今日も明け方の空を観測、オリオン座や金星は、美しく輝いていたが、流れ星を見ることはできなかった。外の空気は、冷たく、早々に部屋の中に引っこんでしまった。カーディガンや、靴下などは厚手のものが必要になってきた。家の外で飼っているミドリガメの動きもにぶくなってきたし。10月もあと10日余り、秋も深まり、冬がどんどん迫ってきている。
少し早起きして、東の空を見上げたが、星が見えない、厚い雲に覆われている。結局、ひとつも流れ星を見ることはできず、眠い目をこすりながら、ブログを書いている。願い事は、叶いそうもなく、新しい年齢の始まりを飾ることはできなかった。
19日は、私の誕生日。喜ぶような歳ではなくなってきたが、やはり、一年に一度の記念日、今日からひとつ歳が増える。暑くも寒くもない、いい季節に生まれたことに感謝し、健康を維持して、人に迷惑をかけない人生を、これからも歩んで行きたい。
今夜の放送で、42回目を迎えるNHK大河ドラマ「天地人」妻夫木聡や、常盤貴子、加藤清史郎など、人気の俳優が多数出演しているが、主人公の直江の人格が、よく描かれすぎて、本当かなと疑ってしまうシーンが、後半になって目立って来たように思う。特に父役の高嶋政伸の死は、美しすぎて、大阪人のノリで、それはないとツッコンでしまった。
「EL ORFANATO」が原題で「永遠のこどもたち」と和訳されているスペインの映画を見た。J・A・パヨナ監督、108分のこの作品は、現実と過去とが交錯し、海辺に近い孤児院での出来事が、発端になり、そこで行われた殺人事件の解明を、昔は、その孤児院で過ごした女性が、養子の息子とともに真実を探ってゆく。海辺の灯台と海岸線の風景が美しく、子供たちの遊ぶ姿に、懐かしさを感じるが、少し怖い映画だった。