京都検定合格めざして!

京都検定受検を口実に、京都のあちこちにいきます。2級は合格しました。v(^^)v

寺町通り 再び

2010年03月29日 10時42分06秒 | 旅行
先日、玉ちゃんと一緒に寺町通りをあるきましたが、その時見逃したものが多く、もいちど行ってきました。
今度は一人。夕方だし、デジカメ  忘れたし、まともな写真は無理かも・・・

本能寺のちょっと南に矢田寺があります。
ここにあるのは、「送り鐘」
8月16日、死者の霊を迷わず冥土に送るためにつくんだって。
ちなみに「迎え鐘」は、六道珍皇寺にあります。
こんど行ってみよっと。

ここでは絵馬のかわりにかわいいお地蔵さんが並んでいます。
布でできてて、背中にお願いが書いてありました。


     
 

寺町二条には、井原西鶴の歌碑があります。


     

「通ひ路は二條寺町夕詠(ゆうながめ)」
井原西鶴大句数 に収められているそうです。

その交差点のはすむかいには、藤原定家の京極邸跡 の石碑もありました。
  

     


もう少し北に行くと、なんと御影石でできたピカピカの碁盤が

     


これは、本因坊駒札 といって、2009年1月にできた新しいもの。
でも歴史は古いよ~

昔、このあたりに「本因坊」という寂光寺の塔頭がありました。
ここに住んでた 日海(のちの本因坊算砂)は囲碁の強豪。信長、秀吉、家康に囲碁を教えたんだそうです。
で、ここが本因坊発祥の地 といわれるわけですねえ。なるほど。
碁石をもってきて、自由に対局していいそうな。通る人達の注目を集めそうですが 


丸太町近くまでくると どんとりっぱな鳥居があります。

     


下御霊神社です。839年、神々の鎮魂のため創建されました。
日が暮れて、だいぶ暗くなってきて、ほんまにひっそりっていう感じになってきたで~
急げ急げ

丸太町を渡り、御所の東側。同志社大学の創設者である新島襄の旧邸があります。

     


木造の洋風建築。四方にベランダがあるコロニアル様式です。
本当は無料公開されてるんやわ・・・
もっと早い時間に来ないとあかんね


ほんのちょっとの時間と距離ですが、いろんな時代のつまったスポットでした







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新京極

2010年03月23日 23時09分03秒 | 旅行
新京極といえば、修学旅行生でいっぱい、おみやげの店がならんでる、といったイメージですが。
実は、ひっそりとさりげなく(?)、しかし一歩踏み入れると別世界、というお寺さんがたくさんあるのです。

かくいう私もゆっくりのぞいたことはなかったのですが、今回はちょっときょろきょろしてみました。

誓願寺は京都有数の古寺。創建はなんと飛鳥時代とか 
ここは女人往生の寺、落語発祥の寺、芸道上達の寺として知られているんだそうです。

     


芸道上達を祈願して、この扇塚に扇を奉納するんだって。

絵馬の代わりに(?)、お願いを書いた扇がずらっとならんでます。

     


オペラ歌手になれますようにとか、バレリーナになれますようにとか 
うーん、なるほど、芸道といってもなかなかジャンルは広いね

その少し南には誠心院。初代の住職がなんと和泉式部なんやって
境内には歴史ある石像が多数ありますが、なんといってもここの入り口にある鈴成り輪。

     


これを一回まわすと、経典を一回読んだと同じだけの功得が得られることになるということで、私はくるくると厚かましく回してきましたよ

それって、他力本願っていうやつやな


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長楽館

2010年03月22日 22時49分11秒 | 旅行
今日のお昼は円山公園にある長楽館でパーティー 




長楽館は1909年に、明治の実業家 村井吉兵衛の京都別邸として建てられた洋館です。
外観はルネサンス様式で、1階は石貼り、2・3階はタイル貼り。
宿泊した伊藤博文が命名したとか。

今はレストランとホテルになってます。

いや~、一度ここに入ってみたかったんですよ。
前まで来て、外のメニューを見て、諦めたこと数回・・・
今日とうとうここで食事することができました

内部も建てられた当時のまま。
家具のほとんどが輸入なんだそうです。
そうそう、暖炉もありました。階段の手すりは木製で。
ああ、写真撮っとけばよかった 

お料理は美しく、おいしく、みんな大満足でした。

ちなみに、ホテルは1泊10万円らしいよ



円山公園では桜がぼちぼち咲いてます。




すでに観光客でいっぱい。
満開の頃には、ちょっと近づけないやろなあ・・・
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三条京阪あたり

2010年03月21日 21時51分41秒 | 旅行
京都の大学生が「今日の飲み会、土下座前集合!」とかいうと、どこだかわかります?
答えはここ。

     


三条大橋たもとにある、高山彦九郎像なんです。
1973年うまれの勤皇論者、のちの吉田松陰らに影響を与えた人です。
戦前の修身教育では、二宮尊徳や楠正成とならんでとりあげられた人なんだって。
すみません、そんな有名な方とは存じ上げませんでした 

ところで、この像は、実は土下座しているのではありません。
荒れ果てた御所を見て嘆き悲しんでいる「皇居望拝姿」なんです。
たしかに御所の方向をむいてはります。

「土下座」とはえらい違いやで。


次の写真は今日通りすがりにうつしたもの。 東山仁王門近くです。


     



1869年って明治2年やよ~
国が全国に小学校を設置したのは1972年やから、それよりも3年も前のこと。
京都では住民が資金を出し合って「番組小学校」を64校作りました。
番組というのは、行政区画のこと。
この新洞小学校もそのうちの一つで、もとは第33番組小学校。


そういう歴史ある小学校でも、今では統廃合で姿を消した、というか、博物館など他の役割を担っているものも少なくないようです・・・
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寺町通り

2010年03月14日 10時04分42秒 | 旅行
前回の続きです。


幾松でお昼をいただいた後、寺町通りにある革堂へ向かいます。
「かわどう」じゃなくて「こうどう」やとは知らんかったで・・・
ここ革堂行願寺は、西国三十三ヶ所のうち第十九番札所です。

おお~、まさに白い衣装の巡礼の方たちが・・・


     

このまま寺町通りを南下。いろんな有名なお店がありますよ。
お茶の一保堂、洋菓子の村上開新堂・・・
玉ちゃんが「なつかしいなあ」ということで開新堂でクッキーを買おうとしたら、なーんと予約しても5月だって
すごい人気やねえ 

ほかにもだいぶ以前からあるようなお店がいっぱい。
筆の店、古美術の店、ボタンの店、和菓子の店・・・
ひやかして歩くだけのつもりだったんですが、結局、布地の店で端切れを買っちゃいました。
西陣織の機もとから仕入れたとか

そう言われたら買わないとね 

御池までくると、あの有名な本能寺。
移転により、信長の時代とは場所が変わっています。
写真のように「能」の字の右半分はヒ2つではなく「去」のような字になってます。
何度も焼け落ちたため、ヒ(火)を避けるために字を変えたらしいですよ。


     


境内には、信長公のお墓と並んで、大きないちょうの木があります。

これは「火伏せのいちょう」とよばれています。
天明の大火の際、境内に人々が逃げ込んでくると、突然いちょうから水がふきだし救ってくれたという言い伝え。
京都市の指定保存樹です。



     


秋なら美しい黄色なんでしょうねえ~。また見にこようっと 
それにしても、まわりはビルに囲まれ、ちょっとかわいそうな気もするな。


本能寺には宝物館があり、本能寺に伝わる名品が多数展示されています。
「三足の蛙」という香炉は、名前の通り三本足。
本能寺の変の前夜に突然鳴いたんだって。それはそれは・・・

今日の最後は「池田屋騒動」の石碑。
旅籠「池田屋」には尊皇攘夷派の長州藩士が潜伏していましたが、そこへ新撰組が襲撃
これが蛤御門の変のきっかけとなりました。



     



たくさんの人が行きかう三条通り、なんだかねえ~、当時を想像するのは難しいわねえ~。

ということで、今回は玉ちゃんと二人旅。
あったかかったし、ついてくだけだし、お気楽遠足でした。
どうもありがとう  





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木屋町 

2010年03月12日 20時54分45秒 | 旅行
なーんと今日は玉ちゃんと一緒に歩きます。
玉ちゃんは、京都ならなんでもこいの人ですからね 
今日はくっついていくだけや~

玉ちゃんはこのところ石碑に興味があるとのこと。
高瀬川ぞいや河原町には、石碑や名所がたくさんあります。
今日は暖かいし、二人でそのあたりをふらふらと彷徨するにはちょうど良い気候です。

まず河原町通西側にある「坂本竜馬・中岡慎太郎 遭難之地」の石碑。

コンビニの前にあった
今まで何百回も(?)通ってたところやのに、きいつかへんかったわ
ま、そんなもんかもしれんけど・・・

      

続いて、土佐稲荷。わりと新しそうな坂本竜馬の像がありました。このところ人気爆発やからねえ。
そのすぐ近くには土佐藩邸跡碑。
このあたり、藩士が闊歩してたんだ


    

高瀬川は角倉了以、小説「高瀬舟」などで有名ですね。
南から順に、八之舟入、七之舟入・・・ と小さな石碑があり 一之舟入には高瀬舟がつないでありました。
江戸時代さながらに、いろいろ荷物も積んでありますよ。米俵や酒樽など。
私の好きな、時代劇みたいやな

          

さて続いて、今日玉ちゃんが一番行きたかった「酢屋」です。
お酢を売ってるんやないよ。木材商ですよ。
ここは、実は坂本竜馬が身を寄せ、海援隊の京都本部を置いたところです。

一階は木の食器や工芸品のお店、二階は「ギャラリー竜馬」
竜馬ゆかりの品々が紹介されていました。
よし、来週からはNHKの日曜夜8時を忘れずにみよう、と思いました・・・

     
     
     

さて、次に、豊臣秀次のお墓のある、瑞泉寺へ。
秀次は切腹。秀次の子・妻妾あわせて39人も殺されたとか。
小説にもでてきますが、なかなかむごいことですね・・・
梅が美しく咲いてるのが、救いかな。


          


おなかもすいたね。
桂小五郎と幾松が住んでいたところが、今は料理旅館「幾松」になってます。
ここでお昼ご飯。
玉ちゃんと一緒じゃないと絶対わからへんお店やなあ。
とってもきれいでおいしくて、お手ごろ価格でした。(ご馳走になって言うのもなんですが) 
     
昼からは寺町通りを行きます。が、続きはまた次回。


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京都駅

2010年03月01日 08時59分16秒 | 旅行
京都検定とは全く関係ありませんが。
今、JR京都駅の新幹線コンコースで、京都名流いけばな展が見られます。
京都の玄関口で、京都へのお客様を美しい花でお出迎え 

           



           

う~ん、今日も携帯の写真なので、うまく伝えられないけど、実物は当然もっとすばらしいですよ。
春らしい雰囲気いっぱいでした。

このあと新幹線に乗って、ピューッと東京まで行ってきました 
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