大きなかぶ農園の日々

じじとばばのゆるい暮らし

2月 始動

2022年01月31日 10時37分13秒 | 日記

早!!2月!! 
朝キンキンに冷えた空気が美味い。吸い込んで吐き切れば体内浄化だ。 
夜は札幌藻岩山スキー場の照明が正面で瞬く。 
長沼の隣町に建設中のボールパークの大きな屋根もイルミネーションで  
その姿を(ここだよ、ここ、ここ♪♪)と教えてくれる。 
2023年のボールパーク開業に合わせて、長沼の道の駅周辺もにわかに変化し始めている。 
千歳空港にノンストップで20分の自動車道が数年前に道の駅のすぐそばにつながり、横に3階建てのホテルが出来た。 
長沼温泉以外には宿泊施設が無かった町だからこれは事件だ。 
さらに道の駅マオイの丘公園もリニューアル工事が近々始まるらしい。 
去年から経営が一新しどんな空間が誕生するのか今から楽しみだ。 
何かが一つ動くことで次々に連鎖し活気づき、明日が創造される。 
暗いニュースの世界に閉じ込もれば、限りなく暗い未来に行くことができるが。。。選択は各々の自由だ。 

真冬なのに毎朝生野菜がバリバリ食べたくなる。。。            札幌大通公園の老木。


こんな人がいた。

2022年01月24日 09時42分51秒 | 日記

大荒れの一週間が過ぎたら毎日晴天。 
真っ白な世界に太陽が降り注ぐとその美しさにうっとりする。 
今年は家の前の町道を除雪する業者が変わった。 
雪が降る前に大きな機械で数人の男の人が来て 
除雪の邪魔になるからと道沿いの木の枝をガンガン払っていった。 
(乱暴だな。。。)と胸がドキドキした。 
そうでなくても毎年毎回除雪車が通った後は、入り口に固い雪の塊が壁のように積まれているのでそれをスコップで 
崩して車が出入りできるようにするのは一仕事だった。最近は田んぼで使っていたトラクターで夫がガガガーっと押して 
妻のやることはなくなったものの、町の除雪業者に対してはなんとなく悲しい気持ちが残ってしまうのだ。 
ところが、今年の除雪車は毎回家の前で何度も何度も切り返して入り口に雪の塊を残さないようにしてくれる。 
道の横にある駐車スペースまで除雪してくれる。 
先週ちょうど除雪車が家の前に向かってきたところに出くわした。感謝を込めてせめて笑顔で挨拶しよう。。。と待っていると 
家の前で止まり運転席からおじさんが降りてきて「入り口をもっと拡げた方がいいかい?」と聞いてくれた。 
そして入り口を目一杯拡げてからニコニコとまた町道の雪を大きな除雪機で押していった。 
なんてことだ。この町にこんな人がいた。こんな風に仕事をしていたら楽しくって仕方が無いんだろうな、、顔に書いてあった。 


2022 新年

2022年01月17日 06時41分16秒 | 日記

樽前山(左)望む

新年明けました、今年もどうぞよろしくお願いたします 
地区で毎年必ず行われてきた年末年始の忘年会新年会は 無し。

更に大晦日の夜に氏神様にぞろぞろ集まり、 たき火の前で一杯飲みながら談笑し初詣をする、も無し。 
毎年遠く離れている子どもたちが孫を連れて帰省し、 大晦日の夜に一家総出で氏神様をお参りする。

「あ、○○ちゃんかい!大きくなって」と生れた時から知っている 隣近所の父さん母さんたちと氏神様の前で和気藹々、

これから新年を迎えるにふさわしい神聖な儀式のようだった。 
だが、ことごとく集まりは無くなった。 
大晦日の夕方、長沼温泉に行く途中氏神様にお参りする。扉のカギが開いていて奥にほのかな灯りがともっていた。 
 

配達を2週間休んだら退屈だろうな。。と思いきや、やることはいくらでもあった。 
ここ数年、中々取り掛かれなかった玄関前に冬は雪よけ、夏は雨よけのハウス建設工事を11月末に着工し、 
数日で完成したのを皮切りに、やっと重い腰が上がりいよいよD型ハウスの中の20年使い続けてガタガタの扉を 
新しくしようとなる。材料は買ってあるが少しもその気が起こってこず、ホッタラカシだった。 
北側の納戸の壁から屋根の雪が溶け出すとポタポタ漏れて来るのもホッタラカシにしていた。 
今年は更にそれがつららになって自己主張を始めたので決心が付く。アルミの断熱材で北側の天井を覆うと解決。 
それでようやく動く流れの水口が切れ、夫が一気に扉を作って取り付け完成。5年待って1日で終わる。 
ビニールハウスは本当に有り難いが除雪を怠ればたちまち倒壊する危険があり、管理に気を遣う。 
夜中から降り始めたりすれば翌朝落とさ無ければならないという緊張感がいつもある。 
今年はその緊張感がストレスとなる事を実感し、いつかやってみようと思っていた”あの方法”を試みる。 
ハウスの中でブリキの一斗缶の底に灰を敷き、その中で燃えやすい薪を数本燃やすだけ。 
1-2分であっという間にザザザーときれいさっぱり雪が落ちる。(凄い) 
10年以上前にテレビで農家の奥さんがやっていた方法。なんで今までやろうとしなかったのだろう。。。。 
若いときは体力があり、あの道具この道具を使って、何時間も掛けて雪を落とせば身体ぽかぽか自家発電にもなり、 
道具の使い方を極めたい欲求もあったりした。若いってエネルギーを使うために動かずにはいられないのだ。。。 
だがヨボヨボするのも悪くない。何が起きようが一休さんのように知恵が湧き出る。笑いが止まらず。 

虎気取りの猫