京都検定合格めざして!

京都検定受検を口実に、京都のあちこちにいきます。2級は合格しました。v(^^)v

大徳寺 瑞峯院

2015年03月21日 14時31分27秒 | 旅行
鉄鉢料理をご馳走になったあと、4人で大徳寺 瑞峯院へむかいます

ここは、室町時代、キリシタン大名として有名な大友宗麟が創建したお寺です


     



方丈の額は後奈良天皇の宸翰だそう


     






重森三玲によって造られた有名なお庭があります

方丈前の 独座庭

蓬莱山式庭園で、「独座大雄峰」という禅語から銘じられました


          




並んだ岩は、蓬莱山の山岳から半島であり

大海の絶え間ない荒波に洗われながら雄々と独座している

そういう、大自然の活動を現しているそうです



たしかに他の枯山水に比べて、砂紋がかなり高い・・・まさに荒波です 

特別な熊手(?)でないと、こうはできまい  





方丈裏の 閑眠庭

こちらは、「閑眠高臥して青山に対す」という禅語から

縦に4個、横に3個の石組が、実は十字架になっているんだそうです

中庭にあるキリシタン燈籠を背にしてみると、そう見える   ということで、そうやって撮った写真がこちら 


     




で、そのキリシタン燈籠がこれ 


     




さきほどの独座庭は厳しさがあり、こちらの閑眠庭は静けさがあります

・・・・なんだそうです(by パンフレット  )


ご朱印をいただきました


     




この瑞峯院の近くに、千体地蔵塚があります


          



実際は700体ぐらいだそうですが、これだけあると、なかなかの迫力です

室町時代から江戸時代にかけてのものらしいけど、大徳寺との関係はわからないとか

へえ~~~ 





またその近くにあった 平康頼の石塔


     



この人は、鹿ケ谷事件で俊寛と一緒に鬼界が島に流罪になった人です

で、この石塔と大徳寺の関係もわからないとか

え~~~ 


大徳寺の創建が1315年で、鹿ケ谷事件が1177年やからねえ・・・

まあ、わからなくて当然か 


今日の観光はこれでおしまい

このお出かけで、父と母はほとんどエスカレーターに乗らず、階段を使っていました 

二人の平均年齢は82歳(ブログ書いてる今日の時点では82.5歳)

いや~、すごいの一言です 


私もまだまだこの二人と「京都でお食事」ができそうです 









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お昼ご飯は鉄鉢料理 !(^^)!

2015年03月17日 13時00分37秒 | 旅行
玄琢下の招善寺から大徳寺まで、歩いて30分ぐらい

塔頭のひとつ、養徳院でもお墓参りです 

和尚さんの奥さんから30年前に亡くなった私の祖母のちょっといい話を聞き、なんとも懐かしい気持ちに 



私自身、死んでから30年後に子孫から、「あの人なあ、なんや好かんかったなあ・・・」と言われないように生きていきたいものだ 




さて、お昼になりました

ご飯ですよ 

今日は、大徳寺東にある泉仙で、鉄鉢(てっぱつ)料理をいただきます

   ここは以前来たことがあるんですが、もうずいぶん前のこと・・・


     


パンフレットによると、鉄鉢とは僧が食物を受けるために用いた鉄製のまるい鉢のことで

遠くインドに始まり、日本へは奈良時代に伝わり、托鉢の僧が用いたといわれています

で、泉仙ではこの鉄鉢をかたどった器に精進料理を盛り込んでいます



初めにわらびもちとお薄が運ばれてきましたが

おっと、写真を撮るの忘れてた・・・残念 


で、そのあと次々とお料理が運ばれてきます


          


          


          


     


     

どれも薄味で、だしがよくきいており、いかにも京都の上品なお料理でした 

また、温かいものは温かく、量もちょうどよく、大満足です 

毎度毎度のことですが、ごちそうさまでした 






ところで、このお店の人は食べたあとの器を下げないのです

なぜかというと


     




このように、きれいに重ねることができるからです 

初めての人にはなかなかインパクトがあるんやないかな

でも、重ねるためには、残さずきれいに食べないとね

     はい、私たち4人とも完食でした 




さて、このあと大徳寺に戻り、ちょこっと観光客になります















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お彼岸のお墓参りで・・・お土居発見

2015年03月16日 14時14分21秒 | 旅行
もう3月、寒い日や暖かい日が交互にやってきます

三寒四温とはよく言ったものですね 


3月13日、お彼岸にはちょっと早いけど、京都へお墓参りに行きました

一緒に行く人は、父母と妹

このブログでも、たびたび登場している組み合わせです

京大のレストランとか、七条のうなぎのわらじやとか 

(つまり今日もご馳走が  )


さて、まず玄琢下の招善寺へいくのですが、すぐ近くにこんなのあるの知らんかった


          




お土居です

秀吉が京の町をぐるっと囲んで作った土塁で、全長23キロ、高さ4メートル、厚さ20メートルもありました

今もこのようにその一部が残っています

知ってはいたんですが、実際に見たのは初めてで、その大きさにびっくり 

すごいエネルギーやね 




今年のお正月のテレビでは、タモリさんがここから入り、お土居の上を歩いてました

普段は、ここ、入れないです

確かに、ちょっと落ちそうで危ないです 

それに、父曰く、たくさんの人が歩いたら崩れてしまいそうだ 

そうだねえ~、こういうものは大事にしないとねえ~

というか、よくぞ残った 


招善寺でお墓参りを済ませ、こんどは徒歩で大徳寺に向かいます 



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