いとうせいこう著「想像ラジオ」を読んでいる。東日本大震災を背景に、生者と死者の新たな関係を描き出した作品。深夜2時46分、海沿いの小さな町を見下ろす杉の木のてっぺんから、「想像」という電波を使って「あなたの想像力の中」だけで聴こえるという「想像ラジオ」。文中に出て来る、DJアークが流す曲をすべて聴きたくなった。
お墓参りに使う、榊だけは、テニスの帰りに寄るスーパーの方が安いので、昨日のうちに買っておき、今日は、より近くのスーパーで、お花だけ調達しに行こうと思う。8基ある親せきのお墓にも、お花をお供えしたいので、相当数買わなければならない。お彼岸で値上がりしている花の購入が、少々負担になって来たが、いたしかたない。御先祖様に御挨拶に行かねば。
1月から始まったテレビドラマの最終回が、今週続々と続いている。昨晩は、読売テレビの「○○妻」の最終話だった。ニュースキャスターの正純(東山紀之)と、献身的に彼を支える契約妻ひかり(柴咲コウ)が、ようやく幸せな結婚ができたと思った矢先、高校生の暴力から、正純をかばった、ひかりが死んでしまうという悲しい結末。自分が変わらなければ、世界を変えることが出来ないと、最後のニュース番組で熱弁した正純が、かっこよかった。テレビドラマは、やはり、自分の好みの俳優が、主役かどうかで選んでしまう私は、やはりミーハーか?
生涯学習音楽指導員が所属する、(公財)音楽文化創造が出版している季刊誌に投稿依頼の手紙が届いた。400字詰め原稿用紙6枚程度、2400字。「学びの記憶」というテーマで書くのだが、締め切りまでに一か月ほどしか猶予がない。今まで何を学んで、音楽指導員となったのか、記憶を掘り起こさねばならない、やっかいなものを引き受けてしまった。
なんだか明るくならないなあと思って、窓の外を見てみると、霧がかかっている。春霞などと優雅なことを言っていられないぐらい見通しが悪く、湿っぽい。車の運転には注意が要りそう。天気予報では、これから晴れて、気温が上昇し、4月中旬の暖かさになるらしい。今日は、厚手のコートは不必要のようだが、洗濯するには、まだ早い。