京都検定合格めざして!

京都検定受検を口実に、京都のあちこちにいきます。2級は合格しました。v(^^)v

番外編 湖南(5) ミシガンクルーズ

2018年05月08日 19時53分46秒 | 旅行
今回の旅行最後のお楽しみは、ミシガンクルーズです 

ミシガンは琵琶湖観光船の名前

大津市とミシガン州ランシング市が姉妹都市であることから名づけられました

私たちは80分コースを、前もってネット予約しておきました

大津港を出港し、におの浜観光港、柳が崎湖畔公園港とまわり、そして大津港にもどってくるコースです


中はこんな感じ


     



船内にはレストランやカフェ、バーがあります

また、パーサーが観光案内やショーで盛り上げてくれて、楽しく過ごせるようになっています 



びわ湖大津プリンスホテルが見えます


     



ヨットがたくさん


     



近江富士や琵琶湖大橋も、そしてさっきまでいた三井寺もよく見えました





この船は外輪船で、後ろにパドルがついてます

これ、すぐ近くまで行って見ることができるんです


     


なかなかの迫力です 



で、これって船が止まるときは反対に回るんやろか?


って、おとーさんと話しながら見ていると、港に入るときにちゃんと反対に回りました

やったね!

と思ったけど、まあ、当たり前か 


あちこちの景色を見たりしているうちに、80分あっという間に過ぎてしまいました






こうして一日楽しく湖南を(一部でしたが)回ることができました 

ずっとガイド役をしてくれたおとーさん、ありがとう 

こんどは、湖北の方で、竹生島も行ってみたいな  







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番外編 湖南(4) 三井寺

2018年05月07日 21時50分21秒 | 旅行
京阪三井寺駅から歩いて十数分、三井寺に着きました


三井寺、というのは通称で、本来は園城寺(おんじょうじ)といいます

「園城寺」、は686年、大友与多王が「田園城邑」(田畑屋敷)を投げうって建立したことに由来していると伝わっています

また「三井寺」は、天智・天武・持統天皇の産湯に用いられた霊泉があり、「御井(みい)の寺」とよばれたことに由来します

いずれも、昔々のことですね・・・


新緑が美しいです 


     


これが金堂 国宝です


     



鐘楼です


     


三井寺の鐘は、平等院・神護寺と並んで日本三銘鐘にかぞえられる、荘厳な音色です

「日本の残したい音風景百選」にも選ばれています

で、この鐘が300円でつけるんだなあ 

もちろん、おとーさんはつきました 

とてもいい音だったよ 

日本百選に選ばれる程かどうかはわかんないけど


で、この奥が例の三天皇が産湯に使ったという井戸です


     

よく見えなかったけど、蛙の声はきこえたよ 

(蛙にとって絶対安全な場所だと思う)



弁慶の引き摺り鐘です


     


弁慶が三井寺から奪って比叡山まで引き摺りあげ、その後谷底に投げ捨てたという伝説があります 




こんなお知らせが貼ってありました


     


     



映画「るろうに剣心」のロケをしたとのこと

そのほかにも、いろんな映画のロケ地になっているようです

映画好きにはたまらないでしょうね 




三井寺の二か所で御朱印をいただきました


     


     




ここは石山寺と同じく境内がまるまるお山で、高いとこまで登ってきました


このあと浜大津港から観光船「ミシガン」に乗る予定 

というか、予約してあるので、急げ急げ 

ダダダダと山をおり、商店街を抜け、琵琶湖畔に着きました

そうそう、商店街ではこんなイベントしてましたよ


     





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番外編 湖南(3) ちはやふる電車で三井寺へ

2018年05月07日 21時23分25秒 | 旅行
石山寺、シジミ飯のあと、三井寺へ向かいます

徒歩10分くらいで京阪石山寺駅へ



ホームに入ってきたのは、漫画「ちはやふる」のラッピング電車 


     


     




滋賀のこのあたりが「ちはやふる」の舞台だから・・・のようです

全く予定していなかったので、びっくりです

これに乗るために遠くから来られる方もおられるでしょうし

ラッキーでした 



三井寺駅で電車を降り、三井寺まで歩きます 

途中、琵琶湖疏水の水路がありました


     


     


    

このまま流れていくと、京都の南禅寺のとこにでて(例の、サスペンスドラマによく出てくるとこ)、哲学の道に沿って北上し、鴨川に入るはず

そんでもって、この春から大津と蹴上のあいだを「琵琶湖疏水船」が行き来するようになったのです 

この写真を撮ったあたりが、ちょうど大津乗下船場です

乗ってみたいなあ・・・・(トンネルが多いらしいけど)

  この船は、春と秋、運航します

  大人4000円から8000円、時期によってちがいます

  下り55分、上り35分。なんでやろ



実は、今から20年以上前、おとーさんは仕事でこの水路を船で通ったことがあるとのこと

トンネルの中はこうもりや虫がいたらしい 

もちろん、今はそれらはきれいに駆除されていると思います 



さて、そろそろ三井寺に着きます





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番外編 湖南(2) 石山寺 

2018年05月07日 21時09分42秒 | 旅行
瀬田川洗堰からバスに乗って数分、石山寺です


     




石山寺は、747年、聖武天皇の勅願により開基されたと伝えられています

東大門は1190年、源頼朝の寄進により創建されました


     




本来はつつじの美しい季節なんですが、今年は早くも見ごろを過ぎてしまいました


     



これは大津市のキャラクタ―おおつ光ルくん



     

ちょっとプロフィールを調べてみたら、面白かった

光源氏の元服の年齢と同じ12歳

得意なことは、和歌を詠むことと、ローラースケート

   なんでローラースケートあっヒカルゲンジか・・・・(若い人にはわかんないかも 

好物はしじみ飯

   琵琶湖で採れるしじみの入ったご飯ね

2008年、源氏物語千年紀のイベントで誕生したそうです

ちょっとぷにぷにですが、かわいいね 





少し行くと、くぐり岩です

大理石のすきまをくぐると「体内くぐり状態」なんだそうです 











せっかくだからくぐってみましたが、ちょっと狭くて苦戦 

手前の池は天平時代のものです 




この急な階段を上がると、


     


巨大な岩 

なかなかの迫力です 


     


     

この石が「石山寺」の名の起こりです





これは硅灰石といって、石灰岩が地中から突出した花崗岩と接触して、その熱作用で変質したものです

褶曲がはっきりとわかり、地殻変動の力を感じます 

天然記念物に指定されています

上から見るとこんな感じ


     


     



境内には貴重な建造物がたくさんあります




      


御影堂


     


鐘楼


     



経蔵


     



多宝塔(国宝)


     



そして本堂(これも国宝)です


     



本堂では、御朱印をいただこうと思ったのですが、とてもたくさんの人が並んでおられ、しかも1列なのか2列なのか、どこが最後尾?

という状態だったので、今回はあきらめました

「次回」はあるかなあ 


本堂には、「源氏の間」があり、ここで紫式部が源氏物語を書いたと伝えられています 


     




と、並べてずらずらと書きましたが、この石山寺、境内がそのまま山で、階段やら坂道やら大変です 

私たちは一番上の豊浄殿で「紫式部展」も見たので、そこそこの山歩きとなりました



で、下りてくる途中にあった、この石は?


     


     



「天智天皇の石切り場」です

660年代、ここから切り出された石が、奈良の川原寺中金堂の礎石に使われています 

で、大津➡奈良って、どうやって運んだかというと

船に乗せて、瀬田川、淀川と下り、大和川を上ったんだそう 

ああ、お疲れさま・・・・


拝観を終え、名物「シジミ飯」をお昼ご飯にいただきました 

ほら、最初に出会った「おおつ光ルくん」の好物です

     



おいしかったですよ

ゆっくり休憩もでき、さあ、次は三井寺です



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番外編 湖南(1) 瀬田川洗堰

2018年05月07日 21時00分41秒 | 旅行
とても久しぶりにブログを書いています


ゴールデンウイークの一日、おとーさんといっしょに湖南をかけあしで回ってきました


まずは、JR石山駅からバスに乗り、瀬田川洗堰へ

琵琶湖には400以上の̠河川̠が流れ込みますが、 自然の出口はたった一か所

   瀬田川⇒宇治川⇒淀川⇒大阪湾 

その流量の調節をしているのがこの洗堰なのです

洗堰の上は普通に道路で、大事な機械がすぐそこにあります






また、ここから120m上流に、旧洗堰の遺構がみられます

南郷洗堰です







今は途中までしかありませんが、もともとはもちろん向こう岸までありました

明治36年に作られたもので、32の門(すきま)に4.2mの角材を出し入れして流量の調節をしました

全部閉じるのに2日、開くのに1日かかったんだそうです





なんでそんなにかかったんかなあと不思議に思ったんですが

明治時代は人力だったこと、そして角材はそのままでは沈まない・・・・

ほんまや・・・・

なので、角材一つ一つに重しをつけて落とし込んだんだそうです

大変やね・・・・



今の瀬田川洗堰は昭和36年にできたもので、電動で遠隔制御です(さっき見た機械ね)


さて、この南郷洗堰が見られるのは、水のめぐみ館「アクア琵琶」の敷地内です







「アクア琵琶」は琵琶湖や淀川の利水・治水・環境について体験学習できる施設で

滋賀県の小学生が社会見学に訪れることが多いそうです

そうだねえ、小学校では地元について詳しく学ぶものね

今回私がこの「アクア琵琶」で「ほお~~~ 」と感心したあれこれは、滋賀県の小学生にとっては「常識」ということになります


  ちなみに、私は小学生だったころ兵庫県に住んでいたため、兵庫県については多少知ってるよ


「アクア琵琶」内は、魚もいるし、模型や映像、クイズなど盛りだくさんで、しかも連休中で空いていたため、たっぷり楽しめました

私がとくに面白かったのは、顕微鏡

ちょっと濁った、なにかいそうな水が用意してあり(たぶん川の水かな)

自分でスライドガラスにその水を落とし、顕微鏡でのぞくのです

いろんなものが動いてたよ

ミジンコとか、名前はわかんないけどいろんなプランクトン

こういうのはワクワクします (ん?私だけ?)

もし社会見学の子供たちでいっぱいだったら、大人は触れないから、超ラッキーでした




実は、おとーさんは仕事の関係でここに何度もきたことがあり、今回ど素人の私にいろいろ詳しく展示の説明をしてくれました

おかげで、一人で見てるより、よく分かった、ような気がする



また、大雨の体験コーナーがあり、小さな男の子たちが挑戦していました







この機械(といっていいのかな)は、大阪の花博にあったものを移したそうで、当時小学生だったうちの子供たちが体験したのです

懐かしいなぁ


これは、ここでいただいた「堰カード」






「ダムカード」は知ってたけど、「堰カード」は初めてきいた

調べてみると、各地の堰カードがあり、ヤフオクにも出品されていて、これから人気が広がるかも、です


瀬田川洗堰をあとにし、バスに乗って次の目的地、石山寺に向かいます

途中、窓から見えたこれは?





関電の宇治発電所への取水口です



ここから発電所まで11キロ、水路の工事は明治41年(1908年)着工、難工事だったそうです

発電所は大正12年(1913年)運転開始

琵琶湖と宇治の高低差を利用した発電所です


宇治の発電所というと、天ケ瀬ダムとか、揚水発電の喜撰山とかが思い浮かぶのですが

こんなに離れたところから直接水を送って発電してたんですね

(滋賀の小学生には常識かもしれないけど)

昔の人は、大きな機械もないのに、ホントにすごいね 

























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