あごう ひろゆきの「集志貫徹」 ブログ

生まれ育った「大田市」をこよなく愛し、責任世代の一人として、先頭に立ちがんばっています。皆様との意見交換の場です。

「集志貫徹」

やっぱりおおだ!

最初の診療体制変更に係る説明会

2010年02月13日 11時44分41秒 | 想・有・独・言
本日、午前10時から久手まちづくりセンターで行なわれた「診療体制変更に係る説明会」に参加してきました。
市内7箇所で開催予定ですが、その一番最初の開催です。
誰よりも早く情報をアップできると思います。

行政側の出席者は、市長・病院長・病院事務部長・市民生活部長・市民生活部次長・消防部次長・
病院総務部次長・病院医療対策課長・病院医事課長と数名の職員。

まず、市長からこれまでの経緯説明を含めた挨拶があり(約10分)、
続いて市立病院長から4月からの診療体制の変更について説明がありました(約20分)。

市長の経緯説明は大方大田市HPにアップされている
平成22年度大田市立病院診療体制について(1月28日)という記者会見の内容と
ほほ同じでしたし、
平成22年度大田市立病院診療体制について(1月28日) - 島根県大田市

市立病院長の説明も同日開催された市議会全員協議会に提出された資料に基づいての
説明でした。
市議会全員協議会提出資料(1月28日)

べつに本日時点での目新しいことはありませんでした。

後半の1時間ほどは質疑応答の時間に費やされました。
10名ほどの方から切実なお願いを含めた質疑があました。

私も3番目に質問させていただきました。

質問内容
「全国的な医師不足はよく理解できるが、市立病院に関しては特有の原因があるのではないか。
この原因を明らかにして、対策を打つべきではないか。」という内容です。

市長答弁
「外科医内での連携が不足になり、ひいてはそれが整形外科との連携ができなくなた。
あなたが考えておられる固有の問題が何を指すのかわからないが、良い知恵があるのなら教えて欲しい」ということでした。
また、「医師から見て魅力ある市立病院でなくてはならない。それは医療報酬であったり、人間関係であったりする。
医療報酬等の改善を図ってきたがこういう事態に至った。」という答弁でした。

他の方の質疑の内容を要約すると
・出雲までの搬送で問題となるのは国道9号線の交通規制のことだ。
 高速道路の開通を望むのは時間がかかりすぎるので、県道・市道を整備し、迂回路の確保
 に努めるべきだ。
・この問題は市民全体の問題であり、私たち市民にできることは惜しげもなく協力したいと
 思うので、できる事は何でもいってほしい。
・確定のことばかり言うのではなく、まだ2ヶ月あるので最大の努力をすべきだ。
・大田市独自の奨学金を設けてはどうか。
・ドクターヘリや救急車の増車について聞きたい。
などがありました。

皆さん医療の崩壊が地域の崩壊につながる。しっかりと耳を傾け、命がけで市立病院の医療体制確保に望んで欲しいと切実な想いが現れていました。

まさにその通りだと思います。



診療体制変更に係る説明会

2010年02月12日 01時50分33秒 | 想・有・独・言
作成・更新:2010年2月8日付けで大田市ホームページに診療体制変更に係る説明会の日程がアップされました。
最初にこの件を耳にしたのが2月6日の有線放送でのお知らせでした。
聞き逃したところがあったので、早速大田市のHPを開きましたが情報掲載なし。
重要なことだけに、2日間のタイムラグは残念でなりません。

「外科及び整形外科の常勤医師が不在となることから、診療体制並びに救急医療体制を変更する予定です。このことについて、市内での説明会を開催します。」という内容です。
今の事実を説明し、今後の不安を払拭するために対応を説明することは最低限必要なことでしょう。

せっかく7箇所で開催される機会です。
「診療体制変更に係る説明会並びに意見交換会」とは銘打ってできないものでしょうか。
まさか説明だけして、はい、さようならということはないと思いますが、きちんとそういう気概で開催を望みたいと考えます。

闇雲にこの件に関して批判をする人ばかりでなく、ヒントになる提言をお持ちの方がたくさんいらっしゃると思います。
できること、できないこと、それぞれがあるかと思いますが、ひとつひとつに耳を傾け、それぞれに議論を経て判断すべきだと思います。

この件を憂い悲しみ切々と私に訴えるご老人がいらっしゃいます。
悲しいかな今の私の身では、ゆっくりと親身になって話を聞くしか術がありません。

現状に至った経緯をいつまでも批判しても前には進みません。
もちろんそれに至り努力できなかった関係者は責任を感じるべきですが。

しかしまず、進めるべきは解決方法を探ることです。

そのための最重要課題は、「その原因が何であったか」を明確にすることです。
このこと無くして解決策は絶対に見つかりません。
包み隠さず説明すべきです。

本当の説明会にするためには。

日々できること

2010年02月11日 22時08分47秒 | 想・有・独・言
今日は表千家同門会島根県支部の役員会が出雲文化伝承館で開催されました。
大田からお茶の先生など約20名を始め、県内各地から約80名が出席されました。

私は島根県青年部部長を努めている関係上、幹事補佐という役職を頂いていますので出席しました。
着物・袴姿で濃茶のお点前をして、他の役員の方をお迎えいたしました。

その濃茶席の床の様子です。



軸は松平不昧公の筆「万来」、花入れは像耳付の唐金古銅、
牡丹の花はわざわざ大根島の由志園から取り寄せたものです。


お点前をした、炉の付近です。



炉釜は大西浄清作の姥口釜(江戸初期)、水指は備前・伊部焼です。
いずれもお宝鑑定団に出品すればいい値段がつくものばかりです。



9日には長久保育園のミニコンサートにパーカッション(コンガ&タンバリン)で参加しました。



「雪」「北風小僧の寒太郎」「どんな色がすき」「勇気りんりん」「おもちゃのチャチャチャ」の5曲を演奏しました。



園児の皆さんは、とても楽しそうに一緒に歌ってくれました。

日々できることを全力で行なっています。

お互い責任を持った意見交換の場

2010年02月10日 23時35分11秒 | 想・有・独・言
ある記事をアップしようと思っていましたが、急遽この記事に変更しました。

ある現役議員さんのブログが話題になっているようです。
私はその発端と背景がどこにあるのか詳しくは存じません。

ブログ等の誰でも閲覧できるものは、それを管理している者が、すべてその責任において配信されるべきですし、当然そうされていることと思います。
それに対するコメントを投稿するのは投稿を許しているサイトである限り、自由であるべきでしょう。
もしそれを望まなければ、始めからコメントできないように制限するべきです。

しかしながら、ルールは当然あると思います。
一般市民を名指しで批判すべきではありませんし、反論の方法も持たないそういう人は反論の手段も考えてあげなくてはならないでしょう。

議員は公人です。名も無き一般市民とは違います。
名指しで批判されて当然の立場の人間です。
まったく無実のことに対して批判することは秩序に反することですが、事実に基づいて批判されるのは仕方無いことです。

実際、マスコミは議員の実名を堂々と挙げて意見を述べています。
議員を辞職して一般の人になるといつまでも批判はできなくなるでしょう。
だから、責任を取って辞職するのです。
当然書くほうもきちんと責任を負っています。
書いた本人だけではなく会社全体の責任も取らなくてはなりません。

議員はそういう様々な意見に対して、自分が正等と思うなら堂々と反論すべきです。
様々な形で反論の機会を作り、自分の意見を主張すべきです。
ブログなどのIT関連が苦手な方は、手書きのビラでも構わないでしょう。
それに対して世間がどう思うかはまた別の視点になることでしょう。
自分の正当性が認められるまでは最大限主張すべきです。
認められなければ辞めるまでです。
それはテレビを見たり、新聞を読んでいる全国民は当たり前だと思っています。

それが、大田市だけは認められないのでしょうか。
普通に考えれば判ることではないでしょうか。

私はヘッドタイトルにもあるように、このブログは自由な意見交換の場だと思っています。
私自身が名指しで批判されれば、真摯に受け止めたいと思いますし、正当な理由があれば反論も致します。
至らぬところは認めますし、そういう場合は皆様の知恵も十分にお借りしたいとも考えています。

記事を書くほうも、コメントを寄せるほうも責任を持った真の意見交換の場にしたいと思います。


給食費未納問題-影響と対処

2010年02月05日 22時44分03秒 | 想・有・独・言
「給食をいただく」という事は、教育の枠を超えて人間形成を行なう上で、非常に重要な要素です。
①好き嫌いを無くし、成長期のからだに必要なバランスのよい栄養素の摂取
②頂く「いのち」の尊さや、その食材を供給する人と作るひとへの感謝
③配膳・食事・かたづけを協同で行なうことによる人間関係の構築
最も重要な観点は以上の3つだと思います。

健全な食生活を実践することができる人間を育むために「食育」という考え方が明治時代からあり、2005年には「食育基本法」が制定されました。
食育基本法においては、食育を生きるための基本的な知識であり、知識の教育、道徳教育、体育教育の基礎となるべきもの、と位置づけられています。
また、「子どもたちに対する食育は、心身の成長及び人格の形成に大きな影響を及ぼし、生涯にわたって健全な心と身体を培い豊かな人間性をはぐくんでいく基礎となるものである。」と謳っています。

給食がなぜ提供されるのかということになると、昭和29年に施行された「学校給食法」第4条に「義務教育諸学校の設置者の任務として、当該義務教育諸学校において学校給食が実施されるように努めなければならない。」と明記されているからです。
その中で、給食の経費負担については、「給食の実施に必要な施設及び設備に要する経費、運営に要する経費は設置者の負担。前項に規定する経費以外の学校給食に要する経費(学校給食費)は、学校給食を受ける児童又は生徒の保護者が負担とする。」となっており、給食費を支払うことは法律で定められているのです。

給食費を払わない人は「義務教育だからタダで当然でしょ」とか「どうせ卒業したら時効になる」「給食を出してくれと頼んではいない」とかいう正当な理由無き「ゴネれば得」という考えの人で、ほぼ全員が払える経済力のある方です。

給食費の未納が増えると予定をしていた予算内で栄養バランスを考えた材料調達ができなくなり、一食あたりの品数や個数などが減ることになり、満足な昼食が取れない事態になります。
それが高じると給食費の値上げにもつながりかねません。
給食費を払っているすべての人に迷惑がかかるのは言うまでもありません。

私もPTA会長という立場ですので、口座振替から集金袋に変更する(もちろん本当に払えない家庭には配慮した上で)、などの方法を学校と相談しながらしっかりと提案したいと思います。
しかし、最終的には「どうせ払わなくても刑務所行くわけでもないし」という親がいる限り、法律違反(学校給食法のみならず、食い逃げは窃盗犯)という観点から、行政は強い手段に出るべきと考えます。
北海道の支笏湖近くにある「白老町」では町独自で「学校給食費滞納整理等事務処理要綱」という条例を策定し、最終的には法的手段を辞さない対処です。
http://www.town.shiraoi.hokkaido.jp/reiki_int/reiki_honbun/ag40008131.html