大きなかぶ農園の日々

じじとばばのゆるい暮らし

ハエは外

2024年08月26日 17時06分02秒 | 日記

 

♡梅干し・らきょう・生姜の酢漬・糠漬・甘酒で今年も暑い夏を乗り越えた。

朝晩ぐっと冷えてきた。
しかし週末の日中はムシムシじとじと不快指数マックス。
インドネシアの旅を終えて長沼に戻ってきたA君が 「ここはインドネシアですね~~」とニコニコしている。 
「どこがインドネシア?」と突っ込めば「ハエだらけ」と言った。 
茹でたトウキビやおかずににハエが一斉に寄ってくるので 
紙を被したり、各々がハエ叩き片手に牽制。実際ハエ叩きを振りかざすだけでも効果はある。
インドネシアの人はどうやってハエと折り合いつけているのかといえば風を送って追い払うと言った。
早速扇風機で食卓テーブルに向けて風を送る。たいして変わらない・・・・。
大きなかぶのハエ対策としては昔ながらのハエ取りリボンを天井からつるし、北見のハッカ液を
身体やテーブルにスプレーする。ひとしきり効力を発揮するが揮発力の低下でまた寄ってくる。
ふと思いついて七夕の短冊状に切った紙の裏表に「ハエは外」と書きあちこちに吊した。
なんとまったくテーブルに寄って来ず「おお!」と皆で感嘆したが、、2日で元に戻る。
オフダも毎日新鮮な「念」を込めないとダメだね。
コピー用紙に朱の筆で「ハエは外」と大きく記して台所の床と食卓テーブルに置いてみる。いい!

ネ、テーブルに一匹も居ない!

コメント

2024 夏の夕暮れ

2024年08月20日 09時36分14秒 | 日記

家から隣町恵庭の花火が見えた

クロ元気になった

コメント

”これでいいのだ”

2024年08月20日 08時39分51秒 | 日記

朝晩一気に涼しくなる。
蝉がよろよろと歩いて夫の手に乗ってきた。 
生れたばかりなのか?飛ぼうとしない。 

                      

夜珍しくスズメバチが3-4匹家の中を飛び回っている。
ドアを開けていたから入ってきた。

電気の光に群がっている。 
部屋の照明を消し外を明るくして誘導を試みる。 
なかなか出ていかず、よもぎの葉をもうもうといぶして煙で追い出し作戦。
出て行った。うっかりすると遊びに来る。呼んでないのに。

今年は何処に巣を作っているのか?

暑さが続くとき、草を刈らない。
草が土や作物を日照りから守り、朝露夜露の水をくれる。
雨が続くときにも草は刈らない。
草たちが根から水を吸い上げ作物を根腐れから守る。
この事は”僕らはみんな生きている”を実感する。
”生きているから嬉しいんだ”を実感する。
そうして、天候もちょっと落ち着いたので畑に行ってみるとギャギャギャーー!!の草だらけ。
しかし、(これでいいのだ・・)バカボンのパパ境地。心の底から笑いがこみ上げてきた。

小豆畑にカマキリがいた

コメント

頭爆発、30年ぶり。

2024年08月12日 06時22分24秒 | 日記

 

                            ⛄涼しい、、、涼しい、、、、、

暑い、、、、、暑~~~~い、、、、、、、、
暑いとダメ。何もしたくない。。。。 
家の中でゴロゴロ、だらだら、、 
が、落ち着かず、
タオルを1/4に切って縁をほつれないように綿の糸で編んで
台ふきん作り。真っ昼間ゴロゴロする罪悪感を中和。 
クロも暑くて元気がない。寝そべってだらりとしている。 
「腹が冷たいな、、」夫がクロの腹をヨモギ湿布で温めはじめた。動かず気持ちよさそうだ。
いつもは敵対しているランボーがクロの周りをそわそわと歩いているがクロは反応せず。
夫を独り占めしているクロにじっと視線を向けて何を思っているのかマル。
四者の様子をそのまた外側からじっと観察する。
クロはしばらくすると頭を上げてよたよた歩き始めた。
そろそろ13歳?グーグルに聞いたらニンゲン年齢68歳って。同い年だ!クロいつの間にかお爺さん?

今年の春先、ふと入ったカフェで入り口に置いてあった雑誌を持って席に座りパラパラめくる。
年配の素敵な女性の横顔の写真が目に飛び込んできた。
「あ!!この髪型にしたい!!」と衝動が来て、すぐにサチコサンにその写真を送る。
「サチコサンこの髪型にしたいの。いつ予約できる?」
「ひわさん、これパーマだよ。いいの?」
「いいのいいのパーマかける!!」
いままでずっとカットのみ。シャンプーも使わずお湯洗いのみ。仕上げの良い匂いのなんとかも無し。
つい今し方までパーマをかける予定も、あこがれも、一切無かったのに瞬時に何かがひっくり返った。


「まだちょっと長さが足りないからこんな感じかな」
「いい!いい!ステキ!かわいい!!」30年ぶりのパーマ!さっきまでの髪型はもう思い出せない。
で、数日は何となく注意していたけれど、夜温泉で髪洗って乾かさずに寝て起きるとびっくり!
頭が爆発している。オザワセイジか?ベートーベンか?はたまたイシカワゴエモンか?
だがしかし、その髪型が無条件に気に入って楽しくって嬉しくって笑いが止まらない。
どうした?一体何がどうなった?
もちろんあの写真の素敵な女性とはほど遠い。彼女は日本人でフランス在住の有名な人のようだった。
身の程知らずと思われようが、彼女のステキさに触れなければこの自分には出会えていない。

いつもならそのカフェには行かない。コーヒー飲みながら雑誌を見ることも全く無い。

コメント

左手のフルーティスト

2024年08月06日 08時10分09秒 | 書籍紹介

  

〈左手のフルーティスト〉音楽之友社 1800円+税 

 

10年以上も昔、畠中さんのフルートを初めて聴いた。

アヴェマリアの音色が思いがけず心臓から入って全身にさざ波のように広がっていく。そして幸福に包まれた。

(なんだこれは?!)その時の驚き衝撃。

その日から色々な音が気になり出し、コンサートでバイオリン、ピアノ、人の声、テレビの中の音などなど手当たり次第音に耳を澄ませてみると

はっきりと心臓から入ってくる音と頭から入ってくる音に分かれた。

その時の自分の身体と共振共鳴する音が心臓から入ってくるのではないか、、、と思っている。

「ハートを射抜く」という言葉があるがこれなのか?

色々な音を聴いて他の人の身体はどう反応するのだろうかという興味がある。

 

2年ほど前、偶然にラジオで知った。

畠中さんが2011年5月に脳出血で右半身麻痺となり、懸命なリハビリを経て復活し、音楽活動を初めたこと。

そして今年の4月、「畠中さんの本が出たのよ」とみちこさんがこの著書を持って大きなかぶに来た。

みちこさんは近所に住み、木製フルートを制作する山田ピッコロ工房の奥さんだ。フルートを吹く畠中さんを中学生の頃から知っている。

ご主人の山田和幸さんが畠中さんの依頼をうけ左手ですべての音を出せる世界でひとつの特別なフルートを完成させた。

このフルートを相棒として精力的に活動を始めた畠中さん。

2012年2月に脳挫傷で前頭葉を失って復活した息子とも重なり、心の底から愛おしくてならない。

ましてや、奥さんのさおりさん、ご両親、山田さん夫妻、親しく関わってきた大勢の人たちも同じ思いであろう。

 

その彼が長沼に仲間とともに活動拠点を構えることが決まった。

大きなかぶのD型倉庫に小さな音楽ホールを作り皆が集って音楽を楽しむことができる。

同じ空間で採れたての芋をかまどで茹でてたべたり、トマトやきゅうりにかぶりついたり、畑の作業を楽しんだりする。

彼らの夢(心の栄養・音楽や芸術)と大きなかぶの夢(からだの栄養・農業)が今翼を持って羽ばたき始めた。

 

 

 

 

 

 

コメント