京都検定合格めざして!

京都検定受検を口実に、京都のあちこちにいきます。2級は合格しました。v(^^)v

圓徳院

2013年10月11日 09時55分45秒 | 旅行
高台寺拝観の後、圓徳院です

圓徳院は、高台寺の塔頭で、ねねが58歳から亡くなるまでの19年間を過ごした地です


南庭です


     





圓徳院で最も有名なのは、この北庭です


        




伏見城の北政所化粧御殿の前庭を移したんだそうで、桃山時代の気質がつたえられています

見てください、この巨石群 

橋に使われている岩のぶ厚いこと 

こういうところが桃山時代の豪華さ、豪胆さなんだそうですよ 


いかにも秀吉が好きそうな雰囲気やな 

ここは紅葉も見事だそうですが、ま、時期外れだからゆっくり見ることができて満足




ご朱印をいただきました


     


さて、ここから南に少し歩きます

このあたりは「なんちゃって舞妓さん」(観光客が舞妓さんの格好して写真をとり、ちょっと散歩も)が多いところですが、やっぱりおられました 

本物やったら、地図見ながら歩いたりしないもんね 

楽しんで帰ってね 



もちろん修学旅行生もいっぱい

みんなおみやげをぶらさげてます  

「どこから来たの」とききたいけど、まだそこまでおばちゃんになりきれてないな 





「ねねの道」と「維新の道」が交差するあたり、竹内栖鳳邸跡です

今はレストランになっているようです


     



二年坂には、竹久夢二の寓居跡


     



さて、ここまで歩いてきたのはもう一つ目的地があったためで・・・

清水三年坂美術館でいま「絹糸で描いた刺繍絵画の世界」をやっているのを見にきたんですが・・・

なんかひっそりしてるし・・・


     



ありゃ~~、お休みや~~~ 

残念 

また来いということやね 


ということで、今日のお出かけはおしまい

一人で歩いてたんで飲まず食わず、休憩もなく歩きっぱなし 

でも、台風接近でちょっとは暑さもましだったし、雨は降らなかったし、歩くにはよい天候でした



これからいよいよ秋の観光シーズン到来 

どっか、すいてるところに紅葉を見に行きたいな~ 













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高台寺 その2

2013年10月09日 22時38分35秒 | 旅行
高台寺 その1 の続きです


開山堂から霊屋まで上がってきました

ここには秀吉とねねがお祀りされており、ふたりの木像が安置されています

ねねは亡くなった翌日、ここの地下2メートルのところに土葬されたので、まさしくお墓だということになります 

内部は豪華な蒔絵装飾されています(高台寺蒔絵)

亡くなってからもず~っとず~っと二人仲良く、しかもきらびやかな中にいるんやなあ・・・ 

歴史上でも、こういう夫婦ってあんまりないですよね

たぶん、ねねがよくできた奥さんだったからだと思うよ 



開山堂と霊屋を結ぶ臥龍楼を、霊屋側から見ると、こうなります

もちろん、古くなっているので、立ち入り禁止ですが 



     
     





ここからまた上ると傘亭、時雨亭という茶席です

ともに利休の意匠によるもので、伏見城から移建したもの

傘亭は、竹が放射状に組まれていて、カラカサのように見えるからそう呼ばれます


     


     




時雨亭は、珍しい二階建て茶屋です

入れないけど、たぶん素晴らしい眺望なのでしょう

「ねねの道」からはずいぶん上ってきましたからね


     



実は手元にある京都のガイドブックには、観光地の階段まで詳しく載ってるんですが

それによると、霊屋から傘亭までは「36段 急な階段・注意」と書かれています  

   ちなみに、三十三間堂や東寺には、階段がありません

   そら、あのへんは平らやしなあ 


ご朱印をいただきました 


    



では、次に、チケットがセットになってる圓徳院へ

高台寺のお向かいです

コメント (2)
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高台寺 その1

2013年10月09日 21時24分18秒 | 旅行
「高台寺掌美術館」で高台寺の名品を見たあと、高台寺へ

実は、高台寺はたぶん3回目かな

このブログを書き始める前だったし、あんまりよく覚えていません 

まあ、何回行ってもいいよね 


初めにちょっと急な石段があり、これを見て躊躇する人もいるかも

でも、実は中の拝観ではもっとたくさんのぼることになるんですが・・・  


     




入ってすぐのところにある、遺芳庵という茶席

高台寺を代表する茶席のひとつです


     




方丈の前庭は白砂に2つの盛り砂

真っ白やで  


     




開山堂前の庭園は、小堀遠州の作による池泉回遊式庭園で、国の史跡および名勝に指定されています

開山堂の西の偃月池(えんげつち)には、楼船廊(ろうせんろう)が架かり、その真ん中あたりに秀吉遺愛の観月台

伏見城の遺構で、重要文化財です


     


ねねが、亡き秀吉をしのびながらここで月を見てたんだそう 




東の臥龍池(がりょうち)には、霊屋(おたまや)まで続く臥龍廊と呼ばれる長い廊下が


     


     


こりゃ、漢字の勉強みたいやな
 
「書く」以前に「読む」ことが難しいよ 

まあ、字の通り、龍の姿をした廊下みたいなもんです 



近くから見た開山堂、これも伏見城の遺構です


     





中の写真は撮れないのですが、「最近仏像などの盗難が多いので、不審者を見かけたらすぐ知らせて」という貼り紙があり

山の中の御地蔵さんならいざ知らず、こんなところまで危ないのか・・・とびっくり 

悪いやつは何するか、わからんね 


さて、高台寺には重要な建造物がまだまだたくさんあります

次回に続きます





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高台寺「掌美術館」

2013年10月09日 09時35分19秒 | 旅行
今年の夏は暑かった 

というか、10月の今もまだ暑い 

そのため、ずっと気になりながら、ブログに書けるようなお出かけはできてませんでした

そこへ、台風接近 

なら、曇ってるし~、風も吹くし~、雨さえふらなきゃいいんじゃない

ということで、いつものように突然の思い付きで出発 

今回は、高台寺周辺です

高台寺は豊臣秀吉の正室ねねが、秀吉の菩提を弔うために建立したお寺で

高台寺の前の道は「ねねの道」とよばれています


     

紅葉にはまだ早いし、台風も来てるし、すいてます 



で、高台寺拝観の前に、まず、「高台寺掌美術館」へ

ここには高台寺の宝物が展示されており、ちょうど今、15周年記念「戦乱を生きた秀吉」展をやっているんです


チケットは高台寺とあわせて600円なんですが、それに圓徳院をプラスすると900円

別々に買うと1100円

当然、3か所分900円を払うと、なんとおみやげまで付いてきたよ 

東山三十六峰の手拭いです

とってもとってもお得感あり 


     


さて、掌美術館ですが、その名の通り、とても小規模なのですが、色々興味深い展示がありました

なかでも、「大隋求菩薩像」

高台寺の霊屋のご本尊です

ちっちゃなちっちゃな菩薩像ですが、秀吉が母から贈られ、合戦のとき身につけていたというもの

普段はこんなに近くで見ることなどできませんが、特別公開中 

また、秀吉が身辺に置いた馬印、蒔絵が美しい「獏蒔絵枕」や「陣中弁当」(もちろん弁当箱だけだよ、からっぽだよ)

後陽成天皇の宸翰「神号 豊国大明神」 などなど・・

貴重なものをゆっくり拝見できました 


さ、では高台寺へ向かいます

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