決意

この「まち」は今、泣いています。声を上げて泣いています。
私にはこの「まち」の泣き声が聞こえてきます。

この「まち」には閉塞感が漂っています。
国内外の経済情勢の悪化、中央と地方との広がる格差、急速に進行した少子高齢化、要因は多岐に亘ってあると思います。
しかし、この閉塞感は私たちでは根本的にコントロール出来難い要因だけなのでしょうか。
事なかれ主義、平均点の維持、意見集約の希薄さなど、この「まち」で出来ることがなおざりにされていると感じます。このまま傍観者として時を過ごすことが賢明なのでしょうか。

私たちはこの「まち」を終の住かとして生きていかなければなりません。
このままの状況が続けば私たちはもちろん、次の世代にも終の住かとしてこの「まち」を守っていくことが出来なくなってしまいます。
私はこの「まち」にとって責任を持って生きていく世代のひとりです。
今、私たちが力を結集し、出来ることひとつひとつから始めていかなければならない時代ではないかと思います。

私は、この世代の先頭に立ち、この「大田市」を笑顔あふれるまちになるよう尽くします。
安心・安全で活力ある終の住かとしての「大田市」が次の世代まで引き継げるよう努力を惜しみません。
そして、その先には必ず明るい未来が期待できる「大田市」になると確信します。
この「大田市」を熱く想う皆様の志を集め、信念と情熱を賭けて、徹底して貫き通す。
その使命を自覚し、行動します。皆様のご指導、ご鞭撻と力強いご支援を賜るよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。