京都検定合格めざして!

京都検定受検を口実に、京都のあちこちにいきます。2級は合格しました。v(^^)v

今出川通りをぶらぶら その3 北野天満宮のもみじ苑

2015年11月16日 08時03分47秒 | 旅行
京都市考古資料館を出て、さらに西へ、北野天満宮へ向かいます 

ここは何度も来ていますが、今日のお目当ては「もみじ苑」の公開 

いや、もみじにはまだ早いことはわかっていますが、ここでお土居がみられるのです 


楼門を入って、左へいくと、もみじ苑です


     


「茶菓接待付」ですってよ 



坂を少し上ると、なんともう、お土居の上に立っていました

招善寺近くでは「見るだけ」のお土居だったので、感動 


本殿が一望できます


     



樹齢600年の大ケヤキ

幹回りが6メートルもあります 


     


説明によると「秀吉がお土居を築いた当時から成長を続けてきました。京の地より、天高く大宰府へ東風を吹かせ続けています。」とのこと。

う~ん、そういわれると、そうかあ、道真さんはさぞ心残りやったやろうなあ・・・と思ってしまう 

まあ、道真が亡くなったのは903年なので、このケヤキよりずっと前のことですけどね 


お土居から下りて見上げると、お土居の高さがよくわかります 


          




昔の工法が紹介されています


          

          


悪水抜きは、お土居の内側に雨水がたまらないように抜くための排水です



樹齢400年の三俣の紅葉

幹が3本に分かれた、もみじ苑のシンボルツリーです 


     



まだまだだろうと思っていた紅葉も、ぼちぼち始まっていました 






さて、「茶菓接待付」ですからね、お茶席へ 

何となく抹茶かなあと思ってたんですが、実際はポットのほうじ茶、セルフサービスでした(それで充分ですが)

アルバイトの大学生が大勢、てきぱきと働いていました



そこでしばらく座ってほっこりして、続いて同じく現在公開中の宝物殿へ


          




重要文化財が多数展示されています

特に、長谷川等伯の「昌俊弁慶相騎図絵馬」は大きな絵(これが絵馬なん?すごく大きいんやけど・・)がすぐそばで見られ、弁慶大迫力 

というか、大きすぎて、ちょっと遠ざかってみないと全容がわからない・・・




ここまで来て、本殿に行かないのもあれなんで、拝んできましたが

たぶん修学旅行の女子高生5人と彼女たちを案内しているタクシーの運転手さんがそろって鈴を鳴らし拝んでいたのが印象的でした

あまりにタイミングがそろってたんで 

京都へようこそ


   





この頃思うんですが、神社での拝礼の仕方、正しくされる方が増えましたよね?

以前は自己流の人が多かったですが・・・

かくいう私はいまだに自己流(つまり、適当)

だからと言ってご利益がないってこともないでしょう、たぶん 


今回の京都歩きはここでおしまい  市バスで出町柳まで出ました



この秋、もう一度紅葉狩りができるといいなあ 







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今出川通りをぶらぶら その2 京都市考古資料館

2015年11月15日 20時18分35秒 | 旅行
友達の個展をみたあと、今出川通りを西へ歩きます

堀川今出川ちょい西に、京都市考古資料館があります

ここ、ずっと前に来たことがあります

ずっと前・・・う~ん、いつだったか ・・・

でも開館が昭和54年なんで、そんなに大昔ではありませんね

覚えてるのは、無料なこと・たくさん展示物があったこと だけです 




入口はいったとこにあるおっきなもの、鴟尾(しび)です


     




鴟尾というのは瓦葺きのやねの大棟の両端につけられた飾りで、しゃちほこや鬼瓦の祖型です

この鴟尾は平安宮太政官跡から出土した、平安時代前期のものです

こんな大きなものが と平安時代の人たちも私と同じように驚いたんでしょうね



資料館では今、特別展示「都へのあこがれーひろがる京文化ー」が開催されており、京都市内の遺跡と各地の遺跡からでてきた遺物が陳列されていました

京都の文化が東北から九州まで、全国に広がっていた様子がよくわかります

今も各地に残る「小京都」は、その名残なんだそうです

そういう場所を巡ってみるのもおもしろいかもしれません

京都を歩いているよりは交通費がずっとかかりますが・・・

  それに私の場合、京都はひたすら歩く、あとはレンタサイクルか市バスだしな 

  超安上がり 


さて、資料館の2階、常設展です

いくつかのコーナーに分かれているんですが、そのうち特に印象に残ったものが2つ

1つは「オープン展示コーナー」


     




なんと、本物の考古遺物に触ってよいのです   

大型の甕とか、寺院の瓦、石器の材料であるサヌカイトなど

いくら ”どこを掘っても何か出てくる”京都とはいえ、太っ腹 

普通なら、ガラス越しにしか見られない・・・かもしれないものなのにね

サヌカイトはやっぱり予想した通り重かったです


もう1つは「時代別展示コーナー」


     



京都の地層をそのままはぎとり、この部分が先土器時代だとか、平安時代だとか、江戸時代だとかわかるようにしてあります

そしてその右に、それぞれの時代の考古資料が、展示されています

絵や写真で見るよりずっとインパクトあり 


実は私がこの二階にいる間、ほかのお客さんはいなかったのですが、学校から見学とかきたらさぞ賑やかなことでしょう

わかりやすくて、とっても勉強になるよ 


ここからまた西へ 

千本今出川の少し手前、嘉楽中学校のグラウンド横に、えらく大きな石碑がありました


     

「禁裏道場蹟」とあります

今出川を何度もバスで通ったのに、気が付かなかった・・・


なんだろう?と帰ってから調べてみると

道場と言っても剣道や柔道の道場ではなく、仏教の道場なんだそう 

  後土御門天皇(1442~1500)が伏見殿に仏閣を建て、天台・真言・律・禅の四宗兼学の道場となった

  で、秀吉の伏見城築営に伴い、ここに移された

ということ

たくさんの人がここで猛勉強したわけですね 



さて、もう少し歩きましょう








  




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今出川通りをぶらぶら その1 町家ギャラリー be京都 にて お友達の個展 

2015年11月15日 07時22分27秒 | 旅行
気が付くと前回のブログから3か月も経ってしまいました 

その間、京都には毎週来てます

合唱の練習のほかにも、たとえば岡崎動物園とか 

    いったい何年ぶりに来たんだろう

    この度新しくなった動物園、とってもきれいです 

    お客さんが多くて、ベビーカーが出払ってたのは痛かった(ちびちゃんを連れて行ったんで)


    ゴリラはガラス越しにすぐそばに見え、大迫力 

    小さなかわいい観覧車は以前とおんなじで、それもまたよかった 



そうそう、あまり楽しくない人間ドックにも行ったな 

    食べるものを考えて、運動するように、とのことでした 



さて、今日は友達が個展を開いているアートギャラリー be京都 へやってきました


     



ここは地下鉄今出川駅から北西へ徒歩5分

200年以上の歴史のある町家を改装したギャラリーです


1階では版画、2階でイラストが展示されています

(この個展は11月12日までなので、現在はもう終わってます)

正直、版画はよくわからないのですが、イラストがかわゆい 


          



一言でいうと「癒される」っていう感じ  クマの雰囲気が、作家さんに似ているように思います 

彼女の個展を拝見するのは2回目ですが、一人でこれだけの作品を作り、展示の準備をし、となるとたいへんなエネルギーが必要ですよね

彼女の才能とバイタリティーに脱帽

私も頑張らなくては という気にさせられました




ギャラリーのすぐ北は尼門跡寺院の光照院です


     



山門前にこんな石標が


     



ちょっと調べてみたのですが、このお寺さん、建立は1356年、そのあとえらい歴史があって・・・・よくわかりません 

石標にある「持明院」というのは南北朝時代の北朝の拠点だったところで、応仁の乱で焼失した光照院がその跡地に建てられたっていうことみたいです

興味のある方は、ぜひ自分でお調べください    って、丸投げだな 



ここから今出川通りに下りて西に歩いていきます

運動しなくてはね・・・・
コメント (2)
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