「ふることぶみ」のチラシを配らせて戴いた近くの郵便局に、昨日振り込みの用事で出かけていったら、局長さんと何人かの局員さんが、劇を観に来て下さっていたようで、舞台での話に花が咲いた。次回作にも期待して下さっているようで、いろいろなところで種を撒いておくのは大事だと思った。
10歳の孫から「ふることぶみ」の感想文が郵送で送られてきた。日曜日に観劇し火曜日にファンレターが届くとは、なんたる早業、帰ってすぐ封書にしてポストに入れたのだろう、内容は私の動きをすべてのシーンにおいて把握してくれていて、実によく劇を観てくれていたことが伝わってくる。観に来てくれて有り難う、これから生きていく上でなにかの役に立ったら、ばあちゃん冥利につきる。
月曜日の夕方、散歩に出るとあちこちからお声を掛けて戴き、「ふることぶみ」の感想を熱く語って下さった。毎日チラシ配りをしたかいがあった。わざわざ観にいらして下さったことに感謝、誉めて下さったことに喜び、次も頑張ろうという気力が湧いてくる。演劇の熱量ってすごい。
土曜日に初日だった「ふることぶみ」日曜日はもう千穐楽、市民劇団だから仕方が無いのだが、1年以上稽古してきた作品が終わるのは、やはり寂しい。毎週末会えていた劇団員とも今日からは、それぞれの生活に戻りもう会えない。コロナ禍で打ち上げも無く、後ろ髪を引かれる思いで帰路についた。孫達が劇場に来てくれたことが嬉しかったが見送りが出来なかったのも心残り、家に遊びに来たときに感想を聞かせてね。
「ふることぶみ」1日目の公演が終わった。お客さんへのお見送りも、コロナ感染防止のためできない中、小学生の時からの友達から、お花が届いた。心地よい疲労感を癒してくれる。やっぱり嬉しい。心温まる手紙も同封されていて、演劇の力を感じた。