スペイン講座7回の修了コンサートが、日曜日午後3時50分から、はばたきホールで行われた。スペイン童謡4曲、スペイン語会話、カスタネット演奏,「ドン・キホーテ」の歌謡劇、修了証書授与式のあと、ゲスト演奏の箏「紳仙調舞曲」、ピアノ「幻想曲さくらさくら」「マラゲーニァ」、ギター「禁じられた遊び」「エスパニアカーニ」「アルハンブラの思い出」が、素敵な曲ばかりで、今も耳に残っている。
29日郡山城大ホール、午後1時、満員の観客を前に、「郡山千本桜」が開演された。私的には、出落ちもなく、セリフもスムーズに言うことができ、最高の仕上がりになったと思っている。とにかくやり遂げたという達成感に満たされて、懇親会にも笑顔で出席する事が出来た。この感覚を得るために、またもや演劇に没入して行く、未来の私が見えて来る。
衣裳や立ち位地、セリフが気になって、あまりよく眠れなかった。睡眠不足と疲労がたたって、怪我をしない様気をつけて舞台に向かいたい。泣いても笑っても開演時間は、容赦なく迫って来る。心を落ち着かせ、今まで稽古したことを思い出し、本番に臨みたい。
台風が去って爽やかな空気に入れ替わり、秋の気配を感じていたのも、つかの間、木曜日は暑さがぶり返し、体に堪えた。まだまだ8月、クーラーや扇風機を上手く使いこなし、この夏を乗り切ろう。「郡山千本桜」の本番も迫っている。体調を崩してはいけない。
何度もの稽古で、ずいぶんよれってきた裃袴にキーピングでアイロンがけして、パリッと感を出そうとしたが、生地自体が弱って来ているのか、いまいち新品の風合いは取り戻すことができない。くたびれた武将姿で舞台に立つのはいやだが、手の施しようがない。出演者が衣裳の管理までするのは、少々過酷かもしれない。