あごう ひろゆきの「集志貫徹」 ブログ

生まれ育った「大田市」をこよなく愛し、責任世代の一人として、先頭に立ちがんばっています。皆様との意見交換の場です。

「集志貫徹」

やっぱりおおだ!

平成25年度の予算編成は?

2013年01月11日 11時02分33秒 | 想・有・独・言

実際に平成25年度の当初予算編成はどういうものになるのでしょうか。

予算を議会に提出する権限は、地方公共団体の長に専属していますので、我々に編成権は無く、予算額について

編成前からうんぬんという事はできませんが、手元資料から予測してみましょう。

 

手元にある資料は財政課が作成した「大田市中期財政見通し」による歳出のシュミレーションです。

平成20年9月に作成された資料の21年度歳出シュミレーションは218億8千万円で

実際の平成21年度当初予算額は212億8千万円でした。

同様に、平成23年12月作成された資料の24年度歳出シュミレーションは246億1千万円で

実際の平成24年度当初予算額は242億8千万円でした。

25年度予算は平成24年12月に作成された「大田市中期財政見通し」による数字を用いてみると

シュミレーションは235億6千万円ですから、おそらく約230億円前後の予算編成になることが予想されます。

 

更にこの歳出シュミレーションによると人件費は約1.1%の減(対24年度歳出シュミレーション)、扶助費は約3.2%の増となります。

投資的経費は約12%の減となりますが、平成22年度の約1.8倍、平成23年度の約2.1倍の規模になっています。

主な歳出として「新不燃物処分場」に17億7千万円、「一中体育館」に7億円、「消防拠点施設」に5億2千万円、

「新・防災行政無線」に2億円が25年度事業としてシュミレーションされています。

市債ですが借入額が46億4千万円、償還額が39億8千万円と合併以来2年連続で

プライマリーバランス(広義の意味で)がマイナスとなる予想です。

これに伴い、市債残高も2年連続で増加することになります。

また、このシュミレーションによると市立病院会計への繰出しが10億2千万円と約30%も増加が予想され

以降10億円前後の繰出しが予想されています。

また、下水道会計への繰出しも年々増加するシュミレーションの結果となっています。