どの競技でも、1位になるのは、相当な努力と、運がいるようだ、勝利の女神はなかなか微笑んでくれない。オリンピック、ラグビー、マラソンとテレビの前で一喜一憂している。
久しぶりにホテルのフルコースディナーを食べ、なごやかに歓談し良い一日になろうとしていたが、帰りの電車に乗るとき、後ろに並んでいた若い男性が突然割り込み乗車をし、ドアのところで押しのけられた幸いころばなかったが、私の左隣の人も反動ではねとんだ。もう少し足腰が弱っていたらどうなっていたのだろうと、マナーの悪い男性に憤りを感じ、弱い者に容赦ない態度をとる人がいなくなる社会にしてゆきたいと強く思った。(私も知らずにやっている行動を見なおそう。)
開会式が行われている。人文字に始まり、ジャンプ選手を形どり、ゴーグルやはく息の白さにまで凝った演出、ダンテの神曲を朗読し、イタリアの歴史を紹介、最後にフェラーリが、轟音とともに走り去った。世界には、素敵な人がまだまだいるのだ。平和と希望をイマジンするショーは大成功。
テニスの帰り、良い香りがするので、空を見上げると、黄色い梅が満開で、あたり一面その梅の香りでみちていた。たぶん、蝋梅という種類なのだと思うが、春の訪れが、心を暖かくしてくれた。
庭の梅が、日ごとに蕾がふくらみ、もうすぐ咲きそうだ。冷たい風にさらされながらも春の訪れを感じ、けなげに立っているこの木に負けないようがんばらねば。