京都検定合格めざして!

京都検定受検を口実に、京都のあちこちにいきます。2級は合格しました。v(^^)v

旧三井家下鴨別邸

2023年01月06日 19時39分33秒 | 旅行

下鴨神社への初詣の後、その南にある旧三井家下鴨別邸を見学しました 

     

こちら、もともとは三井家11家の共有の別邸として建てられたもの

明治13年建築の主屋(写真の右側)と、大正14年建築の玄関棟(写真の左側)からなっています

主屋は木屋町三条上るから移築されました

昭和24年に国に譲渡され、屋敷構えが良好に保存されていることから、平成23年に重要文化財に指定されました

で、昭和26年から平成19年まで、京都家庭裁判所の所長宿舎として使用された・・・ということなんですが

こんな立派なお屋敷が宿舎って・・・どんな風に使われてたんやろか

まさか所長さんが家族と住んでいたのではないよね

お客さんが来たとき専用だよね

 

さて、明治初期に建てられた主屋ですが、写真のように3階は望楼になっています

2階と3階は、お正月は特別公開で、お茶とお菓子がいただけるようでしたが、すでに売り切れで上がれず

というわけで、1階だけの見学です

 

1階は8畳と6畳の座敷、および次の間です

     

ガラス入りの障子から、お庭が見えます

明治時代の波打っているガラスです

移築前はこの座敷が鴨川に面していて、遠く東山まで眺めることができたそうです

移築に伴い、建物の向きを変え、お庭を眺められるようにしたんだそう

たぶん、東向きから南向きに変えたんだな 

     

 

 

 

床の間の床柱は檳榔樹(びんろうじゅ)、お正月らしい生け花に、仏手柑(ぶっしゅかん)が飾られていました

     

     

     

 

次の間には(写真はありませんが)原在正筆 孔雀牡丹図の杉戸絵 があります

 

 

ふすまを閉じれば隠すことができる隠し水屋、座敷でのお茶会の際に使われたようです

     

坪庭もあります

      

    

     

 

 

浴室などは大正時代に増築されたものです

浴室の天井には花びら型の通気口があります

     

     

     

この、大正時代に建てられた部分は、私のおじいちゃんおばあちゃんの住んでいた御室の家を思い出させます 

もちろん、その家はもうとっくにありませんが、たぶん、大正時代に建った家ではなかったかな

私たちの孫も遠い将来「ああ、おじいちゃんおばあちゃんの家は、昭和の建築やったなあ~」と思い出してくれる、かも 

 

これで初詣は完了 

今回も写真は全部おとーさんでした 

ありがとう またよろしくね 

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下鴨神社へ初詣(その2)

2023年01月05日 21時11分35秒 | 旅行

下鴨神社初詣の後半です 

 

みたらし団子をあきらめたあと、下鴨神社の駐車場を通って南の方向へ

京都、大阪、滋賀の車がほとんどですが、三河、名古屋、岐阜などのナンバーも 

遠いところ、京都へようこそです

駐車場に入るために、かなりの数の車が並んで待っていました      

 

下鴨神社の境内にたくさんある摂社・末社にお参りしました

そのうちのいくつかを紹介します

賀茂斎院歴代斎王神霊社 です

     

 

     

810年から1221年までの35代の斎王が祀られています

2018年に再興されたので、ピカピカです

  今の時代、斎王といえば葵祭の斎王ですが、こちらは本物の(?)斎王です 

 

雑太社(さわたしゃ)です

球技の神様 神魂命 が祀られています

で、なーんとラグビーの聖地となっているのです 

    

 

    

明治43年、下鴨神社の馬場で日本初のラグビーの練習があったとか

ラグビーボールの形の賽銭箱です

     

 

 

ここはたぶん寄付をした人の名前が書いてあるのでしょう

     

私はラグビーのことは全く知らないのですが、この右端の二人の名前だけは知ってました 

日本代表のメンバーがサインしたユニフォームもありましたよ 

     

もちろん、絵馬もラグビーボールの形をしています

     

掛けられている絵馬に何が書かれているか見てみると、すべてラグビー関係

「花園で勝利!!」とかね

家内安全とか健康第一とか、そういうのは1枚も見当たりませんでした 

 

河合神社です

     

 

     

下鴨神社の摂社では一番有名でしょう

美人の神様です 

手鏡の形をした絵馬に顔がかかれていて、自分でお化粧して納めます  

     

     

ずら~~~っと並んでて、なかなかの迫力です

     

面白いし、若い女性にとても人気があるのがわかります

そうそう、方丈記「ゆく河の流れは絶えずして・・・・」で有名な鴨長明は、ここの禰宜の家系なんだそうです

 

御朱印をいただきました

     

     

     

ここまでくると、下鴨神社の境内もおしまい

この南に、一時話題になったマンションが参道両脇にあります

     

     

下鴨神社の土地を年8000万円で貸しているのだそうです

下鴨神社の式年遷宮にかかる費用(30億円とか)にあてるんだって・・・

3階建ての豪華なマンション、いくらするか知りませんが、洗濯物が干してあるでもなく、私たちは初め下鴨神社関係の建物かと思いました

 

このあと、この道沿いにある「旧三井家下鴨別邸」に行きます 

 

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下鴨神社へ初詣(その1)

2023年01月05日 19時26分06秒 | 旅行

この数年、初詣といえば石清水八幡宮か近所の神社だったのですが

今年は思い立って(というほどの遠さでもありませんが)おとーさんと下鴨神社へ

下鴨神社に行くのは、初めてではないです

いつだったかは覚えてないけど・・・少なくとも、ブログを書き始めた12年前よりはずーっと前やったなあ 

ということで、ほぼ初めての気分でお出かけです

 

   

 

京阪出町柳駅から、徒歩すぐ

下鴨神社、正式には「賀茂御祖神社」(かもみおやじんじゃ)といいます

世界文化遺産に指定されています

「崇神天皇7年(BC70年)瑞垣築造の記述がある」とのこと

どんだけ昔からあるねん 

 

車止めも鳥居です

    

 

     

 

住宅街を過ぎると、参道は「糺の森」(ただすのもり)を通り抜けます

樹齢600年の巨木もありますよ

ここでは古代祭祀の遺構が発見されています

 

   

 

参道にはたくさんの露店がでて、いかにも「初詣」っていう雰囲気です

りんごあめ、焼きそば、から揚げなどの定番のほかに

「あげもち」「ワカサギの天ぷら(琵琶湖産)」「ベーコンエッグのたい焼き」など

私たちが初めて見るものもあり、キョロキョロ 

 

本殿が近くなってくると、行列に並ばなくてはいけません

やっぱり「京都の初詣」 参拝客が多いです

 

   

 

   

 

しばらく並んで境内へ

まず本殿にお参り

   

 

そのあと、本殿前にある「干支の社」の自分の干支のところにお参り

 

   

 

   

おとーさんと私は生まれ年が違うから、別々に並びます   

私の斜め前に並んでた人が「あっ!」と言って、違う列に並びなおしていましたが

もしかして自分の干支を間違えてはった

 

こちら、境内にある御手洗池(みたらいいけ)

 

   

土用の丑の日には、みたらい祭りといって、足を浸して無病息災を祈ります

今は寒いからね、みんなが水に浸しているのは足ではなくて「水みくじ」です

そういえば、以前貴船神社で同じようなおみくじをひいたことがあったなあ・・・

 

御朱印をいただきました

     

 

     

さてさて

下鴨神社に行ったら必ず寄ろうと前から思っていたところ、みたらし団子やさんに行ってみました

下鴨神社から西の下鴨本通に出たところ

ところがこれが

この行列です

 

     

 

     

一瞬で諦めました

また今度、下鴨神社で何もやってないときに来よう

ちなみに、「みたらし団子」と「みたらい池」は偶然似ている、のではないのですが

その辺はまたみたらし団子を食べたときにブログに書きましょう

 

下鴨神社にはたくさんの摂社、末社があります

境内に戻り、また歩いてみます

 

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