24日近鉄アート館で、「ちゃもり」の千穐楽を迎えた。2年間の集大成、古事語り部座全力投球、力を入れすぎて、セリフが所々滞っていたことや、松村さんの声がかすれてきて、最後は絶叫するような語りになっていたことなど、いろんなことが起こっていたが、とにかく皆無事で演じきることができた。片付けが終わりアート館ロビーでの簡単な乾杯の後、郡山に戻って「俺の家」という焼き鳥屋さんで打ち上げ、最後は「ちゃもり」の劇中歌を歌い踊り、おひらきとなった。2年後か3年後の次作品にも、出演しようという決意を固めた。
近鉄アート館での一回目の公演が終わった、まだ千秋楽ではないのだけれど、カムカムミニキーナの役者さんや、遠くから見に来てくださったファンの方々をまじえて、50人超の中じめ大宴会が、アート館近くの居酒屋でおこなわれた。演劇にたずさわっていなければ、絶対に味わえない醍醐味、パルプンテとおまじないを唱えたかのような、夢の一日、とっても楽しかった。まだまだ、頑張って「ちゃもり」の世界の住民を増やしたい。
郡山城ホールの公演では、広さを武器に、あちこちに小道具を置くことができたが、近鉄アート館は、段差が多く、油断をすると足が階段にひっかかってしまうし、楽屋も狭く、女子皆んなが入るには、椅子も机も足りない。いかに郡山で優遇されていたかを、感じながらの大阪公演、もうやりきるしかない。どうぞ無事終了しますように、天に祈って頑張るぞ??
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いよいよ「ちゃもり」大阪公演、金曜日は場当たり後、通し稽古の予定、郡山公演が3週間前だったので、燃え尽きた薪にまた火をつけ直す感覚。体調を維持し続けることの難しさを演劇は教えてくれる。あとはベストを尽くすのみ、泣いても笑っても土曜、日曜はやってくるのだから・・・。
彼岸の入りの20日、京都のお寺にお墓参りに行ってきた。親戚のお墓を合わせると8基あるそれぞれに、水塔婆とお花、お線香を供え、日頃のお礼と、「ちゃもり」の成功をお願いしてきた。お参りしている人は未だ少なく、親戚には会えなかったけれど、心の中に、爽やかな風が吹き抜ける気分を味わった。