近い。
「ちゃもり」は歌劇、生演奏の歌伴奏が付くので、26日はサキタハヂメさん率いるバンドと劇団員、松村さんとの音楽合わせが朝9時から夜8時まで行われた。サキタさんのミュージックソウ(のこぎり)演奏を間近で聴けたのは、儲けもの。日々白熱して行く「ちゃもり」の稽古、ここさえ乗り切れればゴールはおのずとやってくる。ガンバ!!