本日、あすてらすにおいて大田市事務事業評価(外部評価)が実施されました。
1グループ5名の委員に加えてコーディネーター1名の計6名で構成される班を2つ作り、
2会場に分けてそれぞれ6事業づつ、計12事業を市民の皆さんに評価していただく作業です。
実施の目的は、市政に対する市民参画の機会の確保、透明性ある行政運営の推進、
市民と協働のまちづくり推進、効果的な行政運営の推進、職員の政策形成能力向上及び説明能力の向上を図る
というもの。
担当課による事業、経過等の説明(10分)
コーディネータの進行による質疑応答(25分)
意見提出シートの記入(10分)
班として意見を集約し、発表(10分)の合計55分で1事業を評価する方式です。
まずは結果から。
(第1会場 第1班)
○1-1 定住奨励事業 大田市へのUIターン者への住宅補助 1,385千円
市の判断・・・・・・・・・現状継続
評価委員の判断・・・拡大見直し(拡大へ見直し 3名、手法の見直し 1名、現状継続 1名)
特記事項
・一定の成果が出ている ・中山間地域への定住者のしえんをもっと手厚くする
・UIターン後の生活支援を含めて、幅広く事業を拡大すべき
・現定住者を含めて、より一層のニーズの把握が重要
○1-2 協働によるまちづくり推進事業 各地区のまちづくり事業への支援 20,788千円
市の判断・・・・・・・・・手法の見直し
評価委員の判断・・・縮小へ見直し(縮小へ見直し 4名、手法の見直し 1名)
特記事項
・「新たな公共サービス」とは何か明確に定義し直し、必要なサービスのみを提供しては
・職員の常駐体制は不要ではないか ・支援センターの統合による合理化
・嘱託職員総数の圧縮 ・事業の統合、機能を明確化 ・人件費の削減
○1-3 姉妹都市「テジョン廣域市」交流事業 中学生の訪韓や、市内団体の訪問交流事業への補助 1,377千円
市の判断・・・・・・・・・現状継続
評価委員の判断・・・手法の見直し(拡大へ見直し 1名、手法の見直し 3名、現状継続 1名)
特記事項
・経済観光への分野へ展開すべき ・国際交流事業の枠組みの再定義
・事業としての拡がりが現状では限定的ではないか
○1-4 子ども医療費助成事業 大田市独自の小学生から中学生までの医療費補助 28,323千円
市の判断・・・・・・・・・現状継続
評価委員の判断・・・現状継続(現状継続 5名)
特記事項
・より年齢の幅や、サービスの内容を深めて継続してほしい
○1-5 少子化対策関連啓発事業 少子化対策に関連する事業を行う団体への補助 378千円
市の判断・・・・・・・・・現状継続
評価委員の判断・・・手法の見直し(手法の見直し 4名、現状継続 1名)
特記事項
・「多様な取組みを促進する」のであれば、申請方法の簡素化など間口を広げる手法を
・予算が少なすぎる
・市として地域に子育て支援の輪を根付かせるような多様な取組みを行ってほしい
○1-6 第3子以降保育料軽減事業 第3子以降の3歳未満児を保育所に預ける保護者に対する保育料補助 18,660千円
市の判断・・・・・・・・・現状継続
評価委員の判断・・・現状継続(現状継続 5名)
(第2会場 第2班)
○2-1 山村留学推進事業 市外からの子どもを受け入れる長期、短期の「山村留学」 38,103千円
市の判断・・・・・・・・・現状継続
評価委員の判断・・・手法の見直し(手法の見直し 5名)
特記事項
・事業の費用対効果を示しにくいものではあるが、数字等によって具体的に示す工夫が必要
・文部科学省の指定を受けた事業は活用できないか検討すべき
・国からの財源も活用でき、また、市外へのPRにもつながる
○2-2 「文化はまちの力」推進事業 芸術文化活動の推進を目的にした事業展開を委託 1,000千円
市の判断・・・・・・・・・拡大へ見直し
評価委員の判断・・・拡大へ見直し(拡大へ見直し 4名、手法の見直し 1名)
特記事項
・事業の費用対効果を具体的かつ透明に。
・事業は文化・観光・産業に関連しており、全市的な取組みが必要。また、単年で終わることなく、
継続的に実施し、その中で「鳴り砂」「石見銀山」などの貴重な文化資源や県の文化振興事業などと
連携し、市外からの集客による波及効果を得られる手法の検討も必要
○2-3 公共下水道整備事業・生活排水処理事業 下水道など汚水処理施設の整備事業 742,060千円
市の判断・・・・・・・・・現状継続
評価委員の判断・・・拡大へ見直し(拡大へ見直し 2名、手法の見直し 2名、現状継続 1名)
特記事項
・事業の早急な実施を望む
○2-4 石見銀山観光客対策事業 石見銀山の混雑の緩和と観光客の安全対策、観光案内業務を委託 12,816千円
市の判断・・・・・・・・・手法の見直し
評価委員の判断・・・手法の見直し(拡大へ見直し 1名、手法の見直し 4名)
特記事項
・過去の反省があって将来への展望が開けるものであり、これまでの事業の振り返りを行なった上で
今後の事業の取組みを
・県外、市外からの観光客へのおもてなしの気持ちを持つことが重要
・経費の使い方に重点を設ける当の工夫が必要
・世界遺産登録5周年を機にアンケート調査を実施し、観光客からのニーズ調査を
○2-5 大田市イベント助成事業 地域経済に活力をもたらすイベントに補助金を交付 1,620千円
市の判断・・・・・・・・・縮小へ見直し
評価委員の判断・・・現状継続(休止 1名、拡大へ見直し 1名、手法の見直し 1名、現状継続 2名)
○2-6 住宅リフォーム等促進事業 建設業関連産業の活性化を図ることを目的に、住宅リフォームに対する補助事業 40,622千円
市の判断・・・・・・・・・手法の見直し
評価委員の判断・・・廃止(廃止 3名、手法の見直し 2名)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます