ようやく涼しくなりました
今回、おとーさんと一緒にお出かけしたところは、なんと南座!!
通学途中、四条通をへだてたバス停から、何度見てきたことでしょう・・・(ずっと前のことですけどね)
特に年末は歌舞伎の顔見世興行のまねきがあがり、でも、ああ今年もか、という感想しかなく
違う世界のような気がしていたんですが、
この年になるとやっぱり一度は行ってみたい
というか、一度は入ってみたい
で、さすがに歌舞伎は敷居が高くてね
私たちが見たのは、松竹新喜劇です
面白かったですよ!!またぜひ見にきたいと思いました
さて、南座ですが、その歴史はかなり古いです
江戸時代初期、四条河原で出雲阿国がかぶき踊りを披露しとことから、このあたりに芝居小屋ができ
文化文政期には南座と北座の2か所になりました
明治26年、南座だけになり、昭和4年に桃山波風造りの典雅な劇場が竣工
平成28年から30年にかけて耐震補強のため大規模改修工事
今、見られる内装などは、この平成30年に完成したものなので、ピッカピカです
これが3階からの様子
緞帳(赤地草花連紋)には、菊・杜若・小花・鴨川の飛沫など、京都の自然が描かれています
天井
階段の手すりの透かし模様
ロビーには上村松篁の描いた絵「花の中」
南座グッズの売店もあります
トイレには、なんと暖簾が
とまあ、いろいろふつうの「ホール」とは違う珍しさもあり、きょろきょろしてしまいました
そうそう、休憩時間には座席で食事をしてもよく(コロナでずっとできなかったようですが、最近やっと元通りに。ただし、黙食ね)
私たちは来る途中で買ってきたサンドイッチを食べましたが
お弁当を座席まで配達してもらっているかたもありました
南座の中で予約したのか、外のお店で予約したのかわかりませんが
セレブに見えるなあ
観劇が終わり、外に出ると大雨
なので、南座の外観の写真が撮れませんでした、残念
ただ、京阪電車で帰るには、全く濡れずに移動できるので超便利
阪急電車だと、絶対傘さして鴨川渡らないといけないものね
ちょっと得した気分で帰ってきました