家の前の山桜が咲いた。 摘んで塩漬けにする。 一年中桜茶を楽しめる。
強風吹き荒れる土曜日。先々週は雹ヒョウが降った。遠くの山がまた白くなった。
二階の窓から外を見ると コブシの白い花が5個咲いた。
こんなに寒くても咲くんだな・・・積算温度で咲くんだったか・・凄いな植物センサー
キジも鳴き始めた。
畑隊のメンバーが集まって未来予想図を描く。
Yちゃんは夢の構想を絵に描いてきた。
畑の構想はもちろん「おお!」って思ったが それを絵にして誰でも分るように表現するYちゃんの能力に目を見張った。
「ねえ、この絵はどこで勉強したの!?」 3年も付き合っていて初めて知った・・
「自己流。小さい時から絵を描いていて、職業にしようと思ったときがあったけれどあきらめたの」 そうかあ
そういえば暮れに田んぼの稲わらで作ったという「龍」をもらって驚かされたが、先週は山で集めた植物で作った人形たちを見せてくれた。手先も器用だが、きゃしゃで弱々しい見かけとは別にホノルルマラソン完走も果たしているのだった。
「もうダメって思うんだけど沿道の声援が力になって完走できた」と言う。潜在能力全開。
龍の手は水晶玉を握っている
植物だけの材料で作った
Mちゃんはとにかく何にでも詳しい。単なる知識でなく、実体験に基づいた本質的なノウハウとそれを行動で顕す力がある。
子供時代、テレビの中で一休さんが虹の橋を渡る場面に憧れて、風の強い日にお父さんの傘を持って飛んだ。
それは本当に成功してしまった。本当に空中に舞い上がった。家から川の上の崖まで本当に飛んでしまった。
あっという間のことだったが滞空時間は20秒くらいじゃないかな・・・・と言った。
そのあとお母さんの傘とじぶんの傘で飛んだら失敗だった。
しかし、その発想力と行動力の両輪が大人になっても機能している。
ひとしきり女性陣は一層パワフルに夢を語り、パートナーの男性陣はその願いを叶えるべく具体的な合いの手を入れている。
その様子を横で感じながら未来の畑の様子などにじぶんの夢を重ね、栗畑で栗拾い、銀杏並木で思索にふける、、、
水辺に植えた菖蒲で菖蒲湯だ、、、などなどと思っていたが、だんだんそんなことはどうでも良くなった来た。
2001年8月にこの場所に来て、何も育たない荒れた農地を【潜在能力開発農場】と名付け、
畑も自分たちも腐らず発酵しつづける生命体としての自覚を見失わないように注意深く生きてきた。
そうだそうだ、そうだった、、、、この場所は【潜在能力開発農場】だった。
この場所に集う一人一人の能力が存分に開花し、各々の命が愛と歓びに包まれる。
土も微生物も草や木も、山も川も共振共鳴し大きな愛のエネルギーが天に地に満ちていく、、、、、
その空間にたたずみ、朝陽を浴び、夕陽を見送り、日々の一瞬一瞬を味わい尽くす。
今年はなぜか筍が無性に食べたくて 先週スーパーで九州の今年のものらしき水煮の真空パックを見付けて筍ご飯に挑戦。
油揚げ・人参・干し椎茸と炊いた筍を炊き上がったご飯に混ぜただけ。山椒の葉がまだ出ないので実の佃煮をパラパラして食べた。旨し!
が、真空パックのものは程よくアクが抜けていてなんだか物足りず。。。
4/16夕方千歳のイオンで鹿児島の生筍1本売り見付けた! 半分に割りゴワゴワの皮を剥いて鍋の大きさに合わせ、糠をたっぷり入れて水からゆでた。
沸騰したら火を弱めて10分くらい煮て火を止めそのまま放置。30分くらい経ち、食べたくて待ちきれず皮を剥きオイルを少し引いたフライパンで焼いて食べた。
水煮の真空パックよりはるかにパンチがあり(もっと丁寧にアクを抜けばパンチは減少)身体はケラケラ喜んだ。
じぶんの毒(アク)を筍のアクが包んで踊って踊ってからだの中はミュージカルのようだった。
朝、まだ筍が食べたくて同じくフライパンで焼き付け醤油をしゃらっとまわし米粉のクレープにサラダと巻いて食べた。
※筍のアク(エグミ)は強いので処理の仕方は丁寧な動画などを参考にして、ひわのような雑な方法はお控えくださいね。
この辺りで練習中
”ホ、ホ、キュチョ♪” ”ほ、ほ、ほ、ケチュツ♪”
あ、うぐいす。。。。まだヘタクソだな、プププッツ(大笑い)
いつもの年なら森の奥で充分に練習を積んでから出てくるのに
今年はすぐ近くで朝から練習練習練習。
『ホーーーーホケキョ』と美しく鳴けるまでには練習しかない。
しかし、、なんで”ホーホケキョーと鳴かなければならないのか・・・・
毎年毎年この時期ウグイスの並々ならぬ発声練習を端で聞いている他種族からみると不思議だ。。
ふと、生れて初めてうぐいすのこと知りたくなり調べてみたくなった。
ふむふむ、、、、基本の鳴き方は3種類もあるのか。。主にオスが発する。
「ケキョケキョケキョ」と鳴くときは侵入者への威嚇の合図。 なるほど、
秋から冬になると「チャチャチャ」と独特の鳴き声(地声)になる。へーーーーーー知らなかった。
「ホーホケキョー」も縄張りにライバルが迫ってきた時は低音で鳴く。
”もう大丈夫、安全です”とメスに伝える場合は高音で鳴くのだそうだ。
どこの種族のオスもメスの幸福に資することこそが己の幸福とDNAに組み込まれている。
何よりも意中のメスに振り向いてもらう為には、より一層高く響き渡る美しい声で鳴かんと己を鼓舞。
その為に春先は朝から晩まで練習を続けるうぐいすのオス。先祖代々命がけの練習を笑ったりして悪かったな。
この星には黙って座ってメシを待つオスにせっせとメシを運ぶメスも居るが、この種の絶滅危うし。稀に存続か。
庭の水仙咲き始めた 山にはこぶし
畑もすっかり雪解け 枯れて美しガクアジサイ